2016年4月20日
■スズキ・アドレス110の改善対策(平成28年4月19日届出)
対象車両は型式EBJ-CE47A(通称名:アドレス110)の車台番号CE47A-100016~CE47A-114653(製作期間:平成27 年 2 月24 日~平成28 年 3 月30 日)の14,001台(①②③)、計1型式、計1車種、計14,001台。
不具合の部位(部品名)は「①動力伝達装置(ナット) ②原動機(エアクリーナ) ③燃料装置(燃料ホース)」。
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①動力伝達装置において、ベルト駆動用のプーリの組付け方法が不適切なため、プーリの固定ナットの締付けトルクが不足しているものがある。そのため、走行中にナットが緩み異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、駆動力を伝えることができず走行不能に至るおそれがある ②車両製造工程において、原動機エアクリーナ内部にボルトが混入したものがある。そのため、走行中の振動等により当該ボルトがスロットルボデーへ移動し、最悪の場合、スロットルバルブにはさまり、原動機の回転数が下がらないおそれがある ③燃料ホースにおいて、継ぎ手部(クイックコネクタ)の嵌合作業が不適切なため、クイックコネクタが正しく嵌合していないものがある。そのため、嵌合部より燃料が漏れるおそれがある」というもの。
改善対策の内容は「①全車両、ベルト駆動用のプーリ固定ナットを規定トルクで締付ける ②全車両、エアクリーナとスロットルボデーを点検し、ボルトを発見した場合は取り除く ③全車両、燃料ホースの継ぎ手部(クイックコネクタ)を正しく嵌合する」という。
問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253