2016年10月25日
■Team HRCの成田と能塚が全日本MXチャンピオン獲得
10月23日(日)、「第54回MFJ-GPモトクロス大会」がスポーツランドSUGO(宮城県)で開催された。 MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ・最終戦(第9戦)でもある2016年を締めくくるこの戦い、最高峰のIA1(450cc)クラスではCRF450RWを駆る成田 亮がヒート1で転倒も8位でゴール。負傷のためヒート2は欠場となったが、レース結果によって全日本選手権・国際A級で11回目のチャンピオン獲得という偉業達成となった。
尚、レースはAMAスーパークロス世界選手権シリーズ に参戦するコール・シーリー(Team Honda HRC)が両ヒートで優勝を飾っている。
一方、IA2(250cc)クラスはCRF250RWを駆るホンダ移籍1年目の能塚智寛がヒート1で優勝しチャンピオンを獲得。シーズン最終レースとなるヒート2でも優勝を飾った。
ホンダのワークス・ライダーである両選手の活躍により、全日本モトクロス選手権の2016年シーズンはTeam HRCにとって2013年以来となる両クラスでのタイトル獲得となった。
成田 亮のコメント
「今日は、地元のコースで、大勢のファンの前でチャンピオンを決めることができたことに満足しています。昨年は、実力不足でチャンピオンを逃しましたが、今年は必ずタイトルを獲得する意気込みで、チーム一丸となって戦ってきました。毎戦、最高のポテンシャルが発揮できるように、マシンのセットアップに取り組んでくれたチームスタッフや、スポンサー、そしてモトクロスファンの皆さんに感謝いたします。来シーズンは、V12にチャレンジします」
能塚智寛のコメント
「大勢のファンの前でチャンピオンを獲得できたことにほっとしています。今シーズンは、HRCライダーとして1年目ということもあり、プレッシャーが掛かったシーズンでした。開幕から6ヒート連続優勝の後、中盤から終盤は良いリズムをつかむことができませんでしたが、チームスタッフに支えられてここまで到達できました。スポンサーをはじめ、ファンの励ましに感謝いたします」