2012年1月30日 

■新東名高速が4月14日に開通

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 1969年( 昭和44年 )の全線開通当時に対し、交通量が約3.6倍にも達した現在の東名高速道路との分担機能を担うことになる新東名高速道路。

 このダブルネットワーク化による災害などの緊急時の代替性の早期確保や地元からの要望を踏まえ、2013年3月31日完成予定を前倒し。今年4月14日(土)の15時、開通する。

 今回の開通区間は御殿場JCT(ジャンクション)から三ケ日JCT 間の約162km。これまで開通した日本の高速道路の内、一度の開通区間延長が最も長い区間となる(これまでの最長は1969年2月1日開通の東名高速道路・静岡~岡崎間の131.6km)。

 日本の大動脈である東名高速の慢性的な渋滞や著しい混雑の解消などにより、産業・文化・社会経済活動の振興に大きく寄与することが期待される新東名には様々な特徴も。東名に比べカーブや坂道が緩やかな構造(最小半径300m→3,000m、最大勾配5%→2%)となることで安全・快適でエコな走行が可能に。

 また、御殿場JCT~三ケ日JCT間(約162km)は東名経由(167.5km)に対して短くなり、東京IC~名古屋IC間の普通車通行料金は現在(開通前)の7,100円に対して6,900円となる。この料金は東名または新東名のどちらの経路を利用しても、新東名経由の安い方の料金が適用される。

 開通区間には7箇所の商業施設、6箇所のパーキングエリアを開業。新コンセプトに基づいた商業施設はNEOPASA(ネオパーサ)と呼ばれ、NEOPASA清水ではクシタニがバイク用品を展開するなど、オープンする全121店舗のうち67店舗が高速道路初登場のショップとなる。

 尚、新東名高速道路は2014年度には浜松いなさJCT~豊田東 JCT 間の約53kmが開通。最終的には2020年度の伊勢原北JCT ~御殿場 JCT 間の開通で、海老名南 JCT ~豊田東 JCT 間の全長254kmの高速道路となる予定だ。

問:NEXCO中日本お客様センター TEL 0120-922-229
http://www.c-nexco.co.jp/