250TR 418,000(7月1日発売)

★カワサキ 250TR 車両解説

シンプル・シングル“自由バイク”の’12年モデル

4ストローク版の250TRのヒストリーは2002年2月からスタートしている。実は2ストローク時代(1970年発売)に“パイソン”の名称でトレールモデルの一員として発売されたのだが、そのイメージを引き継いだのが4ストローク版250TRというわけだ。キーワードは“自由”。「気軽にどこへでも出かけられる、どんな町の雰囲気にも似合う、時間や場所にとらわれない自由な移動手段としてのバイク。そんなフリースタイル・ストリートバイクが250TRです」と説明されていた。

バイクがその存在を主張するのではなく、ユーザーのライフスタイルに合わせて個性が表現できるモーターサイクルというコンセプトだった。開発にあたっては、シンプルであることを基本に、様々なデザインが検討されました。その結果、誰もが親近感を覚えるかつてのトレール車がモチーフに選ばれたという。

2012年モデルはカラー&グラフィック、そして価格の変更のみ。

シンプル・シングル“自由バイク”の’12年モデル。250TR。パールソーラーイエロー(YEL)。
シンプル・シングル“自由バイク”の’12年モデル。250TR。ポーラホワイト(WHT)。

★KAWASAKI プレスリリースより (2011年6月7日)

2012年モデル 250TR
新発売のご案内
モデル情報
車名(通称名) 250TR
モデルイヤー 2012
マーケットコード BJ250KCF
型式 JBK-BJ250F
型式指定・認定番号 II-306
メーカー希望小売価格 418,000円
(本体価格398,096円、消費税19,904円)
カラー(カラーコード) パールソーラーイエロー(YEL)
ポーラホワイト(WHT)
発売予定日 2011年7月1日
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
【250TR】

軽量スリムで扱いやすいボディと、どんな街の雰囲気にも自然と溶け込むシンプルでスタイリッシュなデザイン。 250TRは、時間や場所にとらわれず気軽にどこへでも行くことができる、フリースタイルなモーターサイクルです。70年代のビンテージスタイルを彷彿とさせるブリッジ付きのハンドルバー、アップタイプのフロントフェンダーや独特のキャラメルブロックタイヤを採用し、豊富なオプションパーツで自分好みの様々なカスタマイズも楽しめます。 燃料供給方式にフューエルインジェクションを採用したエンジンは、優れた始動性と安定したアイドリングを確保。単気筒ならではの力強いトルクと鼓動感、ビギナーでも扱いやすいパワー特性を実現しています。 2012年モデルでは、鮮やかなパールソーラーイエローと、漢字を用いた独創的なデザインのエンブレムをあしらったポーラホワイトの2色をラインナップしています。

■2009年モデルからの変更点
・カラー&グラフィックの変更
・価格の変更
※性能及び諸元に変更はありません。
※当モデルは二輪車リサイクル(R)マーク付き対象車両です。
※価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。

★主要諸元

車名型式 JBK-BJ250F
250TR
発売日 2011年7月1日
全長×全幅×全高(m) 2.100×0.840×1.105
軸距(m) 1.420
最低地上高(m) 0.165
シート高(m) 0.775
車両重量(kg) 146
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 2
燃費(km/L) 41.0(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) 2.4
エンジン型式 -
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 66.0×73.0
圧縮比 9.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 14[19]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 19[1.9]/6,000
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ
潤滑油方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量(L) 2.0
燃料タンク容量(L) 6.6
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.636
2速 1.733
3速 1.300
4速 1.050
5速 0.833
減速比1次/2次 3.363/2.533
キャスター(度) 28°
トレール(mm) 110
タイヤサイズ 90/90-19M/C 52P
110/90-18M/C 61P
ブレーキ形式 φ270mm油圧式ディスク
φ160mmリーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 セミダブルクレードル