2017年9月1日 

■BMW、二輪車にETC車載器を全車標準装備に

 これまで四輪車に対し、補助金の助成があってもイマイチ普及率が伸びていない印象のあった二輪車のETC車載器だが、エリア内の高速道路が定額で自由に乗り降りできるツーリングプランが発売されるなど、二輪車用ETC車載器の需要が伸びる気配も。

 そんな中、BMWグループは2017年9月1日以降出荷分の二輪車全モデルにETC車載器を標準装備に。これは二輪車メーカーとしては日本初の試みに。

 BMW Motorrad に採用される車載器は、薄型の本体にGPS とETC の一体アンテナを搭載し ているため、車両のスタイリングを損なわず搭載可能。また、次世代の ETC サービスとして料金収受や渋滞回避、安全運転支援等の情報提供サービスを可能とする最新の ETC 2.0 で、高速道路上の緊急情報や注意警戒情報を点滅で知らせる情報専用 LED インジケーターも付いており、将来的にも二輪車ユーザーの利便性向上が期待される。

 尚、BMW Motorrad の2017年9月1日以降出荷モデルは「G 310 R 」(税込メーカー希望小売価格599,000 円)から「K 1600 GTL 」(同3,331,000円)の全24タイプ。

BMW Motorrad
http://www.bmw-motorrad.jp/jp/ja/index.html