MT-09A/MT-09 915,840円/849,960円(3月1日/2月10日発売)
★ヤマハ MT-09A/MT-09 車両解説
MT-09シリーズがトラクションコントロール採用で2016年モデルに
新世代の“MT”シリーズ、MT-09は、水冷3気筒、846cc、DOHC4バルブF.I.エンジンを搭載する「ネイキッドとスーパーモタードの異種交配造形による個性的なデザイン」を持つマシンだ。しかもそのエンジンは、MotoGPマシン“YZR-M1”のヒューマンフレンドリーなハイテク技術、クロスプレーン・コンセプトにも基づいて開発されている。開発コンセプトは“Synchronized Performance Bike”で、「日常の速度域で乗り手の意志とシンクロする“意のままに操れる悦び”を提唱する」とされていた。
車体もアルミダイキャスト製ダイヤモンドタイプフレームを始め外側締結リアアームなど、最新テクノロジーを導入することで市街地での楽しい走りを狙いとした方向で開発されている。YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)およびD-MODE、マスの集中に貢献する一体成型のエキゾーストパイプ&サイレンサー、アルミテーパーハンドル、ラジアルマウント式フロントブレーキキャリパー、アルミ鍛造ブレーキ&シフトペダルなどなど。そして極めつけは装備重量188kgがMT-09の性格のすべてを物語っていると言えそうだ。
2015年3月には、ABS標準装備モデル、MT-09Aにレースブルーとマットシルバーを調和させたニューカラーが設定されている。マットシルバーの車体をベースに、ホイールとフォークアウターチューブにレースブルーを採用してアクセントととし、車体には、RB(レースブルー)シリーズとしてヤマハのレーシングスピリットを象徴する“RB”ロゴも追加されたモデルだ。
今回の2016年モデルでは、初のモデルチェンジとして、ABSを採用するMT-09Aにトラクションコントロール(TCS)が新たに採用された。2モード+オフから選択が可能で、点火時期と燃料噴射量、そしてスロットル開度を統合制御するタイプのトラクションコントロールとなっている。
★YAMAHA プレスリリースより (2016年1月26日)
「MT-09A」にはTCS(トラクションコントロールシステム)を搭載
「MT-09A」「MT-09」2016年モデル発売
ヤマハ発動機株式会社は、“クロスプレーン・コンセプト”に基づき開発した3気筒エンジンを搭載し、ABSを装備する「MT-09A」にTCS(トラクションコントロールシステム)を新たに採用、また新色を追加して2016年3月1日より発売します。「MT-09」にも新色を追加し、2016年2月10日より発売します。
「MT-09A」に採用のTCS(2モード選択+OFF)は、発進や加速時に後輪のスピンの兆候を検知すると点火時期、燃料噴射量、スロットルバルブ開度を統合制御して滑らかな発進性・走行性を支援します。
新色は「マットシルバー1」(マットシルバー)で、新たにブラック塗装を施したアルミ製フレームとのコンビネーションでヤマハRB(レーシングブルー)イメージを強調しました。
さらに情熱的な「ディープレッドメタリックK」(レッド)を「MT-09A」「MT-09」共通の新色として設定しました。「マットグレーメタリック3」(マットグレー)と「ベリーダークバイオレットメタリック1」(バイオレット)は継続設定します。
- <名称>
- 「MT-09A」/「MT-09」
- <発売日>
- 2016年3月1日/2月10日
- <メーカー希望小売価格>
- 「MT-09A」 915,840円(本体価格848,000円、消費税67,840円)
- 「MT-09」 849,960円(本体価格787,000円、消費税62,960円)
- ※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれません。
- <販売計画>
- 2,000台(シリーズ合計/年間、国内)
- <カラーリング>
- MT-09A
- ・マットシルバー1(新色/マットシルバー)
- ・ディープレッドメタリックK(新色/レッド)
- ・マットグレーメタリック3(マットグレー)
- ・ベリーダークバイオレットメタリック1(バイオレット)
- MT-09
- ・ディープレッドメタリックK(新色/レッド)
- ・マットグレーメタリック3(マットグレー)
- ・ベリーダークバイオレットメタリック1(バイオレット)