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長距離フェリーに乗るのは十数年ぶりだった。八戸港を22時に出て苫小牧港に翌朝6時着。いろいろ調べ、船中泊して朝から走れるので効率がいいと考え、シルバーフェリーのこの航路・ダイヤを選択した(二等客室+バイクで1万2000円)。7月29日、金曜日。午後4時頃、八戸の街に着くと、急に雲行きが怪しくなって、夕立。大型ショッピングモールの一階駐車場で雨をしのぎつつ休憩。小一時間で雨は上がり、フェリー乗り場へ。学生はもう夏休みだし、金曜日の夜便だったため、団体客も含めて北海道を目指す人たちは多く、ほぼ満員状態でバイクは20台くらいだった。船は定刻に出港した。 |
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見栄を張らなくなったオヤジにとって軽量コンパクトなボディはなによりだ。50代半ばから重いバイクはきついと感じ始めた。前のサンダーバードは装備重量でいくと250kgくらいあったと思う。まあ、シートが低くて足つき性がよく、加えてポジションが楽で、3気筒のエンジンフィールがとってもいい。運動性能だって悪くなかった。でも、歳を重ねるほどに車重は気になっていた。だからMT-07の軽やかさは嬉しい。気軽に乗り出せるし、押し歩きが楽でUターンもしやすい。細い道にも臆せず入っていける。ダートも苦にならない。足つき性も良好で、多少バランスを崩したとしても立ちごけのリスクは少ない。 |
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2016年2月に追加された新色はディープレッドメタリックK(レッド)とマットシルバー1(マットシルバー)。マットシルバー1はMT-07Aの専用色。ディープレッドメタリックKはABSのないMT-07にも設定されている。価格や諸元など詳細は新車プロファイル2016で。 | ||
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ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)と マットグレーメタリック3(マットグレー)はMT-07、MT-07Aともに継続。写真はMT-07A。 |
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タンクバックシティ 21600円(税込み)。長さ360×幅280×高さ200mm、最大積載重量3Kg。レインカバー付属。マップホルダー装備。詳細はこちらで。 | ||
程よい大きさで、細かいものを小分けにすれば、それなりの量の荷物が入る。左右ファスナーの前開きだから、またがった状態でささっと中の荷物、たとえばデジカメなど取り出せる。上面は透明ビニールで地図を入れて随時見ることができる。防水ではないが付属の専用レインカバーをかぶせれば中のものが濡れることはない。着脱も簡単だ。バッグ前側についている細いワイヤー(小さなリング付き)のロックフックを引きながら台座に載せて放せばロック装着できる。ロックフックを引けばワンタッチで外せる。台座はバッグがタンクに接触して傷つけないよう、バッグが少し浮いて着くように工夫されていて感心。ワイヤーの先端についている指を入れるリングの径が小さすぎて指を入れにくいのが気になった。 |
[後編へ続く]
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