2017年1月11日
■KTM 1190 ADVENTURE、1190 ADVENTURE R、1290 SUPER ADVENTUREのリコール(平成28年12月21日届出)
対象車両は型式1190ADVV1949(通称名:1190 ADVENTURE)の車台番号VBKV19407DM992443~VBKV19400GM939863(製作期間:平成25 年01 月22 日~平成27 年12 月04 日)の356 台、型式1190ADVV2949(通称名:1190 ADVENTURE R)の車台番号VBKV29400DM992216~VBKV29403GM939207(製作期間:平成25 年01 月15 日~平成27 年11 月20 日)の126 台、型式1290ADVV5949(通称名:1290 SUPER ADVENTURE)の車台番号VBKV59405FM922916~VBKV59400GM943061(製作期間:平成25 年02 月10 日~平成28 年02 月16 日)の84 台、計3型式、計3車種、計566 台。
不具合の部位(部品名)は「電気装置(メインハーネス)」。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「電気配線の配索設計が不適切なため、メインハーネスとアンチロックブレーキシステム(ABS)モジュレータが干渉しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、メインハーネスの被覆が損傷し、損傷箇所からABSモジュレータに電流が流れて当該モジュレータ内部のコントロールユニットが破損してしまい、ABS警告灯が点灯して、ABSが作動しないおそれがある」というもの。
改善措置の内容は「全車両メインハーネスを点検し、損傷がない場合は、メインハーネスをシートフレームに固定する。損傷がある場合は、さらにABSモジュレータを点検し、異常が認められる場合は、当該モジュレータを良品と交換したうえでメインハーネスを修理し、シートフレームに固定する」という。
改善箇所説明図はコチラ
問:KTM JAPAN
TEL:03-3527-8885