MT-07 ABS/MT-07 760,320円/710,640円(2月15日発売)
★ヤマハ MT-07 ABS/MT-07 車両解説
“スポーツパッション&スマートバイク”のMT-07シリーズが新色採用で2017年モデルに
2014年4月、“MT”の名称が冠せられたニューモデル“MT-09”が発売された。新世代の“MT”は水冷3気筒、846cm3、DOHC4バルブ、F.I.エンジンを搭載する「ネイキッドとスーパーモタードの異種交配造形による個性的なデザインを持つ」マシンだった。しかもそのエンジンは、MotoGPマシン“YZR-M1”のヒューマンフレンドリーなハイテク技術、クロスプレーン・コンセプトにも基づいて開発されていた。
そして、2014年8月、MT-09の弟分といえるMT-07シリーズが発売された。3気筒、846cm3のMT-09に対して、MT-07は、689cm3の排気量を持つ水冷直列2気筒エンジンを搭載する“スポーツパッション&スマート”をコンセプトとしたモデルだった。2気筒と3気筒という違いはあるが、クロスプレーン・コンセプトの設計思想により開発されたエンジンなど、MT-09との共通項は多い。日常の使用領域でパワフルながら扱いやすいエンジンを、軽量、コンパクトでスタイリッシュな車体に搭載する、というモデルだった。
2015年3月には初のマイナーチェンジが行われ、MT-07シリーズの中でもアップグレードモデルといえるABSを標準装備するMT-07 ABSに新色が設定された。ヤマハのレーシングスピリットを象徴する「レースブルー」をカラーリングに織り込んだモデルで、マットシルバーの車体をベースに、ホイールとフレームにレースブルーをアクセントとして採用していた。
翌2016年6月には、2016年モデルが登場。MT-07とMT-07 ABSに共通の新色「ディープレッドメタリックK(レッド)」が設定され、MT-07Aではさらにタンクにグラフィックが与えられた「マットシルバー1(マットシルバー)」もラインナップされた。「ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)」と「マットグレーメタリック3(マットグレー)」の2色は継続設定となった。
今回も、カラーリングが変更されて2017年モデルとなった。MT-07では「ブルーイッシュホワイトパール1」と「マットダークグレーメタリック6」2色の新色を採用。MT-07 ABSでは「ブルーイッシュグレーソリッド4」と「ディープパープリッシュブルーメタリックC」の2色の新色を採用するとともに、さらに「ブルーイッシュグレーソリッド4」では「アシッドイエロー」という目を惹く黄色のホイールカラーも採用された。
★YAMAHA プレスリリースより (2017年1月23日)
「MT-07 ABS」に鮮やかなカラーホイールを採用
「MT-07 ABS」「MT-07」2017年モデルを発売
ヤマハ発動機株式会社は、688cm3の直列2気筒エンジンを搭載し、独創的なスタイルで人気の「MT-07 ABS」、「MT-07」のカラーリングを変更し、2017年2月15日より発売します。
「MT-07 ABS」は、ホイールにファッション性を主張するアシッドイエローの「ブルーイッシュグレーソリッド4」(グレー)と、ヤマハのスポーツ性を主張するブルーの「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)をアクセントカラーとして配しています。「MT-07」は、シリアスな印象の「マットダークグレーメタリック6」(マットグレー)に加え、高級感のある「ブルーイッシュホワイトパール1」(ホワイト)を設定し、MTシリーズの都会的で独創的なイメージを一貫して表現しています。
また、マットグレー車には夜間に光を反射する新グラフィックロゴを採用しています。
- <名称>
- 「MT-07A」、「MT-07」
- <発売日>
- 2017年2月15日
- <メーカー希望小売価格>
- 「MT-07A」 760,320円 (本体価格704,000円/消費税56,320円)
- 「MT-07」 710,640円 (本体価格658,000円/消費税52,640円)
- ※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれません。
- <販売計画>
- 1,300台(年間、国内)
- <カラーリング>
- MT-07A
- ・ブルーイッシュグレーソリッド4(新色/グレー)
- ・ディープパープリッシュブルーメタリックC(新色/ブルー)
- MT-07
- ・ブルーイッシュホワイトパール1(新色/ホワイト)
- ・マットダークグレーメタリック6(新色/マットグレー)