CB400 SUPER FOUR/SUPER BOL D’OR Special Edition 860,760円/957,960円(4月18日発売)

★ホンダ  CB400 SUPER FOUR/SUPER BOL D’OR Special Edition 車両解説

CB400SF/SBシリーズに漆塗りをイメージした特別カラーを受注期間限定で発売

1992年4月の発売以来、多少の変動はあっても常に400クラスの販売をリードするポジションを維持してきたベストセラー“ヨンヒャク”CB400 SUPER FOUR。1991年の第29回東京モーターショーで参考出品された“CB1000SUPER FOUR”の弟分として「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツはどうあるべきか」を徹底的に追求する“PROJECT BIG-1”により開発されたモデルだった。

その後、1996年3月にはサイレンサーを独立させた集合マフラーなど、よりスポーティなイメージが盛り込まれた“バージョンS”を発売。1996年12月には外観のマイナーチェンジとブレーキを強化。

1999年2月には「HYPER VTEC」エンジンを搭載してフルモデルチェンジ。2002年1月には「HYPER VTEC SPECII」エンジンに発展。2003年12月には「HYPER VTEC SPECIII」、2005年3月にはハーフカウルを装備するバリエーションモデルのCB400SUPER BOL D’ORを追加。2007年12月には、さらに「HYPER VTEC Revo」エンジンへと発展して今日に至っている。

現行モデルは、2012年1月に主要諸元、メカニズムには変更無しでカラーバリエーションのみを変更したものが基本的に継続販売されている。また、同時にCB400SUPER FOURとSUPER BOL D’ORシリーズに、受注期間限定で特別仕様が発売されている。ブラックをベースに金のグラフィックをあしらったモデルで、マイナーチェンジと同時に特別仕様を発売するのは、2011年2月の時と同じパターンだが、この時は受注期間限定ではなく、各500台と台数限定の販売だった。

2012年11月には、CB400/CB1000に始まる「プロジェクト BIG 1」の20周年を記念したスペシャル・エディションが発売されている。赤/白ボディをベースに、エンジンをシルバーに、ブラックホイールの採用、フロントブレーキディスクハブもブラックに、そして20周年を記念したオリジナル・ステッカーや立体ウイングエンブレムの採用などが行われた。

2014年3月に約7年ぶりとなるボディ周りのデザイン変更が行われた。新デザインのサイドカバー、リアカウルなどが採用され、スタイリッシュな外観に磨きをかけたことと、CB400 SUPER BOL D’ORでは、新たにLEDのヘッドライトを採用した新形状のフロントカウルが装着され、さらに精悍なスタイリングとなった。

最近では2015年2月に、専用のパールコスミックブルーの車体色、前後アルミキャストホイールとシリンダーヘッドカバーにはブロンズゴールドカラーを採用するなど、上質感を高めた特別カラー・バージョンが登場している。また2016年3月には、ツートーンカラーの新色として「チタニウムブレードメタリック」を追加して発売したばかり。

今回は、「日本伝統の“漆塗り”のイメージをカラーリングで表現した」スペシャル・エディションで、4月11日(月)から6月1日(水)までの受注期間限定での販売だ。
 

CB400 SUPER FOUR<ABS> Special Edition。「グラファイトブラック」を基調に「キャンディーアルカディアンレッド」のアクセント。
CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition。燃料タンクには立体エンブレムを採用。ヘッドカバーはブロンズゴールド。

★HONDA プレスリリースより (2016年4月11日)

「CB400 SUPER FOUR」と「CB400 SUPER BOL D’OR」に
特別カラーを施した2車種をタイプ設定し受注期間限定で発売

Hondaはロングセラーの定番ロードスポーツモデル「CB400 SUPER FOUR」と、防風効果の高いフロントカウルを装着した「CB400 SUPER BOL D’OR(スーパーボルドール)」のそれぞれに、日本の伝統“漆塗り”のイメージをカラーリングで表現した「Special Edition」をタイプ設定し受注期間限定※1で4月18日(月)に発売します。

「CB400 SUPER FOUR」と「CB400 SUPER BOL D’OR」はクラスNo.1のロードスポーツを目指し、絶えず熟成と進化を重ねてきたロングセラーモデルです。初めてスポーツバイクに乗る20代のエントリーユーザーからベテランユーザーまで、幅広い層のお客様に支持されています。

今回期間限定で発売する2車種は、漆塗り独特の漆黒をイメージした深みのあるグラファイトブラックを基調に、ブラックに映える朱色を表現したキャンディーアルカディアンレッドの専用ストライプを採用するなど、随所に特別感あふれるカラーリングを施したモデルです。

【特別仕様】
 ・燃料タンクに立体エンブレムを採用し高級感を演出
 ・シリンダーヘッドカバーは、主体色の漆黒の中にアクセントを加えて上質感を高めるブロンズゴールドを採用
 ・ホイール、ブレーキディスクハブ、ブレーキキャリパーをブラックで統一し、足回りの精悍さを演出
 ・ブラックアルマイト加工を施したスイングアームを採用
 ・CBのロゴをデザインに取り入れた専用リムストライプの採用や、リアショックスプリングに朱色を施すことで足回りにアクセントを演出
 ・上質感のあるダークシルバー仕上げを施したリアサスペンションのリザーバータンクを採用

※1 受注期間は、2016年4月11日(月)から6月1日(水)まで

 

●販売計画台数(国内・年間)
両タイプ合計 500台
●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition
 860,760円(消費税抜き本体価格 797,000円)
CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition
 957,960円(消費税抜き本体価格 887,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていません

★主要諸元

車名型式 EBL-NC42
CB400 SUPER FOUR〈SUPER BOL D’OR〉
発売日 2016年4月18日
全長×全幅×全高(m) 2.080×0.725×1.080〈1.160〉
軸距(m) 1.410
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.755
車両重量(kg) 200〈203〉
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 2
燃費(km/L)※2 31.0(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転小半径(m) 2.6
エンジン型式 NC42E
水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 399
内径×行程(mm) 55.0×42.0
圧縮比 11.3
最高出力(kW[PS]/rpm) 39[53]/10,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 38[3.9]/9,500
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射装置[PGM-FI]
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑油方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) -
燃料タンク容量(L) 18
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 3.307
2速 2.294
3速 1.750
4速 1.421
5速 1.240
6速 1.130
減速比1次/2次 2.171/2.933
キャスター(度) 25°05′
トレール(mm) 90
タイヤサイズ 120/60ZR17 M/C 55W
160/60ZR17 M/C 69W
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル

※〈 〉の数値はCB400 SUPER BOL D’OR。
 ※2 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。