「シーカヤック乗りに来ない?」 とまた誘われた。今回は瀬戸内海に浮かぶ無人島を目指すらしい。ということで友との2年振りの再会のため、西を目指した。もちろん相棒は前回同様、“快速・快適”ヤマハのオートマチック・スポーツコミューター「TMAX530」。フル・モデルチェンジで全身アップグレードが施された最新モデルだ。季節は変わってしまいましたが、その第2回です。 ●報告:高橋二朗 |
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東京を出発して3日目の朝、東広島から港町・呉へ移動、広島市在住の植月さん、東京からSR400で自走の宮門さんと無事合流。まずは海上自衛隊呉史料館(愛称:てつのくじら館)を見学(入館無料)。実物の潜水艦に圧倒されます。操縦室(?)にも入れ、潜望鏡を覗くことも可。閉所恐怖症の自分は潜水艦の乗組員にはなれないなと思いました。 |
ベースに戻った後は付近を散策。明治時代に作られた砲台遺跡がある三高山(砲台山)やETTA JAZZ CAFEへ。こちらのカフェ、VIP席からの絶景が見どころで、厳島(宮島)や遠くには山口・岩国も望める。訪れた時間帯はサンセットも楽しめた。またまた江田島の魅力に触れることができた。ほんと、こういう時間はあっという間に過ぎていく……。 |
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江田島に移動。静かでキレイな入鹿海水浴場からシーカヤックを沖に向かって出す。今回は無人島には行けなかったが、クルマやバイクでたどり着くことはできない、誰もいない砂浜へ上陸。海の音や日光浴を楽しむが、アブが鬱陶しい。 | ||||
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海から上がり、軽く江田島をツーリング。砲台山と呼ばれる三高山には100年以上前、日露戦争頃に作られた砲台や弾薬庫、兵舎の跡などがある。ETTA JAZZ CAFEでは冷たいグレープフルーツジュースで一息。断崖にせり出したVIP席は宮島や岩国も望める絶景ポイント。瀬戸内海のサンセットも楽しむ。マスターによるドローンの動画撮影も堪能させていただいた。 | ||||
翌朝、最終4日目。この日は日曜日ということもあって道の至るところで混雑が予想されたので、寄り道することなく一気に東京へ向かうことに。姫路の手前までは国道2号線を、その後は往路同様に自動車専用道路のバイパスや第2神明、阪神高速を通り、西宮からは名神高速道路へ。一気に東京へ向かう。ハイウェイクルーザー的要素も兼ね備えるTMAXの本領発揮といったところだ。 |
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関西に行ったら必ず立ち寄ってしまう第二神明道路・名谷PA 。今回も名物「焼きそば定食」のご飯抜き、つまり焼きそば単品をいただく。 | 遠州森町PAで休憩。新東名高速の上りでは浜松SAの次ということで、空いてて落ち着いた雰囲気がいい。 | そんな遠州森町PAに立ち寄ると、いつも食べてしまう「とろろそば」。今回は“冷”ではなく“温”にした。 | ||
最後に、TMAX530を1800km走って感じたこと
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走行環境や好みによって切り替え可能な「D-MODE 」、通常の走行では基本Tモードのままで十分。Sモードにするとレスポンスが向上し、高回転キープでさらに鋭い加速が得られ、とても刺激的。走行中のモード切替は推奨されていないが、走行中でもスロットルオフなら切り替え可能となっている。 |
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LEDヘッドランプは先代モデルから採用されるが、LED特有の“色温度”による見えにくさはなく、暗い道でも安心度が高い。 | 形状によってはジェット型ヘルメットが2個収まるシート下トランク。今回の旅も携行品はすべて余裕で収まった。 | ハンドル左側スイッチボックス。DXにはクルーズコントロールシステム や電動調整式スクリーンのスイッチが備わる。その下はパーキングブレーキのレバー。 | ||
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●TMAX530 DX ABS(SX ABS) 主要諸元 ■型式:2BL-SJ15J ■全長×全幅×全高:2,200 ×765 ×1,420 mm■ホイールベース:1,575 mm■最低地上高:125 mm■シート高:800 mm■車両重量:218 (215 )kg■燃料消費率:28.6 km/L(国土交通省届出値 60km/h定地燃費値 2名乗車時)20.6 km/L(WMTCモード値 クラス3、 サブクラス3-2 1名乗車時)■エンジン種類:水冷 4ストロークDOHC 4バルブ 直列2気筒■総排気量:530cm3 ■ボア×ストローク:68.0 × 73.0 mm■圧縮比:10.9 ■最高出力:34 kW(46 PS)/6,750 rpm■最大トルク:53 N・m(5.4 kgf・m)/5,250 rpm■燃料供給:フューエルインジェクション■始動方式:セルフ式 ■点火方式 :TCI(トランジスタ式)■燃料タンク容量:15L(無鉛プレミアムガソリン指定) ■変速機形式:Vベルト式無段変速/オートマチック ■タイヤ(前/後):120/70R15M/C 56H(チューブレス)/ 160/60R15M/C 67H(チューブレス) ■ブレーキ(前/後):油圧式ダブルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ ■懸架方式(前/後):テレスコピック/スイングアーム ■フレーム形式:ダイヤモンド ■車体色:マットダークパープリッシュブルーメタリック1、ダークグレーメタリックS(マットシルバー1、ダークグレーメタリックS)■メーカー希望小売価格(消費税8%込み):1,350,000円 (1,242,000円) |
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