2016年5月7日 

■来年はいよいよ生誕50周年、“モンキー・ファミリー”が昭和の日に集結!

※写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます

 原点は遊園地の乗り物! ミニマム・サイズのモーターサイクルとして産み出されたのがホンダの「モンキー」だ。小さなタイヤに加え、ハンドルを折りたたむことができることから、デビュー当初はクルマに積んで遊びに出かける“レジャーバイク”として親しまれた。

 時代とともに小変更が加えられ、「ゴリラ」なる派生モデルも産まれたが、モンキーのその愛くるしい佇まいはそのままに、現在もホンダ・モーターサイクルとしてラインナップ中。車両価格は30万円に届くに至っており、今や“レジャーバイク”というより、原付クラスの“プレミアムモデル”とも言えるだろう。

 モンキーはいい意味での“大人のおもちゃ”的バイクで、オーナー達は皆それぞれ、その愛くるしいスタイル、豊富なアフターパーツによるカスタムを楽しんでいる。もはやスーパーカブと並んでホンダを象徴する原付バイクだ。ちなみに「モンキー」という名が初めて与えられたのは1967年発売の「Z50M」型。そう、来年は生誕50周年を迎えるのである。

初めて「Monkey」のネーミングが与えられたZ50M型。来年は生誕50周年だ。

 4月29日の昭和の日、毎年恒例となっている「モンキーミーティングin多摩」が東京・あきる野の東京サマーランド第2駐車場Aエリアにて開催された。ミーティングの目的は「モンキーのユーザーとファンに、親睦交流の機会を提供する」「モンキーをテーマに、ホンダの二輪文化を発信する」というもの。モンキーは当然のことながら、ゴリラやダックス、シャリイ、そしてホンダ小径タイヤの最新モデルであるグロムのユーザーとファンなら誰でも参加OK。事前に参加申込を行なった人にはフリードリンクとランチが振舞われ、参加記念特製Tシャツもプレゼントされた。

 今回、180台(168名)が集まった会場に並べられたモンキー・ファミリーは、フルオリジナルのクラシックモデルからフルカスタム車両まで様々。バイク雑誌による撮影会、愛車自慢コンテストなどが実施された他、昨年に引き続き「原付試乗会」を開催。最新モデルのダンク、タクト、ジョルノ、リトルカブ、クロスカブ、グロム、そして2016年ニューカラーのモンキーと触れ合うことができた。



ミーティング終盤、コンテストの表彰式。協賛各社から素敵なプレゼントが。 会場では昨年に引き続き「原付試乗会」を開催。最新モデルの乗り味は如何に!?


モトクロスやロードレースでも活躍、日本を代表するレーサー・長谷見昌弘さんがバイクフォーラムのゲスト。 360cc時代の軽自動車(商用車)、LN360にもモンキーは積めるんです!

 また、縁あるゲストを招いたトークショー「バイクフォーラム」には、日本を代表するレーシングライダー&ドライバーである長谷見昌弘さんが登場。「創生期の多摩テックとモンキーの想い出」を語った。

 さて、来年はいよいよモンキー生誕50周年。現在のところ、具体的な催しの予定はアナウンスされていないが、オーナー&ファンは注目あれ。次回以降のインフォメーションは下記ホームページにて要チェック。

モンキーミーティング 公式ホームページ
http://monkey-meeting.net/