2016年4月4日 

■ヤマハ製品、世界各地で5年連続デザイン賞を受賞



「Saluto」(2015 年インド向けモデル) 「Fascino」(2015 年インド向けモデル)

 インド商務産業省の関係機関である「インドデザインカウンシル」は、公益財団法人日本デザイン振興会との連携協定により、日本の“グッドデザイン賞(G マーク)”に準じたデザイン賞「インディアデザインマーク(I Mark)」を創設。2012 年の第1 回目より公募・審査を行なっている。

 同賞をヤマハ発動機のインド子会社(India Yamaha Motor Private Limited)が生産・販売する「Saluto (サルート)」と「Fascino(ファッシーノ)」が受賞。ヤマハ製品として5年連続となる。

 ファミリー向けモデルとして開発したモーターサイクル「Saluto」は、普段から家族を乗せることが多いインドのユーザーのために快適性にこだわったセッティングとし、デザインは樹脂製タンクカバーなどによる躍動的スタイルが特徴。

 造形だけでなく発色の良いカラーリング、クロームメッキ塗装部品による高級感あるデザインが好評を得ているという、インド初のファッションスクーター「Fascino」は、ファッションやトレンドに敏感な若者向けに開発。居住性や収納力といった実用機能に加え、高燃焼効率エンジンによるトップクラスの燃費性能や扱い易さに貢献する軽量ボディなどをもつ。


「YZF-R1」(2015 年海外向けモデル)

 一方、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーン・デザインセンター)」主催による世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot Award」では、「YZF-R1」がプロダクトデザイン部門で受賞。こちらでも、ヤマハ製品として同賞の受賞は5年連続となった。また、「YZF-R1」は「グッドデザイン賞 2015」「iFDesign Award 2016」に続き、3 つ目のデザイン賞受賞となる。

 スーパースポーツモデル「YZF-R1」はMotoGP マシン「YZR-M1」の技術思想を体感できるサーキット最速のポテンシャルを備えるモデルとして開発。デザインは「YZR-M1」のイメージを投影するとともに “Speed Racer”をコンセプトにイノベーションを図り、新たなR-DNA を構築している。

ヤマハ発動機 デザインアワードサイト
http://global.yamaha-motor.com/jp/yamahastyle/design/awards/