2012年2月27日
■青山、新天地でまずまずのデビュー「次のレースがすごく楽しみです」
2月26日、オーストラリアのフィリップアイランドで開催されたスーパーバイク世界選手権(SBK)開幕戦。第1レースはアプリリアのマックス・ビアッジが、第2レースはディフェンディングチャンピオンであるドゥカティのカルロス・チェカが制した。
SBKでの初陣となる青山博一は、猛暑の予選でセットアップが決まらず17位。負傷欠場によって順位が繰り上がり、16番グリッドからスタートした第1レースでは8位、第2レースでは熾烈な5位争いに加わり9位と、まずまずの結果であった。チームメイトのジョナサン・レイは7位/4位。
以下、青山のコメント。
「フリーと予選の状況を考えれば、今日の8位と9位というリザルトは悪くないと思います。もちろん、もっとスムーズにセッションが進んでセットアップがうまくいっていたら、もっといい結果を出せたかもしれません。でも、抱えていた問題が最後まで解決せず、これ以上速く走ることができませんでした。すべての問題を解決することは難しかったので、いくつかセットアップの問題を残したまま決勝に挑みました。みんな一生懸命働いてくれました。時々ストレスがたまりましたが、予選よりもかなりいい状態で走ることができました。今回の結果は望んでいたようなものではありませんでしたが、次のレースにつながったと思います。1日2レースというのは初めての経験でしたが、まったく問題はありませんでした。次のレースがすごく楽しみです」
●第1レース結果
1位 M.ビアッジ アプリリア
2位 M.メランドリ BMW
3位 S.ギュントーリ ドゥカティ
●第2レース結果
1位 C.チェカ ドゥカティ
2位 M.ビアッジ アプリリア
3位 T.サイクス カワサキ