WR250X 732,900円 (9月30日発売)
★ヤマハ WR250X 車両解説
本気度100%オフスポーツモデル
WR250Rの兄弟車もカラー&グラフィック変更で2012年モデルに
2007年のモーターサイクルショーに展示され大反響を得たWR2500RとWR250X。そしてオフファンが首を長くして待つこと半年、その年の11月に待望の本格トレールモデルとしてオフロードファンの前に姿を現している。特にWR250Rでは「“オフロードでのYZF-R1”を開発コンセプトとした」というほどのアグレッシブさで、発売と同時に人気を集めている。こちらXは本格モタード派向けにアレンジ。
WR250R、WR250Xともに登場後は、イヤーモデルとしてのカラーリング変更を経てきたのみで、WR250Xは現在もバリバリのモタードモデルとして君臨しているのはご存じの通り。国内市販オフロードモデル初のアルミ製フレーム、専用に開発された水冷4ストローク単気筒DHOC4バルブ、FI採用エンジンなどの特徴は今もって高い戦闘力を誇る。Xでは前後17インチラジアルタイヤやφ298mmの大径ウェーブディスクの採用などが特徴に。
今回のモデルチェンジもグラフィックの変更が中心で、ブラック系のカラーではカーボンパターンを織り込んだ新グラフィックとブラック&グレーのシートを採用、ホワイト系のパープリッシュホワイトソリッド1は継続とされた。
★YAMAHA プレスリリースより (2011年9月15日)
スポーティ&パフォーマンスの表現を更に磨いた
「WR250R」 「WR250X」
2012年モデルを発売
ヤマハ発動機株式会社は、250ccの水冷4ストロークDOHC単気筒4バルブ・F.I.エンジンをアルミ製フレームに搭載した「WR250R」及び「WR250X」のグラフィック等を変更し、2011年9月30日より発売します。
「WR250R」は、モトクロッサーYZイメージの“ディープパープリッシュブルーソリッドE”についてスプラッシュをイメージした躍動感あるグラフィックを新たに採用、“ヤマハブラック”は、「WR250X」で好評のカーボンパターンを織り込んだグラフィックとマフラーカバーをシルバーに変更しました。
「WR250X」の“ヤマハブラック”は、カーボンパターンを織り込んだ新グラフィックとブラック&グレーのシートを採用し精悍な機能美をアピールしました。スポーティ&アーバンテイストを強調した“パープリッシュホワイトソリッド1”は継続としています。
「WR250R」は、国内市販オフロードモデル唯一アルミ製フレーム採用のモデルで、軽量でコンパクトなボディと専用設計の小型高性能エンジンにより、軽二輪(250cc)オフロードイメージを大きく超えたパフォーマンスを備えるモデルとして高い支持を得ています。「WR250X」は「WR250R」と車体フレームを共通としながら、前後17インチタイヤを採用するなど、クール&スタイリッシュなフォルムとして街中での軽快な走行性を備えるモデルです。
- 名称
- 「WR250R」「WR250X」
- 発売日
- 2011年9月30日
- メーカー希望校売り価格
- 「WR250R」701,400円 (本体価格668,000円、消費税33,400円)
- 「WR250X」732,900円 (本体価格698,000円、消費税34,900円)
- メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
- カラーリング
- ■ ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー/「WR250R」のみ)
- ■ パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/「WR250X」のみ)
- ■ ヤマハブラック
- 販売計画
- 1,500台(年間、シリーズ合計)
★主要諸元
車名型式 | JBK-DG15J | |
---|---|---|
WR250X | ||
発売日 | 2011年9月30日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2,150×0.810×1.190 | |
軸距(m) | 1.435 | |
最低地上高(m) | 0.260 | |
シート高(m) | 0.870 | |
車両重量(kg) | 134 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L) | 34.0(60km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転半径(m) | - | |
エンジン型式 | G363E | |
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 77.0×53.6 | |
圧縮比 | 11.8 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 23[31]/10,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 24[2.4]/8,000 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | T.C.I.式(フルトランジスタ) | |
潤滑油方式 | 強制圧送ウェットサンプ式 | |
潤滑油容量(L) | 1.5 | |
燃料タンク容量(L) | 7.6 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.642 |
2速 | 1.812 | |
3速 | 1.318 | |
4速 | 1.040 | |
5速 | 0.888 | |
6速 | 0.785 | |
減速比1次/2次 | 3.120/3.230 | |
キャスター(度) | 26°00′ | |
トレール(mm) | 81 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/70R17M/C 54H |
後 | 140/70R17M/C 66H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(倒立) |
後 | スイングアーム式(リンク式モノクロス) | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル |