2017年10月16日
■ヤマハがスリムで優美なスクーター「MIO S」をインドネシアで発売
ヤマハ発動機は、小柄な女性にも扱いやすく、スリムでスタイリッシュなボディが特徴の125ccスクーターの新製品「MIO S」(ミオS)を2017年10月からインドネシアで発売すると発表した。
「MIO S」は、現行のスクーター「MIO」のプラットフォームを利用したバリエーションモデルとして開発。定評の“BLUE CORE”エンジンなどを継承するとともに、新たに1)スリムなフロントパネルと優雅なボディデザイン、2)余裕ある足元スペースと質感ある布地調内装、3)アンサーバックシステムおよび「MIO」シリーズ初のLEDヘッドライトなどを採用したモデルだ。リーズナブルかつスタイリッシュなスクーターを求めるインドネシアの18~25歳の女性ユーザーを主体に、実用性を求めながらもトレンドに敏感なユーザー層の声にも応えるという。
MIO S。カラーは写真の「MattSilver-Cyan」他、「Cassis-DarkSilver」、「White」、「Blue-Black」をリリース。 |
インドネシアの二輪市場は、年間560万台(2016年ヤマハ調べ)で推移しており、そのうちスクーターが約8割を占めている。そしてそのスクーター市場の中でも、約200万台は低価格帯のベーシック領域とされ、最大のセグメントとなっているという。ヤマハは2003年から同セグメントに「MIO」シリーズを投入し、スタイルと基本性能の良さで広い人気を得て、新規ユーザーを増やしてきている。このニューモデル「MIO S」の導入により、さらなる女性ユーザー層の取り込み、最大需要カテゴリーでの販売拡大を目指すとしている。
製造・販売はグループ会社、YIMM(PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が行う。発売は2017年10月、メーカー希望小売価格は15,750,000ルピア(ジャカルタ店頭小売価格、日本円で約13万円)、発売から1年間、インドネシア国内で30万台を予定。
■ヤマハ発動機株式会社 https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/