2015年10月26日 

■秋の東京・青山を彩った“カブだらけ”の2日間! 「第19回 カフェカブミーティング in 青山」

※写真は全て10月24日・土曜日に行なわれたミーティングの模様です
Honda青山ビルを囲むように並べられたスーパーカブとその仲間たち。カフェカブミーティング開催中は地下駐車場も二輪車専用となる。

 毎年秋の恒例イベント、東京・青山の本田技研工業・本社(Honda青山ビル)のHondaウエルカムプラザ青山で開催される「カフェカブミーティング」。今年は例年よりちょっと早めとなる10月の後半、さらに24日・25日という土日の2日間開催となった。

 “カブ使いの祭典”として1997年より開催されているイベントは毎年、WEB上でエントリー開始早々、僅か10分ほどで募集台数に達してしまうほどの人気ぶり。そこで、より多くのカブ・ファンが参加できるよう、今年は土日の2日間開催となった。もちろん、エントラント以外の人でもイベントに遊びにくることは可能だ。

 今年も老若男女様々の“オーナー愛”に満ちたカブが全国より大集結。Honda青山ビルを囲むように並べられ、そこらじゅうで“カブ談義”が行なわれ、親交が深められていた。

 そしてカブ・ファン必聴のトークショー「バイクフォーラム」には二輪R&Dセンターの渡邉徳丸氏が登場。氏がデザインを担当した、東京モーターショーでワールドプレミアとなる「EV-Cub Concept」「Super Cub Concept」に関する秘話などが披露された。

 今後、スーパーカブに関する話題はカフェカブミーティングを中心に発信され、生誕60周年を迎える2018年に向けて盛り上がっていきそうな気配。来年以降もお楽しみ、という感じだ。

エントリーされたバイクにはオーナーそれぞれの想いが表れている。コンテストでは、アルミのレッグカバーを装着したOHVカブは2位、マフラーが特徴的なスーパーカブは3位に。 スポーツカブやジョルカブもエントリーOKだ。14万4000キロ走ったスーパーカブ110はミシュラン賞を受賞。
1952年、ホンダ製品で初めて“Cub”の名が冠された「カブ号F型」を展示。自転車に装着するエンジンとして販売されたもので、当時の発送用ダンボールを復刻。エンジン、タンク、取り付けパーツをセットとした状態が再現されている。 Honda青山ビルの2階はいつものように休憩スペース、ヘルメット&荷物置きスペースとして開放。カブ関連図書コーナーには“スーパーカブ51年目の知られざる真実”を特集したMr.Bike(2010年2月号) もありました。 バイクフォーラム、今年のゲストは東京モータショーに出展されるカブ・コンセプトモデルのデザインを担当した本田技術研究所 二輪R&Dセンター デザイン開発室 主任研究員の渡邉徳丸氏。2010年のミーティングではコンピュータを使ったデザインスケッチの実演も行なった。
宴もたけなわ、コンテストの表彰式へ。人気投票とは別に各種特別賞も用意され、豪華賞品がゲットできる。「渡邉徳丸 賞」にはご本人がデザインを担当したスーパーカブ110(JA07)のイラストという超レアな商品をプレゼント。


コンテストの人気投票は6位から表彰。受賞された方々で記念集合撮影。 エントラント全員には記念品のピンバッジ(非売品)をプレゼント。今年は「EV-Cub」だ。