Ninja 400 668,520円(12月1日発売)
★カワサキ Ninja 400 車両解説
Ninja 400がカラー&グラフィックの変更で2016年モデルに
2010年8月に発売開始されたカワサキの新ミドル・スポーツ、Ninja 400。初代Ninja 400は、スズキのグラディウスなどとともに我が国の「ヨンヒャク」クラスを再び盛り上げるべく、カワサキが放った戦略マシンだった。250クラスのフルカウルスポーツを見事復権させたNinja 250ほどには支持を得ることが出来なかったが、中型クラスの定番マシンとしての地位を着々と築き上げてきている。
基本的には、一足早く海外向けの2006年モデルとして発売されたER-6nとNinja 650R(ER-6F)の関係と同様で、フルカウルバージョンのNinja 400RとノンカウルバージョンのER-4nをラインナップし、多くのユーザー層をカバーする計画だった。翌2011年9月には、初のイヤーモデルとなる2012年モデルを発売している。といってもカラー&グラフィックの変更のみで、価格、諸元に変更は無し。そして2012年10月にもカラー&グラフィック変更のみで2013年モデルへと発展。
そして3年目の2013年12月にフルモデルチェンジが行われ2代目となった。ただ新型となったのはカウルスポーツ版のNinja 400のみで(またNinja 250同様、車名から“R”の文字が外された)、ノンカウル・バージョンのER-4nは継続販売とされた。
デザインは初代のNinja 400Rのコンセプトを忠実に引き継いでおり、大型の二眼ヘッドライトを装備するフルカウルからテールにかけて“Ninja”一族のアグレッシブなイメージも守りながら、右サイドにオフセットされたモノサスをアクセントとして押し出すなど、旧モデルからの個性的なデザインのDNAを発展させている。
2015年2月に発売された2015年モデルは、カラー&グラフィックの変更のみで、メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラックという黒系と、パールスターダストホワイト×メタリックフラットスパークブラックの白系、2色のラインナップとなった。
今回、2016年モデルとして発売されるNinja 400もカラー&グラフィックの変更のみで、メタリックカーボングレー(GRY)の1色の設定となった。
★KAWASAKI プレスリリースより (2015年10月30日)
2016年モデル Ninja 400 新発売のご案内
- モデル情報
- 車名(通称名) Ninja 400
- モデルイヤー 2016
- マーケットコード EX400EGF
- 型式 EBL-EX400E
- 発売予定日 2015年12月1日
- 型式指定・認定番号 17579
- メーカー希望小売価格 668,520円
- (本体価格619,000円、消費税49,520円)
- カラー(カラーコード) メタリックカーボングレー(GRY)
- ■価格(リサイクル費用を含む)には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
- 【Ninja 400】
爽快なツーリングパフォーマンスと独創のフルフェアリングスタイルが人気のNinja 400。ダブルぺリメターフレームを採用し、コンパクトな水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンがエントリーユーザーにも扱いやすく滑らかで心地の良い加速感を提供します。フロントカウルにはマルチリフレクターのデュアルヘッドライトを装備し、アグレッシブなイメージを強調。シャープなデザインのLEDテールランプとショートタイプのテールカウルがスリムで軽快なリヤビューを演出しています。スーパースポーツスタイルの6スポークホイールはバネ下重量を軽減するだけでなくスポーティなルックスにも貢献。他にもパニアケースやシングルシートカバーキットなど好みのスタイルに合わせて選べるアクセサリーも充実しています。
- ■2015年モデルからの変更点
- ・カラー&グラフィックの変更
- ※性能及び諸元に変更はありません。
- ※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand) Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両です。
★主要諸元
車名型式 | EBL-EX400E | |
---|---|---|
Ninja 400 | ||
発売日 | 2015年12月1日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.110×0.770×1.180 | |
軸距(m) | 1.410 | |
最低地上高(m) | 0.130 | |
シート高(m) | 0.805 | |
車両重量(kg) | 209 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 37.5(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2 | |
24.0(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)※3 | ||
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転半径(m) | 2.7 | |
エンジン型式 | - | |
水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 399 | |
内径×行程(mm) | 68.4×54.3 | |
圧縮比 | 11.0 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 32[44]/9,500 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 37[3.8]/7,500 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置 | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) | |
潤滑油方式 | セミ・ドライサンプ | |
潤滑油容量(L) | 2.3 | |
燃料タンク容量(L) | 15 | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.000 |
2速 | 2.166 | |
3速 | 1.640 | |
4速 | 1.360 | |
5速 | 1.192 | |
6速 | 1.040 | |
減速比1次/2次 | 2.095/3.066 | |
キャスター(度) | 25° | |
トレール(mm) | 110 | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C 58W |
後 | 160/60ZR17M/C 69W | |
ブレーキ形式 | 前 | φ300mm油圧式ダブルディスク |
後 | φ220mm油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(インナーチューブ径41mm) |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。