2017年1月18日
■渡辺一樹、世界に挑戦!
2012年に全日本ロードレース選手権J-GP2クラスチャンピオンを獲得、2013年からは国内のカワサキ主力チームであるチームグリーンよりZX-10Rを駆り 、国内最高峰JSB1000クラスに参戦。2016年の鈴鹿8耐では柳川 明、レオン・ハスラムと共にカワサキに2009年以来の表彰台となる2位をもたらすなどの活躍を果たした渡辺一樹。2017年シーズンは念願の世界選手権をフル参戦することとなった。
参戦するカテゴリーは600ccの市販車をベースに争われるスーパースポーツ世界選手権(WSS)。1000ccのスーパーバイク世界選手権(WSBK)と共に11か国を転戦、世界各国より猛者が集まるハイレベルなシリーズだ。所属チームはイタリアに本拠を構える「Team Go Eleven」。マシンは2012年から慣れ親しんでいるカワサキ(ZX-6R)を駆る。
ロードレースを始めて12年、“いつかは世界戦へ”という夢が叶った彼。既に国内ではJ-GP2を共に戦ったRS-ITOHと、そしてスペイン(ヘレス)では新チームと共にWSSの実戦を見据えたテストを完了。2月26日に決勝が行われる開幕戦オーストラリア(フィリップアイランド)に挑む。
コミュニケーションはまずまずの様子だが、Team Go Eleven は決してトップチームではない。今後は様々な困難に直面することは覚悟の上、レーサーである以上、渡辺一樹は当然勝ちを狙っていると語る。活躍に注目されたし!
渡辺一樹 オフィシャル・ウェブサイト
http://kazuki26.racing/