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ホンダモーターサイクルジャパン
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Concept CB Type Ⅱ(コンセプトモデル)
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 昨年の東京モーターショーに出展された「CB Concept」に続く、CBの未来を探る第二弾。空冷4気筒DOHCエンジンを搭載するCB1100をベースに、ヨーロッパを中心にブームとなっている“カフェレーサー”スタイルを提案する新たなCBのコンセプトモデル。
 
 単純にカフェ・スタイルとしたわけではなく、CBらしさを強調する独自のカスタマイズド・スタイルにしようという意思がそこかしこに漂っている。海外のメーカー自身によるカスタマイズド・ムーブメントがいよいよ国内メーカーにも影響を与えはじめている。メーカー自身でカスタマイズド・モデルを開発し、実際にそれを市販化する時代の到来というわけだ。
 
 このモデルも市販を前提にしているのだろう。当WEBサイトの予想では来年の年明け早々にも発売か!? メーカーの開発陣もこのコンセプトモデルに対する巷の反響に注目しているのは間違いない。SNSなどでの反響などにも多大の関心を寄せているはず。そのためのコンセプトモデルの展示でもあるのだから、どんどん意見を発信してみては。
 

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CRF250 RALLY(プロトタイプ)
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 CRF250Lをベースに、ダカール・ラリー参戦マシン“CRF450 RALLY”のイメージを取り入れたアドベンチャーモデルのプロトタイプマシン。最新のラリーマシンのコクピットを再現したフェアリング&メーター周り、独特なレイアウトで配置されたLED製2眼ヘッドライトなどが特徴に。
 
 フェアリングは、一見シンプルなデザインだが、エアロダイナミクスが考慮された造形で風洞実験を繰り返し行い、ライダーへの風圧を絶妙にコントロールするとともにフェアリングの取り付け部にエアスリットを設けることでフェアリング裏の負圧もきっちりコントロールしているという。ラジエターシュラウド等の“エアロデザイン”もオリジナルのCRF250Lから格段に進化しているのだろう。各部にスリットやリブが追加され気流をチューニングしていることが分かる。
 
 特徴的なLEDヘッドライトは、ロービーム時には正面から見て右の若干大きめの側、ハイビームにすると左の小ぶりの側もプラスされて点灯する。ハイビーム側のヘッドライトのレンズ部には「RALLY」の文字を入れるなど、自分たちが楽しみながら作ったという開発陣の“イースターエッグ”も。オリジナルのCRF250Lでテール左側の工具等が入るキー付き収納部もしっかり拡充させている。“ワイドフットペグ”はさらにワイドに、滑り止めのツメも3列になった。メーターはタコメーター機能が表示されるタイプに変更されている。
 
 さて、コーションステッカーなどまで貼られて、市販間近とさえ思わせてくれるこのCRF250 RALLYだが、残念ながら年内発売はなさそう。待たされますなあ、楽しみは先の方が嬉しいとはいいますが…。昨年の東京モーターショーでの初お目見えからすれば、今年の夏前にでも発売してほしいくらい。期待してますホンダさん。
 

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VTR Customized Concept(コンセプトモデル)
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 単純に“好き”か“嫌い”か、で決めていいカスタムの世界。というより「決まってしまう」といった方がいいカスタマイズド・マシンのジャンルに、バイク・メーカー自体が乗り出してきたことの意味は大きい。カスタムといえば“自分勝手な改造”、“うるさい”、“きたない”等々ネガティブなイメージが勝ってきたのがこれまでの実態で、どちらかといえばメーカーはとても推奨できる環境ではなかったはず。それがヨーロッパからの流れとはいえ、カスタマイズド・マシンに市民権が与えられ、さらにはメーカー自らがプロダクトするという方向に動き出している。
 
 バイク・ライダーが“イリーガル”の世界から“リーガル”の世界で個性を主張する時代になってきているからだろうか。
 
 こちらはVTRをベースにしたカスタマイズドのコンセプトマシン。昔懐かしい“スワローハンドル”は好き嫌いが大いに分かれるところ。それがこのマシンの肝でもある。ヘアライン処理のメーター、アルカンターラのシート、無限のマフラーなどは定番。こうして見るとトラスフレームに90度VツインエンジンのVTRは、それだけで完成されたマシンのイメージの強さに驚かされる。
 

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