例年よりも早い梅雨明けとなったのだが、今回は会場内に大型のテントも設けられ、雨でも晴れでも大丈夫、といった対策も施されての開催となった。今回のオーナーズミーティング、参加台数は645台、参加者はタンデムでの来場もあり703名に。前々回の鈴鹿での開催の際に使われたメイン会場&駐輪場はすべて駐輪場に変更。予備駐車場だったスペースが今回はメイン会場となり、駐輪場も目いっぱい使用されることとなった。
参考までに、今回のミーティングに参加したCBシリーズの中で、最も多かったのはCB1300 SUPER BOL D’ORで、比率は全体の約1/5に及ぶ。上位5機種はCB1300/400のSB/SF、CB1100であった。
オーナーズミーティングの内容はこれまでと変わらず。会場に設けられた一本橋でのタイムアタックや、ゲストとのトークショー、豪華なプレゼントが当たる大抽選会だ。トークショーには、トライアルの小玉絵里加選手とロードレースの岡崎静夏選手という2名の女性ライダーが参加。司会はこれまで通り中野真矢さん。
今回特に目についたのが、参加者の自由な感じだ。受付開始は10時半だが、朝早くから会場入りするオーナーもいれば、昼前には帰途につく参加者もいて、また来場する側も、ステージイベントが終了する時刻にやってきたり、実に自由なのだ。もともと滞在型イベントということでもないのでそういった傾向はこれまでもよく見られたが、今回は特に多かったのではないだろうか? でもこの気楽な感じが来場者増につながっているのかもしれない。このイベントをリアルにつながるためのイベントとして活用している例も多く、会場ではSNSなどで知り合っていたもの同士が初めて対面する、なんて話をよく聞いた。
今回も目玉企画として、サーキットをパレード走行できる「CBオーナーズ・パレードRUN」も開催された。鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを自身の愛車で2周(ホームストレート1回通過)するというもの。これにも150台もの参加者が集まった。CBシリーズを所有しているのなら一度は参加してみてはいかが?