VMAX 2,376,000円(12月10日発売)
★ヤマハ VMAX 車両解説
ヤマハのフラグシップモデル、VMAXが紫基調のカラーで2016年モデルに
1985年の1,198cc版の“初代”誕生以来、圧倒的な存在感でヤマハのフラグシップモデルの地位を築きあげたVMAX。ツアラーでもなければスポーツモデルでもない、強いていえば“超弩級バイク”という独自のジャンルを開拓した孤高の存在といえるだろう。
あまりの強烈な個性故に、その後24年間もモデルチェンジが行われなかったことも国産車の世界では希有な存在といえる。とはいっても、テクノロジーの進化に取り残されてしまっては意味がない。
2008年、ついに“2代目”となるモデルが欧米向けに紹介されたのを皮切りに、2009年4月には国内発売も開始された。1,679cm3の水冷4ストロークDOHC・V型4気筒4バルブF.I.エンジンをアルミ製フレームに搭載。初代のイメージは残しながらも、さらに個性的となったスタイルと相まって、さらなる“超弩級”へと飛翔している。
圧倒的な加速フィーリングもさらに鋭さを増したが、それ以上に国産車では珍しい専任の取扱店での販売方法などとあいまって、プレミア感をも兼ね備えたまさにスペシャルな存在になっている。
2011年6月に、2代目となって初めてのマイナーチェンジが行われた。といってもよりプレミア感の高いカラーリングへと変更されただけ。モデルチェンジのためのモデルチェンジはVMAXのポリシーに反するのは十分ご承知だろう。6月21日から予約受付を開始、10月3日より発売が開始された。
2013年9月のモデルチェンジも同様、フラグシップモデルとしてのプレゼンスの向上と説明されたカラーリングのチェンジで、それまでの「マットブラック2」から新色の「マットグレーメタリック3」へと変更された。
2014年12月のモデルチェンジでもスペックやメカニズムに一切の変更はなく、新色が追加設定され2015年モデルとなっている。「ベリーダークレッドメタリック2」という“落ち着き、色気、深み、奥行き感、テイスト”などのイメージを伝えるというダークチェリーカラーの新色で、シートにはレッドステッチが施されていた。もう1色は「マットグレーメタリック3」が継続された。
今回も、2015年モデルと同様、諸元やメカニズムに変更はなく、カラーの変更のみで2016年モデルとして発表された。そのカラーは「ダークパープリッシュブルーメタリックL(ブルー)」の1色で「VMAXのパフォーマンスを若々しい生命感で表現した」と説明されている。
★YAMAHA プレスリリースより (2015年11月17日)
生命感を伝える艶やかな藍色系を採用
「VMAX」2016年モデルを発売
ヤマハ発動機株式会社は、加速感とパワー感が特徴の1679cm3水冷V型4気筒エンジンを搭載す
る「VMAX」の2016年モデルを2015年12月10日より発売します。
2016 年モデルは “Top of Performance Cruiser”をコンセプトに新色「ダークパープリッシュブルーメタリックL(ブルー)」を採用し、「VMAX」のパフォーマンスを若々しい生命感で表現しました。エンジンやエアインテーク、サイドカバーなどメタル材とのコントラストが、みなぎるパワーを強調します。本製品は「VMAX 取扱店」にて販売します。
- <名称>
- 「VMAX」
- <発売日>
- 2015年12月10日
- <車両本体販売価格>
- 2,376,000円(本体価格2,200,000円、消費税 176,000円)
- ※車両本体販売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
- <カラーリング>
- ダークパープリッシュブルーメタリックL(ブルー)
- <販売計画>
- 100台(年間、国内)
- ※お問い合わせは、「ヤマハ発動機お客様相談室(フリーダイヤル0120-090-819)」。