2017年8月7日
■ホンダの世界最大となる二輪完成車組立工場で記念式典
今後もスクーターを中心に拡大が見込まれるというインドの二輪車市場は、ホンダにとって最重要市場であり、最大の販売市場になっているという。そんな市場での多様なニーズに応え、質の高い魅力的な商品を提供するべく、二輪車生産・販売現地法人であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(HMSI) は第三工場において、第四ラインを増設。その生産能力拡大記念式典が行われた。
第三工場は「喜びを次世代へ」のコンセプトに基づいたグリーンファクトリーとして、水の年間使用量全てを雨水収穫システムによりまかなうなど、先進の環境技術を導入 し2013年6月に180万台で稼働を開始。 塗装工程において従来は手動で制御していたエアの供給量を自動に制御する塗装ブース自動エアバランシングシステムを、Hondaの二輪車の生産工程で初めて採用 する今回増設された第四ラインによって生産能力は60万台拡大され240万台に。これによりインドでの年間総生産能力は640万台となり、ホンダの世界最大の二輪完成車組立工場となる。
ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド
(Honda Motorcycle&Scooter India Pvt.Ltd.)概要
設立 : 1999年8月
本社所在地 : ハリアナ州グルガオン地区IMT マネサール地域
資本金 : 31億ルピー
出資比率 : 本田技研工業株式会社 100%
代表者 : 社長 加藤 稔(かとう みのる)
事業内容 : 二輪車の製造・販売
生産能力 : 第一工場(ハリアナ州マネサール)160万台/年
第二工場(ラジャスタン州タプカラ)120万台/年
第三工場(カルナタカ州ナルサプーラ)240万台/年
第四工場(グジャラート州アーメダバード)120万台/年
生産機種 : Activa、Activa125、Dio、Aviator、CB Unicorn、CB Shine、CBF Stunner、CD Dream、CBR250R、CBR150R、NAVI、Dream Yuga、Livo etc.
従業員数 : 約22,000名
2017年8月4日
■ツーリング中に寄ってみよう! 「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」実施
住友ゴムグループの二輪車用タイヤの販売会社・ダンロップモーターサイクルコーポレーションは8月5日(土)、「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」として二輪車用タイヤの安全点検を全国6カ所で実施する。この活動は2012年から全国の道の駅やレストハウスなどで毎年8月19日の「バイクの日」前後に実施しており今年で5回目。これまでに延べ2,275台のタイヤ点検を行ってきた(2014年は悪天候のため中止)。
今回の活動はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝チェック、タイヤ表面の損傷、摩耗度合いなどを調べる外観点検を行い、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明した専用のチェックカードを配布。ライダーにタイヤの日常点検の重要性を訴求していく。
二輪車用タイヤ 「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」
●実施日時:8月5日(土) 9時~15時(MAZDAターンパイク箱根会場は8時~14時)
●実施会場/所在地
道の駅 喜多の郷/福島県喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1
MAZDAターンパイク箱根 大観山駐車場/神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋955
道の駅 桜の郷 荘川/岐阜県高山市荘川町猿丸88
瑞穂の里・さらびき/京都府船井郡京丹波町大朴休石10-1
道の駅 風の家/岡山県真庭市蒜山上徳山1380-6
道の駅 ゆふいん/大分県由布市湯布院町川北899-76
2017年8月3日
■新カジュアル・シリーズもラインナップ!「Honda Riding Gear 2018年春夏モデル」はユーザーのバイクライフをより豊かに
ホンダモーターサイクルジャパンが「Honda Riding Gear 2018年春夏モデル」全48アイテムを発表、2018年3月より全国のホンダ二輪車正規取扱店にて順次発売する。ラインナップは従来同様“より安心に、さらに快適に”をコンセプトに、定番モデルから最新トレンドを取り入れた「スポーツライン」「スタンダードライン」「カジュアルライン」の3本立てとなる。
また、気負いせずに気軽に着ることができるカジュアルウェアとして「Rento」を新たにラインナップ。本田技術研究所・二輪R&Dセンターのデザイン担当者が初めて開発に携わるシリーズで、20~30代の性別を問わないアクティブなユーザーを対象に新提案するモデルに。Rentoとはフィンランド語で“気楽な”“堅苦しくない”“さりげない”を意味する。
尚、「Honda Riding Gear」を実際に試着できるコーナーを併設する ホンダドリーム店(ライディングギア・モデルショップ)は6月末までに全国30店舗で展開中。今後、更なる拡大を目指すという。
問:ホンダモーターサイクルジャパン お客様お問合せ窓口
TEL:03-5993-8667
※価格は全て税抜き。
|
|
|
“Rento”をコンセプトキーワードに、本田技術研究所・二輪R&Dセンターのデザイン担当スタッフも開発に加わる新カジュアル・シリーズ。20~30代の性別を問わないアクティブなユーザーが対象。 |
VFR750R(RC30)に続く、FUNユーザー向けオリジナルヘルメット第2弾はハチハチNSR250R(MC18)。ベースはアライRX-7X。8月8日から9月30日までの受注期間限定商品。67,000円。 |
|
|
|
Boaシステムを採用したライディングシューズが一新。履きやすさが高まる。16,800円。 | 2017年・秋冬モデル全50アイテムは9月より、全国のホンダ二輪正規取扱店より順次発売される。 |
2017年8月2日
■JAFのサイト、人気モデルの排気音を続々と追加
大型バイクから原付までを対象とするロードサービスも行っているJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)のウェブサイトでは、“楽しくバイクに乗ろう”をコンセプト としたライダー向けコンテンツ「Happy Bike!!」を展開中。今年3月に公開された「名車図鑑」では、ヤマハRZ250やスズキGSX750Sカタナなど40~50代にとって懐かしいバイクの紹介と、そのエンジン音や排気音(CDを上回る情報量をもち、レコーディング現場の空気感やライブの臨場感を体感できるハイレゾ)を発信している。
今回、名車図鑑の第2弾として空冷4ストロークDOHC直列4気筒の「カワサキZ900」、水冷2ストロークⅤ型2気筒の「スズキRGV250ガンマ」、水冷4ストロークV型4気筒の「ホンダVF1000R」と「ヤマハVMAX」を追加。一世を風靡した人気モデルの排気音が楽しめるようになった。名車図鑑では今後も人気バイクの公開を予定しているとのことなのでお楽しみに!
