バーグマン400 ABS 799,200円(8月4日発売)
★スズキ バーグマン400 ABS車両解説
スカイウェイブ 400がフルモデルチェンジでバーグマン400 ABSに
バイクの世界もグローバル化という避けて通れない大きなうねりの中にある現在。排出ガス規制の全世界統一や出力自主規制の廃止など、ライダーにとってもメリットは大きいのだが、国内市場で親しまれてきた車名などが消えてしまうのは若干寂しい思いも。
このほど、これまで国内市場ではスカイウェイブ400として親しまれてきたスズキのビッグスクーターのネーミングが、フルモデルチェンジを機に海外市場向けではおなじみの「バーグマン」の名称に統一されることになった。
「スカイウェイブ」の名称は、1998年に登場したスズキ初のビッグスクーターとして、2月に250版、そして10月に400と発売時期は若干ずれたが、基本的に同一構成の兄弟車としてデビューした。
前後13インチ・タイヤにディスクブレーキ、リアにはリンク式モノショックという足回りを持つ車体に搭載されたのは、1軸バランサーを採用し、単気筒SOHCながら4バルブの元気なエンジン。「スクーターにも楽しい走りを」というスズキらしいモデルだった。シート下にはA3サイズの書類が入るアタッシュケースが収納できる“パーソナルスペース”を備えるなど、的を得た使い勝手とともに人気を集めることに成功している。その後のシリーズの発展はいうまでもないだろう。
スクーター界の“ビッグネーム”が消えてしまうのは残念だが、今後はグローバルスクーター界のビッグネームとして活躍をしてくれるはず。新たな門出を声援したい。新型バーグマン400 ABSの詳細は以下のニュースリリースで。
★SUZUKI ニュースリリースより (2017年7月27日)
スズキ、ラグジュアリースクーターの
新型「バーグマン400 ABS」を発売
スズキ株式会社は、エレガントなスタイリングと快適性、充実した収納、動力性能を兼ね備えた400ccのラグジュアリースクーター新型「バーグマン400 ABS」を8月4日より発売する。
新型「バーグマン400 ABS」は、国内初の400ccスクーターとして1998年に発売して以来、高い走行性能や快適な乗り心地、洗練されたスタイリングで好評を得ている「スカイウェイブ400」の全面改良モデルである。このたび商品名も新たにスズキの大型スクーターのグローバルブランドである「バーグマン」に統一した。
洗練されたスタイリングと快適性を維持しながら、よりスリム、スポーティーで軽快な印象のデザインとし、ヘッドランプとリヤコンビネーションランプにLEDを採用した。また車両全体で軽量化を図ることで操縦性を向上しながら、42Lの大容量シート下収納を確保した。低中速トルクを向上したエンジンは素早いスロットルレスポンスと、より力強い加速を実現した。
- ●新型「バーグマン400 ABS」の主な特長
- デザイン
- ・「バーグマン・クーペ」をコンセプトにデザインされた、スポーティーなクーペのようなスタイリング。
機敏な走りをイメージし、よりスリム、スポーティーで軽快な印象のフロントとリヤのボディデザインとした。
1)LEDを採用したバーグマンシリーズ共通イメージの左右二灯ヘッドランプ
2)エレガントさと軽快な印象を与えるシャープでスリムなLEDリヤコンビネーションランプ
3)流麗なフォルムを引き立てる上向きにデザインされたマフラー - ・車体色は、黒「マットブラックメタリックNo.2」、白「パールグレッシャーホワイト」の2色を設定。
- 装備
- ・クッションを20mm厚くすることで快適性を向上したシート。
- ・ヘルメットなどの用品を収納できる42Lのシート下トランクスペースと、グローブなどの小物の収納に便利なハンドル下左右のスペース。右側には12Vのアクセサリーソケットを装備。
- エンジン・車体
- ・低中速トルクが向上した399cm3、DOHCエンジンにより、二人乗り時でも余裕のある走行を実現。
- ・エアクリーナーボックスの容量を増やすことで、市街地での走行における素早いスロットルレスポンスとより力強い加速を実現。
- ・スリムな車体や外装のコンパクト化など、車両全体で8kgの軽量化を実現したことで操縦性が向上し、特に狭い道などでの走行時に貢献。
- ・シートとハンドルの位置を見直すことで、より快適でスポーティーなライディングポジションを実現。
- ・スリムなシートと左右の足元付近を絞り込んだカットフロアボードによる良好な足つき性。
- ・15インチに大径化したフロントホイールによる高い操縦安定性。
- 商品名
- バーグマン400 ABS
- メーカー希望小売価格〔消費税8%込み)
- 799,200円
- ※ 価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。
- 発売日
- 2017年8月4日
- 年間目標販売台数
- 300台