読者登録 | 個人情報について | 免責事項 | 著作権に関して
みなさん、こんにちは、K-max Racingの芳賀です。今シーズン、おにぃ(芳賀健輔)と一緒に立ち上げたチームからFIMアジアロードレース選手権(ARRC)に参戦しています。今回、マレーシア・ジョホールでの開幕戦からわずか半月という超過密スケジュールで第2戦を迎え、タイのブリラムにやってきましたわ。 チームのYZF-R6は開幕戦で転倒し、クランクケースカバーを割ってしまったんやけど、そのエンジンの調子が今一つということで、レースウィークに入る前に予備のエンジンに乗せ換えとったわ。ほんで、走り出しは、まぁ、いっつも通りの感じで、セットアップを続けとったわ。順調にタイムは削っていったけど、やはりトップとの差はいかんともしがたく、走行セッションを重ねとっても、セッションの順位はあまり変われへん状況。予選セッションでも、決勝に向けたセットアップを続けていたこともあって、13番手のタイムで終了。5列目のグリッドからのスタートとなったわ。 ほんで、予選を終えた約5時間後の決勝レース1。ところがここで、エンジン異常。ピットを出て、サイティングラップ中にすでに感じとった。でもその時点ではどうすることもできーへんから、なんとか持ってくれることを祈りながらレースを走ったわ。ほんでも、13周を走ったところでやはりエンジンが壊れてしまってリタイア。乗せ換えて使っとったエンジンが、過走行のエンジンやったということもあって心配しとったけど、やっぱり出てしまったかという感じ。 ほんで急きょエンジンを調達。翌日のレース2に向けて、チームスタッフが短い時間の中でマシンを仕上げてくれたわ。ほんで朝のウォームアップ走行でマシンのフィーリングを確認したのだけれど、今度はエンジンのフィーリングがガラッと変わっとって、サスペンションやらなんやらのセットが合わず。ウォームアップ走行自体は15分ほどしかなかったため、どうすることもでき-へんまま、決勝レースだわ。 レース2では、結局タイヤがグリップしない症状に陥ぃってしまっとって、序盤からペースが上げられず、なぁんもできーへんまんま18周が終わってしまったという感じだわ。とまぁ、準備不足が露呈した感じの第2戦となってしまった。ただ、次戦までちぃっと時間があることと、車体のセットアップの方向性も見えてきたで、これをもとに次までにマシンを良くする方向でいろいろ進めたいと思ぅっとる。 また、次回はシリーズで1回こっきりの日本戦。地元の鈴鹿サーキットで、よぉ知っとるコースやから、YZF-R6のことを良く知ることはできると思っとる。鈴鹿でじっくりマシンを仕上げられたら、これをターニングポイントとして、鈴鹿以降の残り後半の3戦を戦っていけると思うで、がんばります! 皆さんK-max Racing 41号車の応援よろしくお願いします!