2017年8月1日
■インディアンモーターサイクルが「Scout Bobber」を発売開始
インディアンモーターサイクルの正規輸入代理店、ホワイトハウスオートモービルは、8月1日(火)、スカウトファミリーで最も新しいモデルとなる「スカウト・ボバー」を発売開始すると発表した。
このスカウト・ボバーは、チョッパーやボバーなど、大戦後に起きたストリップ・カスタム・ムーブメントに敬意を払い、製作されたモデルだという。スカウト・ボバーは、スタンダードのスカウトと比較し、数々の専用パーツが装備されている。ローライズなトラッカーハンドルバーと、38mm後退したフットペグで、より一体感のあるアーバンライディングを可能とし、また、足周りにはローダウンリアショックユニット(STD比で1インチダウン)を装備し、ブラックホイールにボバー専用タイヤを履かせるなど、アグレッシブな印象が強調されている。
インディアン・スカウト・ボバー。 | サンダーブラックは1,990,000円。 |
ブラックヘッドライトナセル、ミニマムエンジンカバー、スロット入りエキゾーストカバー、ブラックスピードメーターパネル、ブラックエキゾースト、前後チョップドフェンダー、ツートンレザーボバーシート、ブロックレターバッジなど専用パーツも標準装備。
また、このスカウト・ボバーの発表に合わせ、専用レザーパッセンジャーシート、オールウェザーサドルバッグ、ソロラック&バッグ、ブラックハイウェーバーなど、多彩なカスタマイズパーツも販売される。
■インディアン・スカウト・ボバー主要諸元
・エンジン :1,133cc、水冷V型2気筒、DOHC
・トランスミッション:6速リターン
・最高出力 :94hp(70kw)
・最大トルク :97Nm/5,600rpm
・車両重量 :245kg
・燃料タンク容量 :12.5L
・全長 :2,276mm
・全幅 :926mm
・全高 :1,154mm
・シート高 :649mm
※北米仕様に装備されているハンドルバーエンドミラー、及びオフセットナンバープレートは、日本仕様には装備されない。
■カラーバリエーション
・サンダーブラック
・インディアンモーターサイクルレッド
・ブロンズスモーク
・スターシルバースモーク
・サンダーブラックスモーク
■メーカー希望小売価格(消費税込)
1,990,000円(サンダーブラック)
2,030,000円(サンダーブラックを除く各ボディカラー)
●ホワイトハウスオートモービル TEL0561-37-5422 http://www.whitehouse.co.jp/wha/
2017年8月1日
■ベスパの特別限定車「PRIMAVERA 150 Arcobaleno」を発売
ピアッジオグループジャパンは、好評のベスパ・プリマベーラに、155cc、「i-GET(アイゲット)」エンジンを搭載し、特別なボディカラーを纏った限定モデル「ベスパ プリマベーラ150 Arcobaleno(アルコバレーノ)」を、全国のベスパ正規販売店にて、国内50台限定で8月1日より発売すると発表した。
イタリア語で「虹」を意味するArcobalenoというネーミングは、1983年に登場したPXシリーズに由来しているという。なお、ベースとなったPrimavera 125 ABSは、2016年にアップグレードされ、ABSを標準装備するとともに快適性を向上させた新型エンジン「i-GET」を搭載。スタイリッシュな外観のみならず、コミューターとしての基本性能を向上させ、ライフスタイルをさらに充実させるアイテムとして、ベスパの魅力を進化させたモデルだ。排気量155ccのエンジンを搭載することで、余裕のある走りを実現するとともに、自動車専用道路(高速道路)を通行できるようになり行動範囲がさらに広がって利便性が向上している。
PRIMAVERA 150 Arcobaleno(アルコバレーノ)。 | 専用ボディカラー「インカントブルー」。 |
特別なボディカラーとして選ばれたブルーにペイントされ、これまた専用のブラックシートと組み合わされた、シックでありながらいかにもベスパらしいスタイリッシュなモデルとなっている。エンジンは「Sprint 150 ABS」と同一の、最新世代4ストローク空冷単気筒、155cc、「i-GET」エンジンを搭載。装備類はベースとなる Primavera 125 ABSと同一。専用特別色の名称は「インカントブルー」。
希望小売価格は、486,000円(消費税込)。発売日は2017年8月1日。台数は限定50台(日本国内)。
■問い合わせ先:ピアッジオコール TEL03-3453-3903 http://www.piaggio.co.jp/
2017年8月1日
■8月のMOTORISEは“ぐっさんバイク旅”でツーリングの聖地・北海道へ!
