2016年10月14日 

■ハーレーダビッドソン・ソフテイル スリムS他、9車種のリコール(平成28年10月13日届出)

 対象車両は型式EBL-FLHL(通称名:ウルトラ リミテッド)の車台番号5HD1KELE7GB605464~5HD1KELE7GB640859(輸入期間:平成27年9月25日~平成28年2月29日)の15台、型式EBL-FLHL(通称名:ロードグライド ウルトラ)の車台番号5HD1KGLE9GB602352~5HD1KGLE2GB625858(輸入期間:平成27年9月10日~平成27年12月10日)の79台、型式EBL-FLHL(通称名:ウルトラ リミテッド ロー)の車台番号5HD1KKLE1GB606544~5HD1KKLE7GB685993(輸入期間:平成27年9月25日~平成28年7月20日)の60台、型式EBL-FLHM(通称名:ストリートグライド スペシャル)の車台番号5HD1KRME7GB601436~5HD1KRME4GB688311(輸入期間:平成27年9月4日~平成28年8月3日)の252台、型式EBL-FLHM(通称名:ロードグライド スペシャル)の車台番号5HD1KTME1GB603728~
5HD1KTME9GB666219(輸入期間:平成27年9月14日~平成28年5月26日)の201台、型式EBL-FLN(通称名:CVO ストリートグライド)の車台番号5HD1PXNEXGB950708~5HD1PXNE9GB962817(輸入期間:平成27年10月1日~平成28年6月29日)の204台、型式EBL-FS9(通称名:CVO プロストリート ブレイクアウト)の車台番号5HD1TG9FXGB956409~5HD1TG9F9GB964159(輸入期間:平成28年2月23日~平成28年8月3日)の335台、型式EBL-FS9(通称名:ソフテイル スリム S)の車台番号5HD1JS9E6GB011537~5HD1JS9E1GB044073(輸入期間:平成27年9月17日~平成28年8月3日)の363台、型式EBL-FS9(通称名:ファットボーイ S)の車台番号5HD1JT9E2GC010224~5HD1JT9E7GC019663(輸入期間:平成27年9月16日~平成28年7月5日)の290台、計4型式、計9車種、計1799台。

 不具合の部位(部品名)は「クラッチ(クラッチマスターシリンダー)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「油圧式クラッチのマスターシリンダーにおいて、加工時の内部洗浄が不適切なため、製造時に使用する化学薬品が除去できておらず、ブレーキフルードと化学薬品の混合液がマスターシリンダー内部のアルミ地と化学反応を起こし、ガスの泡が発生するものがある。そのため、発生したガスがマスターシリンダー内部に溜まった状態でクラッチ操作をすると、クラッチが切れない状態となるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、クラッチシステムを点検後、必要であれば指定の洗浄液で洗浄し、新品のマスターピストンを使って組み立てる。また、マスターシリンダー内部に腐食が見られる場合はマスターシリンダーを正しく洗浄された部品と交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:ハーレーダビッドソン ジャパン カスタマーサービス
TEL:0800-080-8080
http://www.harley-davidson.co.jp/gbltmp/Owners/recall/