2018年1月24日 

■スズキGSX-R1000のリコール(平成30年1月23日届出)

 対象車両は型式2BL-DM11G(通称名:GSX-R1000)の車台番号DM11G-100014~DM11G-100301(製作期間:平成 29 年 7 月 4 日~平成 29 年 10 月 12 日)の287台、計1型式、計1車種、計287台。

 不具合の部位(部品名)は「動力伝達装置(ドライブチェーン)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「エンジン制御コンピュータのプログラムが不適切なため、1 速から 2 速への変速時にギアが 2 速に入らずニュートラルになった時に、スロットルを開けるとエンジンが空ぶかし状態となり、その状態でクラッチを切らずに 2 速に入れ直すと、動力伝達装置に過大な力がかかる。そのため、ドライブチェーンが異常に伸び、最悪の場合、外れるもしくは切れて走行不能となるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、エンジン制御コンピュータを、過回転防止制御を追加した対策品と交換する。また、ドライブチェーンの異常伸びの有無を点検し、異常伸びが認められた場合は、ドライブチェーン、エンジンスプロケット、リヤスプロケットを新品に交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第、再度入庫の通知をする」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253