GSX250R 527,040円(2017年4月17日発売)
★スズキ GSX250R 車両解説
GSX-Rシリーズの250版、GSX250Rを国内発売
スズキの250ロード・スポーツといえば、2012年7月から国内でも発売されたGSR250がおなじみだが、そのネイキッド・スポーツに続き250クラスのラインナップを充実させるべくフルカウル・スポーツ版のGSX250Rが登場した。
昨年の11月にイタリア・ミラノショーで正式発表されたグローバルモデルで、生産にあたる常州豪爵鈴木摩托車有限公司の地元中国では2016年12月から販売が開始され、日本での2017年4月の販売開始に合わせて、欧州などでも発売される。
搭載されるエンジンは、GSR250の水冷2気筒248cm3をベースとしたもので、最高出力18kW/8,000rpm、最大トルク22Nm/6,500rpmを発生する、フリクション低減や燃焼効率向上を図ることで、街乗りで多用する低中速の扱いやすさを重視した出力特性を持ち、燃費も41.0km/Lへと向上させている(平成28年国内新排出ガス規制に対応)。
また、“GSR250F”と比較して11kgの軽量化(178kg)を実現したという車体は、GSX-Rシリーズの基本イメージを踏襲しながら、“アーバンアスリート”をコンセプトに「都会や郊外を颯爽と駆け抜ける姿をイメージ」したスタイリングを採用。フロントフェイスからテールカウル先端に向けてコンパクトにラインが集合するスポーティーなデザインとし、セパレートタイプのハンドルバー、前後分離式シートなどを採用、快適なライディングポジションを実現している。
カラーは、「クリスタルブルーメタリック×パールグレッシャーホワイト」(青×白)、「キャンディカーディナルレッド×パールネブラーブラック」(赤×黒)、「パールネブラーブラック」(黒)の3色。
★SUZUKI プレスリリースより (2017年1月11日)
スズキ、250ccの新型ロードスポーツバイク「GSX250R」を発売
スズキ株式会社は、250ccの新型ロードスポーツバイク「GSX250R」を4月17日より発売する。
「GSX250R」は、2016年11月にイタリア・ミラノショーで発表したロードスポーツバイクのグローバルモデルで、街乗りにおける日常的な扱いやすさとスポーティーなスタイリングを特長としている。
搭載する248cm3の2気筒エンジンは、平成28年国内新排出ガス規制に対応しながらフリクション低減や燃焼効率向上など、街乗りで多用する低中速の扱いやすさを重視した出力特性とした。「アーバンアスリート」をコンセプトに、都会や郊外を颯爽と駆け抜ける姿をイメージしたスタイリングは、テールカウル先端に向けてコンパクトにラインが集合するスポーティーなデザインとし、セパレートタイプのハンドルバー、前後分離式シートなどを採用しながら、快適なライディングポジションを実現した。
2016年12月より中国で販売を開始しており、2017年4月より日本、欧州をはじめ販売国を拡げていく。
- 「GSX250R」の主な特長
- エンジン・車体
- ・水冷2気筒248cm3エンジンは、フリクション低減や燃焼効率向上を図ることで、街乗りで多用する低中速の扱いやすさを重視した出力特性(最高出力18kW/8,000rpm、最大トルク22Nm/6,500rpm)と優れた燃費性能(41.0km/L※)を実現。
- ・平成28年国内新排出ガス規制に対応。
- ・車両全体で見直しを行い、既存エンジン搭載の「GSR250F」と比較して11kgの軽量化を実現。
- ※国土交通省届出値:定地燃費値(60km/h)2名乗車時。定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
- 装備
- ・黒基盤に白字を表示するネガ液晶を採用した、視認性の高いフルデジタル表示の多機能メーター。
1)任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯/点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせるRPMインジケーター
2)一目でギヤポジションがわかるギヤポジションインジケーター
3)便利な時計と切替式のオドメーター/ツイントリップメーター - ・快適なライディングポジションに調整したセパレートタイプのハンドルバーと前後分離式シート。
- ・専用セッティングを施したフロントフォークと7段階調整式のリヤサスペンション。
- ・前後輪に花弁形状のブレーキディスクを採用。
- ・長距離の走行に安心な大容量15Lの燃料タンク。
- デザイン
- ・「アーバンアスリート」をコンセプトに、都会や郊外を颯爽と駆け抜ける姿をイメージしたスタイリング。
1)テールカウル先端に向けてコンパクトにラインが集合するスポーティーなデザイン
2)スズキのスポーツバイクの特長である、ヘッドライト左右に配置した吸気口とポジションランプ
3)先進的なイメージを持たせた面発光LEDのポジションランプとテールランプ
4)スポーティーな一本出しマフラー - ・車体色は、青/白「クリスタルブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」、赤/黒「キャンディカーディナルレッド/パールネブラーブラック」、黒「パールネブラーブラック」の3色を設定。
- 年間目標販売台数
- 2,500台
- 商品名
- GSX250R
- エンジン
- 4サイクル 248cm3
- メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- 527,040円
- 価格(リサイクル費用を含む)には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。
- ※製造事業者/常州豪爵鈴木摩托車有限公司
- ※製造国/中国
- ※輸入事業者/スズキ株式会社
★主要諸元※1
車名型式 | 2BK-DN11A | |
---|---|---|
GSX250R | ||
発売日 | 2017年4月17日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.085×0.740×1.110 | |
軸距(m) | 1.430 | |
最低地上高(m) | 0.160 | |
シート高(m) | 0.790 | |
装備重量(kg)※2 | 178 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※3 | 41.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※4 | |
32.5(WMTCモード値 クラス2 サブクラス2-2 1名乗車時)※5 | ||
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転半径(m) | 2.9 | |
エンジン型式 | J517 | |
水冷4ストローク2気筒SOHC2バルブ | ||
総排気量(cm3) | 248 | |
内径×行程(mm) | 53.5×55.2 | |
圧縮比 | 11.5 | |
最高出力(kW[PS]/rpm)※6 | 18.0[24]/8,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)※6 | 22[2.2]/6,500 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | フルトランジスタ式 | |
潤滑油方式 | ウエットサンプ式 | |
潤滑油容量(L) | 2.4 | |
燃料タンク容量(L) | 15 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.416 |
2速 | 1.529 | |
3速 | 1.181 | |
4速 | 1.043 | |
5速 | 0.909 | |
6速 | 0.807 | |
減速比1次/2次 | 3.238/3.285 | |
キャスター(度) | 25°35′ | |
トレール(mm) | 104 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/80-17M/C 57H |
後 | 140/70-17M/C 66H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル |
※1:主要諸元は道路運送車両法による型式指定申請書の数値です。(シート高を除く)
※2:装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります。
※3:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※4:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※5:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※6:エンジン出力表示は「PS/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は、「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。〈 〉内は、旧単位での参考値です。
■車体色はモニター表示のため、実物とは異なる場合があります。
■仕様および装備は予告なく変更する場合があります。