2016年11月15日
■ホンダ、ブラジルでの二輪車生産40年を迎える
ホンダのブラジルにおける二輪車および汎用製品の生産販売子会社であるモトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ(HDA)が従業員276名、年間生産能力2,200台の体制で二輪車・CG125の生産を開始したのが1976年のこと。以来、同社は最量販モデルであるCGシリーズを中心に生産を伸ばし、2014年には二輪車累計生産台数2,000万台に達している。
ユーザーに喜ばれる商品をタイムリーに提供することを目指すHDAは、マナウス工場で多種多様な部品の生産から最終組み立てまでを一貫して行い、敷地内の研究所では地域のニーズに合った商品の開発を強化。地域の期待に応える商品を提供し続けてきた。結果、現在ではブラジル二輪車市場全体の8割にあたる台数を販売しているという。また、二輪車の生産・販売のみならず、ブラジル国内に交通安全教育センターを3ヵ所設置するなど、交通安全普及活動にもHDAは力を入れている。
本田技研工業 八郷隆弘 代表取締役社長 社長執行役員のコメント
「ブラジルにおける二輪車事業を通して、長きにわたり、お客様に喜びをお届けできたことを誇りに思うとともに、ご支持いただいたすべてのお客様に心より感謝いたします。お客様の喜びを胸に、Hondaらしいチャレンジングな製品を、今後も作り続けてまいります」
【モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ(Moto Honda da Amazonia Ltda.)概要】
設立: 1975年7月
生産開始: 1976年11月
所在地: アマゾナス州 マナウス市
代表者: 社長 Issao Mizoguchi(イサオ ミゾグチ)
出資比率: ホンダサウスアメリカ・リミターダ 100%
事業内容: 二輪車および汎用製品の生産、販売
生産車種: POP100i、Biz125、CG160、NXR160など
【ブラジルにおける二輪車生産の歴史】
1976年11月 二輪車の生産を開始
1987年9月 生産台数累計100万台を達成
2002年9月 生産台数累計500万台を達成
2007年8月 生産台数累計1,000万台を達成
2014年8月 生産台数累計2,000万台を達成