バーグマン200 523,800円(4月17日発売)
★スズキ バーグマン200 車両解説
コンパクトボディに250の機能性を持つバーグマン200のカラーリングを変更
2013年の東京モーターショーで公開されて注目を集め、2014年2月28日から国内でも発売が開始されたバーグマン200。それまでスズキのスクーターといえば、国内では250や400、650のスカイウェイブ・シリーズ、50、125クラスでは人気のアドレス・シリーズと強力なキャラクターがラインナップしていたが、ライバル各社がその中間排気量といえる150クラスのモデルを相次ぎラインナップしたのに対して、スズキの出した回答がこのバーグマン200だった。
フルサイズ250の取り回しに負担を感じてしまうユーザーに向けて、よりコンパクトなボディサイズを採用しながら機能性は250と同等、そんな使い勝手の良さと機動性に富んだモデルとして開発された200ccスクーター。多機能メーターの採用や足着き性を高めたフロアボード形状、そして低いシート高など、とにかく日常での使い勝手を最優先。スクーターの主流となった125に飽き足らないかつてのビッグ・スクーターユーザーも取り込んで、新しいブームとなりつつあるこのクラスの有力なコンテンダーとなっている。
ちなみにバーグマン200はタイスズキモーター社で生産されている。海外向けではバーグマン200の兄弟モデルとしてバーグマン125もラインナップされているが、アドレスV125という強力なプレーヤーのいる国内向けではバーグマン200のみが一人気を吐いている。2015年7月には、このバーグマン200に新色「マットムーンシルバーメタリック」が加わっっている。
今回は、車体色を、つや消しの銀、つや消しの灰色、そして白の3色とするとともに、平成28年国内排出ガス規制に対応するマイナーチェンジが行われた。
★SUZUKI ニュースリリースより (2017年4月10日)
スズキ、軽量・コンパクトで扱いやすい
200ccスクーター「バーグマン200」のカラーリングを変更して発売
スズキ株式会社は、軽量・コンパクトで扱いやすい200ccスクーター「バーグマン200」のカラーリングを変更して4月17日より発売する。
「バーグマン200」は、軽量・コンパクトで扱いやすい車体に、力強い加速と滑らかな走行を実現する200ccの水冷エンジンを搭載したスクーターである。多機能メーターの採用や大容量のシート下収納、足つき性の良いフロアボード形状と低いシート高など、通勤・通学からプライベートまで様々な用途での使い勝手を高め、快適性と機能性を追求した。
- ●主な変更点
- ・車体色をつや消し銀、つや消し灰、白の3色とした。
- ・平成28年国内排出ガス規制に対応。
- ※メーカー希望小売価格に変更は無い。
- ●「バーグマン200」の主な特長
- デザイン
- ・大型スクーター「スカイウェイブ(輸出名:バーグマン)」シリーズに共通する独立2 灯型ヘッドライトおよびテールランプを採用した上品でスポーティーなデザイン。
- エンジン
- ・力強い加速と滑らかな走行を実現する、最高出力13kWの200cc、水冷4サイクル単気筒エンジン。
- 車体
- ・装備重量163kgの軽量・コンパクトで扱いやすい車体。
- 装備
- ・走行データから算出した燃費状況を表示する平均燃費計や、燃費の良い走行状況の目安となるエコ・ドライブ・インジケーターを装備した、視認性の高い多機能メーター。
- ・フルフェイス・ヘルメットが2個※入る大容量41Lのシート下収納や、12Vのアクセサリーソケットを備えたフロントボックス。※ヘルメットの形状や大きさによっては収納できない場合がある。
- ・左右の足元付近を絞り込んだ形状のカット・フロアボードの採用と、735mmの低いシート高により優れた足つき性を実現。
- 商品名
- バーグマン200(UH200L7)
- 車体色(3色)
- マットチタニウムシルバーメタリック(YMC)
- マットフィブロイングレーメタリック(PGZ)
- ブリリアントホワイト(YUH)
- メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- 523,800円(消費税抜き485,000円)
- 発売日
- 2017年4月17日
- ※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。
- ※メーカー希望小売価格(消費税込み)は、消費税率の変更により変更される。
- ※製造事業者/タイスズキモーター社
- ※製造国/タイ
- ※輸入事業者/スズキ株式会社
- ※メーカー希望小売価格(消費税込み)は、消費税率の変更により変更される。
★主要諸元
車名型式 | 2BK-CH41A | |
---|---|---|
BURGMAN200 | ||
発売日 | 2017年4月17日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.055×0.740×1.355 | |
軸距(m) | 1.465 | |
最低地上高(m) | 0.130 | |
シート高(m) | 0.735 | |
車両重量(kg) | 163 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 36.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2 | |
30.3(WMTCモード値 クラス2-2 1名乗車時)※3 | ||
最小回転半径(m) | 2.5 | |
エンジン型式 | H405 | |
水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 199 | |
内径×行程(mm) | 69.0×53.4 | |
圧縮比 | 11.0 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 13[18.0]/8,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 16[1.6]/6,000 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | フルトランジスター式 | |
燃料タンク容量(L) | 10 | |
変速機形式 | Vベルト無段変速 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/90-13M/C 55P |
後 | 130/70-12M/C 56L | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | ユニットスイング式 | |
フレーム形式 | パイプアンダーボーン |
■※平成28年国内排出ガス規制に対応
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。実際の燃費は、使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、国土交通省届出の車速一定で走行した実測にもとづいた2名乗車時の燃料消費率です。
※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた1名乗車時の計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。