YZF-R1 1,417,500円(4月15日発売)
★ヤマハ YZF-R1 車両解説
YZR-M1をイメージした新グラフィックで2011年モデルに
1997年9月のミラノショーでデビュー、翌1998年からヨーロッパで発売されるや爆発的な人気を集め“スーパーコーナリングマシン”としての地位を築き上げたR1。
ざっと変遷を追うと、2000年型で細部を熟成(2代目)、2002年型で新フレームを採用(3代目)、2004年型でM1技術を大幅にフィードバック(4代目)、2007年型でYCC-I装備の新設計エンジンの採用(5代目)、2009年型でクロスプレーン型クランクシャフトに代表されるモトGP技術との融合(6代目)と、まさにレーシングマシン並のサイクルで常に進化してきたことが分かる。
2011年モデルの今年は、お色直しの年。ディープパープリッシュブルーメタリックCのカラーを採用したモデルでは最新のMotoGPマシンを彷彿とさせるニューグラフィックを採用、継続のブルーイッシュホワイトカクテル1とともにラインナップされた。
★Yamahaプレスリリースより (2011年3月4日)
MotoGPマシンYZR-M1をイメージしたカラーリングを採用
「YZF-R1」
2011年モデルについて
ヤマハ発動機株式会社は、高性能な水冷4ストロークDOHC直列4気筒エンジンを搭載する1,000ccスーパースポーツ、「YZF-R1」のグラフィックを変更し2011年4月15日より発売する。
2011年モデルの「ディープパープリッシュブルーメタリックC」車には、MotoGP用ファクトリーマシン「YZR-M1」※のイメージ漂うカラー&グラフィックを採用した。マゼンダ系フレームとの調和が人気の「ブルーイッシュホワイトカクテル1」は継続設定とした。
「YZF-R1」は、
※「YZR-M1」:史上初のMotoGP・3年連続3冠(2008~2010年/ライダー、チーム、コンストラクター)を獲得したレース用車両。
- 名称
- YZF-R1
- 発売日
- 2011年4月15日
- メーカー希望小売価格
- 1,417,500円(本体価格1,350,000円、消費税 67,500円)
- ※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
- カラーリング
- ■ディープパープリッシュブルーメタリックC(新グラフィック/ブルー)
- ■ブルーイッシュホワイトカクテル1(継続/ホワイト)
- 販売計画
- 300台(年間、国内)
- 「YZF-R1」フィーチャーマップ
- ・ヘッドライト一体式のフォースド・エアー・インダクション空気取り入れ口
- ・左右分担減衰力発生方式フロントサスペンション(左側:圧側減衰、右側:伸側減衰)
- ・310㎜外径ディスクブレーキ(6ピストン4パッド対向型キャリパー)
- ・水冷4ストローク・DOHC・4バルブ直列4気筒997cm3エンジン
- ・クロスプレーン型クランクシャフト
- ・YCC-T採用F.I.(セカンダリーインジェクター)
- ・優れた吸気効率を引き出すYCC-I
- ・スリッパークラッチ
- ・縦長形状でマス集中に貢献する燃料タンク
- ・優れた旋回性能を引き出すアルミ製フレーム
- ・優れた走行性に寄与する55%扁平タイヤ(190/55ZR17)
- ・2WAY(高速・低速)圧側減衰力調整機能付きボトムリンク式リアサスペンション
- ・4-2-1-2 のエキパイ及び2 本出しアップマフラー
- ・トルク特性に貢献するEXUP
- ・優れた環境性能に貢献する三元触媒
- ・盗難抑止機構イモビライザー
★主要諸元
車名型式 | EBL-RN24J | |
---|---|---|
YZF-R1 | ||
発売日 | 2011年4月15日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.070×0.715×1.130 | |
軸距(m) | 1.415 | |
最低地上高(m) | 0.135 | |
シート高(m) | 0.835 | |
車両重量(kg) | 212 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L) | 19.0(60km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転半径(m) | - | |
エンジン型式 | N521E | |
水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 997 | |
内径×行程(mm) | 78.0×52.2 | |
圧縮比 | 12.7 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 107.0[145.0]/11,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 99[10.0]/10,000 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | TCIトランジスタ式 | |
潤滑油方式 | 強制圧送ウエットサンプ式 | |
潤滑油容量(L) | 3.7 | |
燃料タンク容量(L) | 18 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.533 |
2速 | 2.062 | |
3速 | 1.761 | |
4速 | 1.521 | |
5速 | 1.363 | |
6速 | 1.269 | |
減速比1次/2次 | 1.511/2.765 | |
キャスター(度) | 24°00′ | |
トレール(mm) | 102 | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C 58W |
後 | 190/55ZR17M/C 75W | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |