2015年12月17日
■ホンダVT1300CRのリコール(平成27年12月17日届出)
対象車両は型式EBL-SC66(通称名:VT1300CR)の車台番号SC66-1100092~SC66-1100105(製作期間:平成25年11月26日~平成26年11月21日)の14台、計1型式、計1車種、計14台。
不具合の部位(部品名)は「始動装置(スターターマグネチックスイッチ)」。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「エンジンの始動装置において、スターターマグネチックスイッチの防水用シール剤の充填が不適切なため、シール剤がスターターマグネチックスイッチのヒューズを組付ける端子内部に浸入するものがある。そのため、使用過程で端子内部に浸入したシール剤が軟化してヒューズ端子の接圧が低下し、接触抵抗が増加して発熱し、そのままの状態で使用を続けると、ヒューズ組付部が溶損して導通不良となり、エンストして再始動できない、または、スターターマグネチックスイッチの回路が短絡して火災に至るおそれがある」というもの。
改善措置の内容は「全車両、スターターマグネチックスイッチを点検し、良品に交換する。また、ヒューズカプラーを点検し、溶損している場合は、ワイヤーハーネスを新品に交換する」という。
改善箇所説明図はコチラ
問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819