2017年1月30日
■いよいよ王座争いの年へ! スズキ、MotoGP・2017年シーズン体制を発表
1月29日、プレ・シーズンテストを控えたセパン・サーキット(マレーシア)において、MotoGPクラスに参戦するスズキのワークスチーム「チーム・スズキ・エクスター」(Team SUZUKI ECSTAR)が参戦体制を発表。
スズキは2015年にロードレースの最高峰クラスに復帰、昨シーズンは全18戦中優勝1回、3位3回の成績を残した。今シーズンは2名のライダーが入れ替わり、ドゥカティから移籍したアンドレア・イアンノーネ、Moto2クラスからステップアップしたアレックス・リンスという顔ぶれで戦う。
並列4気筒エンジン搭載マシン「GSX-RR」は2017年シーズンに向け「高いコーナリング性能を維持したまま、加速力をより一層高めるべく、エンジン特性の見直し、電子制御のマッチング、車両寸法の変更を進めた 」という。
スズキは2017年シーズンに対し「昨年の成績を上回り、表彰台を常に目指してマシン開発を強化していくとともに、商品へのフィードバックを行うことで、より魅力的な商品の開発を進め、ブランドイメージの向上を図る」とコメントを残した。
※チーム・スズキ・エクスターのプロジェクトリーダー寺田覚氏と技術監督の河内健氏が2017年シーズンの抱負も語る「2016-2017年行く年来る年MotoGP SUZUKI篇」はコチラへ
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●GSX-RR(2017年型) 車両諸元
全長×全幅×全高:2,096mm×720mm×1,140mm
ホイールベース:1,457mm
車両重量:157kg以上
エンジン形式:水冷4サイクル並列4気筒DOHC4バルブ
排気量:1,000cm3
最高出力:176kW(240PS)以上
最高速:330km/h以上
ギヤボックス:6速(シームレスシステム)
フレーム形式:アルミツインスパー
タイヤ(フロント/リア):17インチ/17インチ
フロントサスペンション:オーリンズ製 倒立フォーク
リアサスペンション:オーリンズ製
ブレーキ(フロント/リア):ブレンボ製 カーボンディスク/スチールディスク