2017年8月6日に開催された「隼駅祭り」の取材に「ハヤブサ」で行くと決まり、どうせならツーリングしながら行こうと決めた。「ハヤブサ」で走って面白いルートは何処かとあれやこれやと考えた挙句、高速道と風光明美な街道の名所旧跡を訪ねて巡ることにした。ハヤブサで行く街道旅「ぶさいくツーリング」は様々な出会いに溢れていた。 ●レポート&写真:泉田陸男 |
|
|
|
||
五平餅は、木曽・伊那や飛騨などの郷土料理で、木曽地方は昔ながらのわらじ型、味覚は作る家によって特色があり様々だ。その中にあって「白木屋」の五平餅(写真左)は案内看板(写真右)にある通り団子型で、胡桃醤油味のタレをつけて焼いた「お婆ちゃん」(写真中)手づくりの逸品だ。香ばしさと甘さ控えめのタレが秀逸。 |
|
|
|
||
島崎藤村の作品「嵐」にでてくる清水屋。資料館には藤村の遺品のほか、馬籠を知ることのできる品が展示されている。 | 宿場町に敵の侵入を拒む「桝型」と呼ばれる軍事設備があり、その側に建つ水車小屋は馬籠初の発電所だそうだ。 | 上入り口に近いところにある大黒屋は、名物栗こわ飯、わらび餅、栗ぜんざいなどがオススメだ。 |
|
|
|
歴史の面影を残す宿場町妻籠のある中山道は、山深い木曽路を通ることから木曽街道とも呼ばれていた。妻籠宿は、中山道69次のうち江戸から数えて42番目。 | 宿場に夜の帳が降りると街道の家々に屋号の行灯が燈され、江戸の昔に舞い戻ったような雰囲気が漂う。往時の駒は現代の鉄馬ハヤブサといったところか。 |
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|||
「藤乙」の夕食は庭を眺める食事処に用意される。懐石のように運ばれる料理は地産の素材だ。岩魚の塩焼き(写真上左中)、一口郷土料理盛合せ(上右中)、野菜の天ぷら(上右)、信州サーモンお造り(下左)、ほう葉味噌信州牛ステーキ、地鶏の吸物(下左中)、五平餅(下右中)、デザート(下右)と豊富な彩りの美味な料理でもてなされる。 |
|
|
|
||
多くの家屋は街道に隣接して建てられているが、藤乙旅館は街道から奥まって建つ。瀟洒な玄関を入ると流暢な英語を使うスタッフさんが笑顔で迎えてくれる。 |
|
|
|
九頭竜ダムは岩石や土砂を積み上げて建設されたロックフィルダムで治水・発電が目的の多目的ダムである。高さ128メートルの堤防は迫力だ。 | 親子の恐竜が出迎えてくれる道の駅九頭竜はJR九頭竜湖駅に隣接し、多くの鉄道ファンから行ってみたい終着駅として全国的に人気がある。 |
[後編へ]
[2017年隼駅祭りへ]