Ninja 400 669,840円/716,040円(2月1日発売)
★カワサキ Ninja 400 車両解説
Ninja 400がフルモデルチェンジで2018年モデルに
2010年8月に発売開始されたカワサキの新ミドル・スポーツ、Ninja 400はスズキのグラディウスなどとともに我が国の「ヨンヒャク」クラスを再び盛り上げるべく、カワサキが放った戦略マシンだった。250クラスのフルカウルスポーツを見事復権させたNinja 250ほどには圧倒的な支持を得ることは出来なかったが、中型クラスの定番マシンとしての地位を着々と築き上げてきている。
基本的には、一足早く海外向けの2006年モデルとして発売されたER-6nとNinja 650R(ER-6F)の関係と同様で、フルカウルバージョンのNinja 400RとノンカウルバージョンのER-4nをラインナップし、多くのユーザー層をカバーする計画だった。翌2011年9月には、初のイヤーモデルとなる2012年モデルを発売。といってもカラー&グラフィックの変更のみで、価格、諸元に変更は無し。そして2012年10月にもカラー&グラフィック変更のみで2013年モデルへと発展。
そして3年目、2013年12月にフルモデルチェンジが行われ2代目となった。ただ新型となったのはカウルスポーツ版のNinja 400のみで(またNinja 250と同様、車名から“R”の文字が外された)、ノンカウル・バージョンのER-4nは継続販売とされた。
デザインは初代のNinja 400Rのコンセプトを忠実に引き継いでおり、大型の二眼ヘッドライトを装備するフルカウルからテールにかけて“Ninja”一族のアグレッシブなイメージも守りながら、右サイドにオフセットされたモノサスをアクセントとして押し出すなど、旧モデルからの個性的なデザインのDNAを発展させている。2015年2月に発売された2015年モデルは、カラー&グラフィックの変更のみで、メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラックという黒系と、パールスターダストホワイト×メタリックフラットスパークブラックの白系、2色のラインナップとなった。またそれまで通りライムグリーン系のカラーリングを纏ったSpecial Editionも別途ラインナップしている。2015年12月に発売された2016年モデルも、カラー&グラフィックの変更のみで、メタリックカーボングレー(GRY)の1色の設定となった。Special Editionも同時に2016年モデルとなっている。2016年10月にされた2017年モデルでも基本構成メカニズムに変更は無く、カラー&グラフィックの変更のみだが、メタリックグラファイトグレー×メタリックスパークブラック(GY1)とキャンディバーントオレンジ×メタリックスパークブラック(OG1)2色の設定となっていた。
今回、弟分のNinja 250と同時デビューした3代目Ninja 400は、従来の650㏄と共通の車体をベースにした安定志向の“ツーリングモデル”とは対極の“FUN TO RIDE”マシンとして生まれ変わった。Ninja 250と共通ベースの軽量級車体に、398㏄へと排気量を拡大した高出力エンジンを搭載したクラス最高レベルのハイパワー、ライトウェイトマシンに変身だ。
★KAWASAKI ニュースリリースより (2017年12月25日)
2018年モデル Ninja 400 新発売のご案内
- モデル情報
- 車名(通称名) Ninja 400
- モデルイヤー 2018
- マーケットコード EX400GJF/EX400GJFB
- 型式 2BL-EX400G
- 発売予定日 2018年2月1日
- 型式指定・認定番号 18750
- メーカー希望小売価格 699,840円/716,040円
- (本体価格648,000円、消費税51,840円)/(本体価格663,000円、消費税53,040円)
- カラー(カラーコード) メタリックスパークブラック(BK2) キャンディバーントオレンジ×メタリックマグネティックグレー(OG1)
- 当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
- 価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
- ※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand) Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両です。
- ※当モデルはABS装着車です。2018年モデルよりABS装着車はモデル名称から“ABS”を除いて 表記させていただきます。
- 【Ninja 400】
400ccクラスにおいてカワサキが新たに提案するハイパフォーマンススポーツモデルNinja 400。ライトウェイトとハイパワーに裏づけされた特性が「FUN TO RIDE」の可能性を広げます。軽量トレリスフレームに398cc新設計の高出力エンジンを搭載。クラス最高レベルを目指した強力なトルクと爽快な加速が体感できます。また、φ41mmの大径フロントフォークや、ラジアルタイヤなど優れた動力性能を支える機能も充実。さらにLEDヘッドライトユニットやゴールドアルマイト仕上げのフォークキャップがスタイリッシュで迫力あるボディワークを演出しています。優れたコントロール性やアップライトなライディングポジションは、ツーリングからスポーツ走行まで幅広くカバー。高い汎用性、快適性を獲得しながらもさらなるライディングエキサイトメントを追求しています。
