2016年10月27日 

■来年に向けて、カブ周辺の話題で騒がしくなりそう!? 「第20回カフェカブミーティングin青山」開催

※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。写真はすべて10月22日・土曜日に行われたミーティングの模様です。

 「走ってない国はない」と言われるほど世界で活躍するホンダの“カブ”という名がついたモデルはもちろん、その派生車種が東京・青山の本田技研工業・本社(Honda青山ビル)のHondaウエルカムプラザ青山に集まるイベントが「カフェカブミーティング」だ。毎年秋恒例の催しで、昨年同様土日の2日間(10月22・23日)開催された。

 ノーマルからカスタム車両、今から50年ほど前に生産されたクラシックモデルから最新型まで、日本はもちろん世界で愛される色取り取りのカブが、オーナーやファンが“お礼参り”とばかりに毎年全国から大勢が集結。ちなみにカフェカブミーティングは事前エントリー制だが、イベント自体には誰でも参加OK。スタートする10時頃から参加者にはコーヒーが振舞われ、そこらじゅうでカブ談義が始まる。共通の愛車のネタは尽きない。

ミーティングのエントラントは会場に到着すると受付&愛車との撮影。加えて今年はチェキで撮影した写真をその場で手渡し。その後、サプライズ・プレゼントだと気づくことに! 今年は「Youは何しに日本へ?」に登場した“Mr.カブ”ことネイサンさんが日本を旅したスーパーカブ50デラックス(東日本編で使用した実車。1993年発売モデル)を展示。ウエルカムプラザの上(2階)、憩いのスペースにはニュースカブ(1971年)も。 毎年お馴染み、ウェアやヘルメット置き場もある憩いのスペース奥にある「カブ関連 図書コーナー」。もちろん「All about SUPER CUB ~スーパーカブ大全~」 もありました。まだ読んでいない方、お買い求めはコチラより。

 午後は恒例となっているトークショー「バイクフォーラム」を実施。カフェカブミーティングではすっかりお馴染み、 作家・モータージャーナリストの中部博さん、俳優・ヨガ講師の下館あいさん、全日本トライアル選手権のレディスクラスに参戦中の小玉絵里加さんがゲストに登場。それぞれの“カブ愛”が語られた。

 1997年から始まり、今年は遂に20回目を迎えた記念すべき場に。加えて、来年の2017年は世界累計生産台数が1億台に達する見込みで、さらに2018年にはスーパーカブ生誕60周年(ホンダ創業70周年でもある)に! ということで、これからカブ周辺が騒がしくなりそうなので、これから発信されるインフォメーションには要注目だ!

スーパーカブにゆかりあるゲストを招いた「バイクフォーラム」。The Beach Boysの「Little Honda」を聴きながら会場入りしたというホンダスマイルの小澤さんがMC。3冊のカブ書籍を編集制作、ホンダをよく知る作家である中部 博さんはカフェカブではすっかりお馴染みの人物。女優でありヨガ講師の下館あいさんはスーパーカブ110でロングツーリングをこなし、ブログ「カブでそこまで。」も展開、10月10日に熊本で開催された「カフェカブパーティー」にも参加している。そして全日本トライアル選手権のレディスクラスに参戦中の小玉絵里加さんは高校生の時、免許を取ってすぐに乗ったのがカブだったとか。また、2012年の「第16回カフェカブミーティング」でクロスカブをワールドプレミアさせた張本人・金塚征志さんが、カブに関する今後の“仕掛け”についてプレゼンを行った。
今回のミーティングは記念すべき20回目ということで、バイクフォーラムでは2本の映像の一部を初公開。1本目は初代スーパーカブのデザインを担当した木村讓三郎の秘蔵インタビュー映像。世界最小の量産OHCエンジンの基本設計を担当した恩田隆雅さんのインタビューと共に、ホンダコレクションホールなどで公開していくという。2本目は2017年にスーパーカブシリーズが世界生産累計台数1億台を突破することを念頭に製作されたPV。ベトナムで撮影されたもので、ストーリー展開の中でスーパーカブの魅力が引き出された鳥肌モノの映像だ。
ミーティングも終盤になるとお待ちかね、特別賞&人気投票コンテストの表彰式。そして最後は豪華賞品争奪のじゃんけん大会へと突入!
エントラント全員に贈られる記念品のピンバッジ(非売品)、20回記念となった今年は第1回ミーティングが1997年ということで、その当時販売されていたスーパーカブがモチーフに。また、受付時に渡されたチェキを挟むと、世界中のカブと繋がることができる台紙をサプライズ・プレゼント!


前後で世界中のカブがつながるキャンペーンは1億台突破に向け今後展開されていくようだ。