SR400 550,800円(2月10日発売)
★ヤマハ SR400 車両解説
伝統の“レトロモダン”SR400がカラー&グラフィック変更
1978年発売以来、一度もフルモデルチェンジを受けずに今日まで多くのライダーに支持され続けてきた驚異のモデル、SR400。その発売開始時点でもすでに“レトロスタイル”と受け取られていたのだから、バイクとはなんぞや、を痛烈に考えさせてくれる存在だ。
キャストホイールの採用や、ドラムブレーキ化など、細部でのマイナーチェンジは受けてきたが、空冷単気筒SOHCエンジンをシンプルなセミダブルクレードルフレームに搭載するという基本構成には一切変更が無く今日まで連綿と生産されてきた。
ただ、2008年に発売された30周年記念モデルを最後に、排気ガス規制や騒音規制の厚い壁に阻まれて、SRも一時生産中止となってしまった時期がある。名車、SRもついに歴史の彼方へと去ってしまうのか、と危惧されたのだが、F.I.化により見事復活。2009年12月から2010年モデルとして販売を再開してくれている。
そして2012年1月には、約2年ぶりとなるマイナーチェンジが行われ、伝統のヤマハブラックと、ニューパールホワイトという新色2色の設定により、2012年モデルとして発売された。
2013年2月には35周年記念モデルを受注期間限定で発売。シルバーフレームにオリジナルイメージのタンク&サイドカバー、そしてツートーンシートを採用。さらに、F.I.仕様発売以降、若干上がってしまっていた価格を以前のレベルに近づける535,500円という設定に。
ちなみに、F.I.モデル以前の2008年モデルは486,150円、その2008年に登場した30周年記念モデルが609,000円。そして35周年記念モデルが登場した時点での、通常モデルの価格は577,500円だったのだから、このプライス設定はお買い得だった。
2014年1月には、「Since 1978」の文字を刻んだ金属調のサイドカバーエンブレムと、ニューグラフィック、ニューカラーが採用されたが、特別な記念モデルというわけではなく、SR400本体のマイナーチェンジというカタチで2014年モデルとして発売された。
昨年の12月には、ヤマハの創業60周年という記念すべき出来事にピッタリの“走るレジェンド”SR400に記念カラーモデルがリリースされた。イエロー地にブラックの“スピードブロック”をタンクに、専用エンブレムをタンク天面に配し、前後のハブとリムもブラック処理が施された特別カラー仕様となっていた。
2016年モデルとなる今回のモデルチェンジは、カラー&グラフィックの変更のみで、新色1色、継続色1色の2色設定となった。新色は「ダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック(リーフグリーン)」で、「ヤマハブラック(ブラック)」が継続色とされた。
★YAMAHA プレスリリースより (2016年1月26日)
レトロな雰囲気の中にもモダンさを伝えるニューカラー
「SR400」新色を発売
ヤマハ発動機株式会社は、1978年発売のロングセラーモデル、空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ・単気筒エンジンを搭載する「SR400」の新色を2016年2月10日より発売します。
新色は≪ビンテージ・アクティブ・カジュアル≫をコンセプトとした「ダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1」(リーフグリーン)で、誕生年“1978”を織り込んだ400のロゴをあしらったタンクグラフィックを採用しています。「ヤマハブラック」(ブラック)は継続販売します。
- <名称>
- SR400
- <発売日>
- 2016年2月10日
- <メーカー希望小売価格>
- 550,800円 (本体価格510,000円、消費税40,800円)
- ※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
- <販売計画>
- 1,500台(年間、国内)
- <カラーリング>
- ・ダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1(新色/リーフグリーン)
- ・ヤマハブラック(ブラック)