DOKU DOKU 5 読者ちゃんからのおたより

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2012.5.10 あの本に出会っていて良かったです

☆ あの本に出会っていて良かったです

「父と息子とバイク」26年後のコーナー、なつかしく感動しています。
実は、自分もこの本を今でも大事に持っているんです。
当時、高校生で、反対する親を説得し、免許取得、バイク購入。本当に楽しかった。
バイク雑誌や本は、全て買いあさり、四六時中頭の中は、バイクでした。
その数ある本の中で、この「父と息子とバイク」は、とてもインパクトのあるものでした。
反対していた両親の不安な気持ちにも、感謝とともに触れる機会でした。
「いつか、自分も親になったら・・・」と、数回の引っ越しに紛失することなく、大事にしてきました。
そして今、息子は大学進学のため、家を出ました。
大学合格の日、バイクの仲間もお祝いしてくれて、
勢いで、次の週の草レースに出ることになったのです。
満足に乗ったこともないのに、みんなが丁寧に教えてくれたり、励ましたり。
当日、スクーター部門で出場し、ペアの力もあってなんと優勝してしまったのです。
最初は嫌がっていたのに、表彰後は「楽しかったあ、もっと走りたいな。」と、話していました。
当然、免許を取る決意も、ほどなく宣言されました。
バイクに乗る楽しさだけでなく、バイクを通じた人との楽しさを感じてくれたようです。
私自身も、それを伝えたかった。
親が子供に何を伝えるか、難しいことじゃなく「自分のあり方」ってこと、
渡辺BOSSもあの本で言っていたと思う。
今、改めて、高校生の時、あの本に出会っていて良かったです。
最初の息子のバイクは、私はBOSSと同じく、
ボロボロの単気筒を選ぼうかな? と、妄想しております。

PS:アドバイザー役の濱谷さんの当時? のコラムは、インパクトあったなあ。反対意見が来ても、主張を曲げなかった! あの熱意、今でも楽しみにしています。
(2012.4.5 ゴンタ)

●お返事ありがとうございます!GWに息子を後ろに乗せて、初めてタンデムをしました。自分の免許取り立ての頃より緊張して、翌日はカラダの妙なところが筋肉痛でした。彼と一緒に、こっちも乗り方をいちから勉強し直そうと実感しました。
(「父と息子とバイク」の時の息子・渡辺慎太郎 )