- ■主な特徴
- ・パワフルで扱い易い特性の新設計398cc水冷4ストローク並列2気筒エンジン
- ・ダウンドラフト構造の吸気ライン
- ・高性能インジェクターとセッティングノウハウにより、サブスロットルを不要とした軽量スロットルボディ
- ・コネクターパイプを廃し、軽量化したエキゾーストパイプ
- ・さらに軽い操作が可能になったニューアシスト&スリッパークラッチ
- ・乗車時の快適性をさらに高めたニューラジエータファンカバー
- ・Ninja H2からインスパイアされた新設計の軽量トレリスフレーム
- ・Ninja H2同様、軽量化と安定性向上の為、採用されたスイングアームマウンティングプレート
- ・高い剛性と優れた作動性を実現するφ41mmの大径フロントフォーク
- ・φ310mmの大径ペタルディスクを装備したフロントブレーキ
- ・やや高めの位置に装着され、快適性とスポーティなスタイリングを両立するセパレートハンドル
- ・軽量、コンパクトな最新ABSユニット
- ・スタイリッシュで軽量な新作星型5スポークホイール
- ・軽量且つ高いグリップ力のラジアルタイヤ
- ・優れた快適性を実現する肉厚な低反発ウレタンシート
- ・スポーティな印象を与える容量14Lのフューエルタンク
- ・Ninja H2の要素も取り入れた先進的なデザイン
- ・シャープなスタイリングに貢献するLEDヘッドライトユニット
- ・Ninja ZX-10Rのデザインを踏襲したLEDテールランプ
- ・洗練されたデザインのメーターパネル
- ・シフトチェンジの確実性を高めるギヤポジションインジケーター
- ・燃料消費が少ない走行状態にあることを示すエコノミカルライディングインジケーター
- ・肉抜き加工を施したスポーティなトップブリッジ
- ・ゴールドアルマイト仕上げのフロントフォークキャップ
- ・見る角度によってグラフィックが変化する磁性模様塗装 ※EX400GJFB(OG1のみ)
- ・テールカウル下部とタンデムステップに配置された便利な荷掛フック
- ・標準装備されたヘルメットロック
- ■アクセサリー
- ・大型ウインドシールド(スモーク/クリア)
- ・ハイシート
- ・タンクバッグ
- ・タンクパッド
- ・ラジエータスクリーン
- ・フレームスライダー
- ・ホイールリムテープ
- ・シングルシートカバー
- ・DC電源ソケット
- ・ETC2.0車載器キット (カワサキシャックルロック2を同時収納可。)
★KAWASAKI ニュースリリースより (2017年12月25日)
2018年モデル Ninja 400 KRT Editon 新発売のご案内
- モデル情報
- 車名(通称名) Ninja 400 KRT Edition
- モデルイヤー 2018
- マーケットコード EX400GJFA
- 型式 2BL-EX400G
- 発売予定日 2018年2月1日
- 型式指定・認定番号 18750
- メーカー希望小売価格 710,640円
- (本体価格658,000円、消費税52,640円)
- カラー(カラーコード) ライムグリーン×エボニー (GN2)
- 当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
- 価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
- ※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand) Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両です。
- ※当モデルはABS装着車です。2018年モデルよりABS装着車はモデル名称から“ABS”を除いて 表記させていただきます。
- 【Ninja 400 KRT Edition】
400ccクラスにおいてカワサキが新たに提案するハイパフォーマンススポーツモデルNinja 400。ライトウェイトとハイパワーに裏づけされた特性が「FUN TO RIDE」の可能性を広げます。軽量トレリスフレームに398cc新設計の高出力エンジンを搭載。クラス最高レベルを目指した強力なトルクと爽快な加速が体感できます。また、φ41mmの大径フロントフォークや、ラジアルタイヤなど優れた動力性能を支える機能も充実。さらにLEDヘッドライトユニットやゴールドアルマイト仕上げのフォークキャップがスタイリッシュで迫力あるボディワークを演出しています。加えて車体デザインにはスーパーバイク世界選手権で戦うNinja ZX-10RRと同イメージのカラーリングを採用。よりアグレッシブな雰囲気を演出しています。優れたコントロール性やアップライトなライディングポジションは、ツーリングからスポーツ走行まで幅広くカバー。高い汎用性、快適性を獲得しながらもさらなるライディングエキサイトメントを追求しています。
- ■スタンダードモデルからの変更点
- ・カラー&グラフィックの変更
- ■主な特徴
- ・パワフルで扱い易い特性の新設計398cc水冷4ストローク並列2気筒エンジン
- ・ダウンドラフト構造の吸気ライン
- ・高性能インジェクターとセッティングノウハウにより、サブスロットルを不要とした軽量スロットルボディ
- ・コネクターパイプを廃し、軽量化したエキゾーストパイプ
- ・さらに軽い操作が可能になったニューアシスト&スリッパークラッチ
