VMAX 60th Anniversary 2,484,000円(3月1日発売)
★ヤマハ VMAX 60th Anniversary 車両解説
ヤマハのフラグシップモデル、VMAXにヤマハ60周年記念カラーモデルを限定販売
1985年の1,198cc版の“初代”誕生以来、圧倒的な存在感でヤマハのフラグシップモデルの地位を築きあげたVMAX。ツアラーでもなければスポーツモデルでもない、強いていえば“超弩級バイク”という独自のジャンルを開拓した孤高の存在といえるだろう。
あまりの強烈な個性故に、その後24年間もモデルチェンジが行われなかったことも国産車の世界では希有な存在といえる。とはいっても、テクノロジーの進化に取り残されてしまっては意味がない。
2008年、ついに“2代目”となるモデルが欧米向けに紹介されたのを皮切りに、2009年4月には国内発売も開始された。1,679cm3の水冷4ストロークDOHC・V型4気筒4バルブF.I.エンジンをアルミ製フレームに搭載。初代のイメージは残しながらも、さらに個性的となったスタイルと相まって、さらなる“超弩級”へと飛翔している。
圧倒的な加速フィーリングもさらに鋭さを増したが、それ以上に国産車では珍しい専任の取扱店での販売方法などとあいまって、プレミア感をも兼ね備えたまさにスペシャルな存在になっている。
2011年6月に、2代目となって初めてのマイナーチェンジが行われた。といってもよりプレミア感の高いカラーリングへと変更されただけ。モデルチェンジのためのモデルチェンジはVMAXのポリシーに反するのは十分ご承知だろう。6月21日から予約受付を開始、10月3日より発売が開始された。
2013年9月のモデルチェンジも同様、フラグシップモデルとしてのプレゼンスの向上と説明されたカラーリングのチェンジで、それまでの「マットブラック2」から新色の「マットグレーメタリック3」へと変更された。
2014年12月でもスペックやメカニズムに一切の変更はなく、新色が追加設定され2015年モデルとなった。「ベリーダークレッドメタリック2」という“落ち着き、色気、深み、奥行き感、テイスト”などのイメージを伝えるというダークチェリーカラーの新色で、シートにはレッドステッチが施されていた。もう1色は「マットグレーメタリック3」が継続された。
2015年12月10日には、VMAXの2016年モデルが(カラー設定の変更のみで「ダークパープリッシュブルーメタリックL」の1色に)発売されるが、年明けの3月1日にはさらにヤマハ発動機の創業60周年を記念した特別カラーモデルが発売される。タンクとリアカウル天面にイエロー地にブラックのおなじみ“スピードブロック”を配し、またマットブラック塗装をエアインテークやサイドカバーに、ハーフグロス塗装をエキゾーストパイプに施したモデルだ。
ちなみに、2015年11月17日から2016年4月末日までの受注生産スタイルの限定販売で、発注から約3ヶ月で納車予定とのこと。
★YAMAHA プレスリリースより (2015年11月17日)
ヤマハ発動機創業60周年記念カラーモデル
「VMAX」60th Anniversary 限定発売
ヤマハ発動機株式会社は、加速感とパワー感が特徴の1679cm3水冷V型4気筒エンジンを搭載する「VMAX」に、当社創業60周年記念カラーの「VMAX」60th Anniversary を設定し、2016年3月1日より限定発売します。2015年11月17日から2016年4月末日までの受注生産モデルで、予約窓口は全国の「VMAX取扱店」です。ご注文頂いてからお届けまで約3ヵ月いただきます。
「VMAX」60th Anniversary は、タンクとリアカウル天面にイエロー地にブラックの“スピードブロック”を配し1970・80年代の欧米のレースを疾走したヤマハ車のスピリットを表現しました。また、マットブラック塗装をエアインテークやサイドカバーに、ハーフグロス塗装をエキゾーストパイプに施し、光沢感あるアルマイトパーツとの調和が上質な味わいを印象づけています。
- <名称>
- 「VMAX 60th Anniversary」
- <発売日>
- 2016年3月1日
- <車両本体販売価格>
- 2,484,000円(本体価格2,300,000円、消費税 184,000円)
- ※車両本体販売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
- <カラーリング>
- ヤマハブラック(ブラック)
- <販売計画>
- 受注期間における予約受注分を販売
- ※お問い合わせは、「ヤマハ発動機お客様相談室(フリーダイヤル0120-090-819)」。