ESTRELLA 536,760円(2017年3月15日発売)

★カワサキ ESTRELLA 車両解説

“シンプルシングル”エストレヤがカラー&グラフィックチェンジで2017年モデルに

1992年5月の登場以来、空冷SOHC2バルブエンジンをセミダブルクレードルに搭載という基本構成が変わることなく四半世紀。途中、前後一体式ダブルシートや専用ハンドル形状が採用されるなどしたRSモデルの登場や、前後にドラムブレーキ採用とさらにクラシックイメージを高めたカスタム、そしてその両方のエッセンスを盛り込んだRSカスタムとバリエーションを増やした時期もあったが、現在は基本車種と特別カラー版のSpecial Editionのラインアップとなっているエストレヤ。

その後は、ほぼ毎年のサイクルでカラー&グラフィックの変更が行われてイヤーモデルがラインナップされてきていたが、2015年モデルでメカニズムの変更を伴ったモデルチェンジが行われた。といってもシンプルな基本的デザイン、イメージは変えずに、アイドルスピードコントロールの新採用や、吸気系を中心とした見直しでより扱いやすくなったエンジン、減衰力設定をより最適化した足周り、そして各部のクオリティをアップさせたボディ周り、など細部の改良が行われ新型へと発展している。

この新型ESTRELLAは、2014年の1月20日に発売されたのだが、そのESTRELLA本体の発売よりも前に、ESTRELLAのSpecial Editionが2013年12月1日に先行発売されている。ESTRELLAのスペシャル・エディションといえば、RSやカスタム、RSカスタムを除けば2006年4月に発売された「ESTRELLA-RS クロームバージョン」以来の久々のライナップだった。ベースとなったESTRELLAのフェンダー、フロントフォーク、エンジン、エキゾーストなどをブラックアウトしたスペシャルカラーモデルだ。

2015年1月に発売されたESTRELLA Special Editionの2015年モデルも、基本モデル同様カラーの変更のみだったのだが、シートの色遣いが変更されたことによりイメージが若干変わった。2014年モデルのオレンジのパイピングが入った黒のダブルシートから、座面部分を赤にしたお洒落なツートーンのシートへと変更されていた。

2016年1月、ESTRELLAは2016年モデルへとマイナーチェンジされ、「メタリックスパークブラック」と「パールアルパインホワイト」の2色設定となった。同時にSpecial Editionもカラー設定を変更、赤系の「キャンディクリムゾンレッド」が採用されている。

今回も本体のESTRELLAとESTRELLA Special Edition同時に2017年モデルへと発展、ESTRELLAでは、「キャンディカリビアンブルー×パールクリスタルホワイト」と「キャンディバーントオレンジ×パールクリスタルホワイト」の2色に、ESTRELLA Special Editionでは「メタリックスレートブルー×パールクリスタルホワイト」が設定された。

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ESTRELLA。「キャンディカリビアンブルー×パールクリスタルホワイト」(BU1)。
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ESTRELLA。「キャンディバーントオレンジ×パールクリスタルホワイト」(OG1)。

★KAWASAKI プレスリリースより (2017年2月1日)

2017年モデル ESTRELLA 新発売のご案内

カワサキでは、単気筒ならではの味わいと素材を生かした質感でご好評を頂いております、エストレヤを下記の通り、2017年モデルとして新発売致します。

モデル情報
車名(通称名) ESTRELLA
モデルイヤー 2017
マーケットコード BJ250LHF
型式 JBK-BJ250A
発売予定日 2017年3月15日
メーカー希望小売価格 536,760円(本体価格497,000円、消費税39,760円)
カラー(カラーコード) キャンディカリビアンブルー×パールクリスタルホワイト(BU1) キャンディバーントオレンジ×パールクリスタルホワイト(OG1)
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
【ESTRELLA】
ESTRELLAは、バフ研磨を施したエンジンにクロームメッキが輝くキャブトンマフラー、鮮やかな塗装が施されたフューエルタンクなど、上質なパーツがふんだんに盛り込まれたクラシカルで美しいスタイリング。 力強いトルクの低中速回転域を実現した空冷4ストローク単気筒エンジン(249cm3)と、スリムで軽量な車体の組み合わせにより、軽快で扱い易い特性を持っています。 アクセサリーにはレトロな雰囲気を醸し出すパニアケース、ウインドシールド等を用意。スタイリッシュな外観だけでなく快適性も考慮された豊富なオプションをライダーの好みに応じて選択出来ます。
■2016年モデルからの変更点
・カラー&グラフィックの変更
 
※性能及び諸元に変更はありません。

★主要諸元

車名型式 JBK-BJ250A
ESTRELLA
発売日 2017年3月15日
全長×全幅×全高(m) 2.075×0.755×1.055
軸距(m) 1.410
最低地上高(m) 0.170
シート高(m) 0.735
車両重量(kg) 161
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 39.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2
31.5(WMTCモード値 クラス2-2 1名乗車時)※3
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 2.4
エンジン型式 BJ250AE
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 66.0×73.0
圧縮比 9.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 13[18]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 18[1.8]/5,500
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑油方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量(L) 2.0
燃料タンク容量(L) 13
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.636
2速 1.733
3速 1.300
4速 1.050
5速 0.833
減速比1次/2次 3.363/2.666
キャスター(度) 27°
トレール(mm) 96
タイヤサイズ 90/90-18M/C 51P
110/90-17M/C 60P
ブレーキ形式 φ300mm油圧式ディスク
内径φ160mmリーディングトレーリング
懸架方式 φ39mmテレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 セミダブルクレードル

※1 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
 ※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
 ※3 WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
 ※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。