2016年1月7日
■“ロッシが目標”のMotobot、サーキット走行実現に向け第2フェーズへ
昨年、第44回東京モーターショー2015のヤマハ・ブースにて、大きな注目を集めたヒト型自律ライディングロボット「Motobot(モトボット)」。YZF-R1Mを操る映像で世界中に衝撃を与えたが、自律走行を実現した第1フェーズに続き、第2フェーズでは2017年に時速200km/hを超えるサーキット走行を目指しているという。
そんなMotobot、開発の第2フェーズ始動に伴い、現在のパートナーである「SRI インターナショナル」と引き続き、共同開発を行っていくことで合意。1月8日(現地時間)にはアメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催されているコンシューマ・エレクトロニクス分野の世界最大の見本市「Consumer Electronics Show」において、ヤマハ発動機とSRI 両担当者によるMotobot 開発のプレゼンテーションが行なわれる予定だ。
ヤマハは高い目標にチャレンジする過程で獲得できる高度な技術を、将来の先進技術やライダー支援システムなどへ応用するほか、新規ビジネス開拓に繋げていくという。