2015年12月2日 

■ヤマハが、倒立式フロントフォークを採用するなど躍動感あふれる新150ccスポーツ「M-SLAZ」をタイ市場で発売

 ヤマハは、グローバルトレンドであるエクストリームスポーツの雰囲気を織り込んだデザインと、市街地での実用機能を調和させた150ccスポーツモデルの新製品「M-SLAZ」を、2015年12月よりタイ市場で発売すると発表した。

 この「M-SLAZ(エム・スラッツ)」は、“Just Size Ultimate Fashion Street Extreme”をコンセプトに開発されたモデルで、エンジンとシャーシは、アジア地域で人気を博すスポーツモデル「YZF-R15」からプラットフォーム展開し、力強さが凝縮された躍動的な新スタイルと、機敏性に優れた操縦性を兼ね備えたモデルとしている。

 主な特徴は、1)高い走行性能を実現する高剛性の倒立式フロントサスペンション、2)車両との一体感を楽しめるアップライトなライディングポジション、3)“Street Extreme”をイメージした外観デザイン、4)先進的でミニマムなフロント周りを演出するLEDヘッドライト、など。

 アセアン地域では近年スポーツモデルの人気が高まりつつあり、ヤマハはタイにおいても「YZF-R15」「YZF-R3」「MT-03」などのスポーツモデルを順次導入し、ラインアップを拡充してきている。「M-SLAZ」はスポーツモデルのスタイルを取り入れながら、初心者でも気軽に乗れる扱いやすさを追求したモデルで、スポーツモデルに憧れる若者層をターゲットに販売拡大に努めるという。製造・販売はタイのグループ会社TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)が行う。 販売計画は48,000台(発売から1年間/タイ国内)。

■ヤマハ http://www.yamaha-motor.co.jp/