- ・乗車時の快適性をさらに高めたニューラジエータファンカバー
- ・Ninja H2からインスパイアされた新設計の軽量トレリスフレーム
- ・Ninja H2同様、軽量化と安定性向上の為、採用されたスイングアームマウンティングプレート
- ・高い剛性と優れた作動性を実現するφ41mmの大径フロントフォーク
- ・φ310mmの大径ペタルディスクを装備したフロントブレーキ
- ・やや高めの位置に装着され、快適性とスポーティなスタイリングを両立するセパレートハンドル
- ・軽量、コンパクトな最新ABSユニット
- ・スタイリッシュで軽量な新作星型5スポークホイール
- ・軽量且つ高いグリップ力のラジアルタイヤ
- ・優れた快適性を実現する肉厚な低反発ウレタンシート
- ・スポーティな印象を与える容量14Lのフューエルタンク
- ・Ninja H2の要素も取り入れた先進的なデザイン
- ・シャープなスタイリングに貢献するLEDヘッドライトユニット
- ・Ninja ZX-10Rのデザインを踏襲したLEDテールランプ
- ・洗練されたデザインのメーターパネル
- ・シフトチェンジの確実性を高めるギヤポジションインジケーター
- ・燃料消費が少ない走行状態にあることを示すエコノミカルライディングインジケーター
- ・肉抜き加工を施したスポーティなトップブリッジ
- ・ゴールドアルマイト仕上げのフロントフォークキャップ
- ・見る角度によってグラフィックが変化する磁性模様塗装 ※EX400GJFB(OG1のみ)
- ・テールカウル下部とタンデムステップに配置された便利な荷掛フック
- ・標準装備されたヘルメットロック
- ■アクセサリー
- ・大型ウインドシールド(スモーク/クリア)
- ・ハイシート
- ・タンクバッグ
- ・タンクパッド
- ・ラジエータスクリーン
- ・フレームスライダー
- ・ホイールリムテープ
- ・シングルシートカバー
- ・DC電源ソケット
- ・ETC2.0車載器キット (カワサキシャックルロック2を同時収納可。)
- ※性能及び諸元に変更はありません。
- ※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand) Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両です。
★主要諸元
車名型式 | 2BL-EX400G | |
---|---|---|
Ninja 400 | ||
発売日 | 2018年2月1日 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.990×0.710×1.120 | |
軸距(m) | 1.370 | |
最低地上高(m) | 0.140 | |
シート高(m) | 0.785 | |
車両重量(kg) | 167 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 32.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2 | |
24.8(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)※3 | ||
最小回転半径(m) | 2.5 | |
エンジン型式 | - | |
水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 398 | |
内径×行程(mm) | 70.0×51.8 | |
圧縮比 | 11.5 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 35[48]/10,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 38[3.9]/8,000 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置 | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) | |
潤滑油方式 | ウェットサンプ | |
潤滑油容量(L) | 2.3 | |
燃料タンク容量(L) | 14 | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.928 |
2速 | 2.055 | |
3速 | 1.619 | |
4速 | 1.333 | |
5速 | 1.153 | |
6速 | 1.037 | |
減速比1次/2次 | 2.218/2.928 | |
キャスター(度) | 24.7° | |
トレール(mm) | 92 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/70R17M/C 54H |
後 | 150/60R17M/C 66H | |
ブレーキ形式 | 前 | φ310mm油圧式シングルディスク |
後 | φ220mm油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(インナーチューブ径41mm) |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | トレリス |
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。