SR400 60th Anniversary 583,200円(12月18日発売)
★ヤマハ SR400 60th Anniversary 車両解説
伝統の“レトロモダン”SR400にヤマハ60周年記念カラーモデル
1978年発売以来、一度もフルモデルチェンジを受けずに今日まで多くのライダーに支持され続けてきた驚異のモデル、SR400。その発売開始時点でもすでに“レトロスタイル”と受け取られていたのだから、バイクとはなんぞや、を痛烈に考えさせてくれる存在だ。
キャストホイールの採用や、ドラムブレーキ化など、細部でのマイナーチェンジは受けてきたが、空冷単気筒SOHCエンジンをセミダブルクレードルフレームに搭載するという基本構成には一切変更が無く今日まで連綿と生産されてきた。
ただ、2008年に発売された30周年記念モデルを最後に、排気ガス規制や騒音規制の厚い壁に阻まれて、とうとうSRも一時生産中止となってしまった時期がある。名車、SRもついに歴史の彼方へと去ってしまうのか、と危惧されたのだが、F.I.化により見事復活。2009年12月から2010年モデルとして販売を再開してくれている。
そして2012年1月には、約2年ぶりとなるマイナーチェンジが行われ、伝統のヤマハブラックと、ニューパールホワイトという新色2色の設定により、2012年モデルとして発売された。
2013年2月には35周年記念モデルを受注期間限定で発売。シルバーフレームにオリジナルイメージのタンク&サイドカバー、そしてツートーンシートを採用。さらに、F.I.仕様発売以降、若干上がってしまっていた価格を以前のレベルに近づける535,500円という設定に。
ちなみに、F.I.モデル以前の2008年モデルは486,150円、その2008年に登場した30周年記念モデルが609,000円。そして35周年記念モデルが登場した時点での、通常モデルの価格は577,500円だったのだから、このプライス設定はお買い得だった。
2014年1月には、「Since 1978」の文字を刻んだ金属調のサイドカバーエンブレムと、ニューグラフィック、ニューカラーが採用されたが、特別な記念モデルというわけではなく、SR400本体のマイナーチェンジというカタチで2014年モデルとして発売された。
今回はこのヤマハの創業60周年という記念すべき出来事にピッタリの“走るレジェンド”SR400に記念カラーモデルが登場した。イエロー地にブラックの“スピードブロック”をタンクに、専用エンブレムをタンク天面に配し、前後のハブとリムもブラック処理が施された記念カラーとなっている。
★YAMAHA プレスリリースより (2015年11月17日)
ヤマハ発動機創業60周年記念カラーモデル
「SR400」60th Anniversary 限定発売
ヤマハ発動機株式会社は、1978年の初代からのロングセラーモデル「SR400」に、当社創業60周年記念カラーの「SR400」60th Anniversaryを設定し、2015年12月18日より限定発売します。2015年11月17日から2016年4月末日までの受注期間限定モデルで、予約窓口は全国の「ヤマハスポーツバイク取扱店」です。
「SR400」60th Anniversary は、イエロー地にブラックの“スピードブロック”をタンクに、専用エンブレムをタンク天面に配し、前後のハブとリムはブラック処理としました。1970年・80年代の欧米のレースで活躍したヤマハマシンのイメージを再現しました。ナノ膜コーティングのエキゾーストパイプなど標準車のクオリティ感に、60年の軌跡が重なっています。
- <名称>
- SR400 60th Anniversary
- <発売日>
- 2015年12月18日
- <メーカー希望小売価格>
- 583,200円 (本体価格540,000円、消費税43,200円)
- ※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
- <販売計画>
- 受注期間における予約受注分を販売
- <カラーリング>
- ■ライトレディッシュイエローソリッド1(イエロー)
- ※お問い合わせは、「ヤマハ発動機お客様相談室(フリーダイヤル0120-090-819)」へ。