後半はダニがイチ抜け、すこし離れてロレンツォ、コースアウトから追い上げたストーナーと、それぞれ単独走行になってからの終盤、実況では4位争いが注目され続けましたが、それはライドスルーのペナルティを受けたシモンチェリとドビツィオーゾの戦い。
6位スピーズ、7位ニッキーまでは、何かしらのトラブルがあったわけで、1−2位を除いて何事もなく完走したのは8位のコーリン・エドワーズから・・世界最高峰のmotoGPって、24ラップの超スプリントレースで、一瞬のミスも許されないとおもいきや、案外そうでもないのね? 終わってみればいつもの順当な(転倒を除く)リザルトかな?
ホンダとしては、かつて2004年に玉田誠選手がキャメルホンダで優勝して以来のもてぎでの勝利。
今シーズンはいい流れでここまで来てた青山は9位と今ひとつ結果は残せずに終了、タイヤのチョイスミスということです。
同じころ、弟でオートレーサーの青山周平選手も船橋でレースでした。デビュー戦から好調で、前節では優勝も果たした周平選手ですが、兄弟として何か通じるものでもあるのかというほど、今回不調で、準決勝(土曜日)最終レース(日曜)と8位に沈む。
250cc時代は、最終コーナー寄りの端っこあたりに設営されていた青山応援席(一時は青山兄弟応援席)はドカティ応援席と同じ規模でホームストレートの中央に位置され、決勝前には続々とファンがつめかけてました。青山選手グッズのほか、日曜には青山選手が挨拶に来たりの特典がついて、お得価格。ファン大勢で青山の日章旗を降りながらの応援でもりあがっていました。
Moto2はモリワキのマシンを駆る高橋裕紀が出場しています。4月に弟を事故で亡くしてから初めての日本でのレース。序盤から前へ前へという激しいレースで、勢いあまったのか転倒、再スタートしたものの30位と悔しい結果におわってしまいました。ワイルドカードの 小山は、マシンの挙動に悩み28位。125ccでは、日本人のワイルドカードライダーは、もっと頑張らないと世界にはいけないと思う。
来シーズンは、TSRの藤井監督の息子で、現在全日本ロードレースに参戦中の謙太君がmoto2に参戦します。「3年は頑張らせるつもりだから!」と監督の力強い言葉あり。
モトクロス、ロードレースをこよなく愛し、愛溢れる写真で楽しさを伝えてまいります。
←これまでモトクロスを長年取材して、選手たちの明るい表情やレースの面白さ、観客との距離の近さ、こんな楽しい競技をもっとたくさんの人に見てもらいたい、それにはまず、選手たちのことをもっと知ってもらいたいと思い、各メーカー、関係各社の協力のもと、モトクロスライダーのプロフィールを紹介したサイトを作りました。見てくださいね。