BS11(日本BS放送)で毎週金曜日22時30分から放送中の30分番組、大人のバイク時間「MOTORISE」は、全国視聴できる唯一のバイク専門番組だ。8月はお馴染み“ぐっさん”こと山口智充の「バイク旅」シリーズ。
ぐっさんとは20年来の親交がある元よしもと社員“ウマちゃん”は現在、実家で農場を継いでいる。今回はそんな彼女に逢うべくライダー憧れの地である北海道に上陸、広大な十勝を舞台に、大草原から峠までツーリング!
久しぶりに再会したウマちゃん、新たな人生を送る彼女の夢とは⁉ 絶景スポットに温泉、絶品の食とダイナミックな景色と共にお届けする。
放送スケジュールは「Vol-159 ぐっさんのバイク旅 北海道・十勝ツーリング!〝農家のウマちゃんを訪ねて〟前編」が8月4日(8月18日再放送)、「Vol-160 ぐっさんのバイク旅 北海道・十勝ツーリング!〝農家のウマちゃんを訪ねて〟後編」は8月11日(8月25日再放送)となっている。
8月のMOTORISEも見逃すな!
MOTORISE
http://www.bs11.jp/entertainment/917
|
|
2017年8月1日
■BMW R1200GS、R1200GS Adventureのリコール(平成29年7月31日届出)
対象車両は型式EBL-R12NA(通称名:BMW R1200GS)の車台番号WB10A0109EZ133741 ~ WB10A0105GZ182874(製作期間:平成25年10月30日 ~ 平成28年2月23日)の1,225 台、型式EBL-R12NA(通称名:BMW R1200GS)の車台番号WB10A010XGZ679192 ~ WB10A0104GZ689037(製作期間:平成28年2月25日 ~ 平成28年7月4日)の161 台、型式EBL-R12NA(通称名:BMW R1200GS)の車台番号WB10A010XGZ799705 ~ WB10A0109HZ896976(製作期間:平成28年7月5日 ~ 平成28年11月22日)の160 台、型式EBL-R12NA(通称名:BMW R1200GS)の車台番号WB10A510XHZ616933 ~ WB10A5103HZ628843(製作期間:平成28年12月22日 ~ 平成29年5月2日)の163 台、型式2BL-R12NA(通称名:BMW R1200GS)の車台番号WB10A5103HZ623366 ~ WB10A5103HZ628695(製作期間:平成29年3月10日 ~ 平成29年4月28日)の6 台、型式EBL-R12NA(通称名:BMW R1200GS Adventure)の車台番号WB10A0200EZ200077 ~ WB10A0202GZ229972(製作期間:平成25年10月16日 ~ 平成27年10月16日)の705 台、型式EBL-R12NA(通称名:BMW R1200GS Adventure)の車台番号WB10A0208GZ763610 ~ WB10A0205HZ779541(製作期間:平成27年11月2日 ~ 平成28年9月23日)の260 台、型式EBL-R12NA(通称名:BMW R1200GS Adventure)の車台番号WB10A0200HZ910164 ~ WB10A0204HZ920101(製作期間:平成28年9月27日 ~ 平成29年4月7日)の191 台、型式2BL-R12NA(通称名:BMW R1200GS Adventure)の車台番号WB10A0209HZ919977(製作期間:平成29年4月5日)の1 台、計2型式、計2車種、計2,872 台。
不具合の部位(部品名)は「かじ取り装置 (インナーチューブ)」。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「かじ取りホークにおいて、インナーチューブの設計が不適切なため、悪路走行等の衝撃により、インナーチューブとコネクティングスリーブの接続部に隙間が生じることがある。そのため、走行時の振動等により接続部の隙間が拡大し、そのままの状態で使用を続けると、接続部からフォークオイルが漏れて異音が発生し、最悪の場合、インナーチューブがコネクティグスリーブから外れ、転倒するおそれがある」というもの。
改善措置の内容は「全車両、インナーチューブを補強するためにブッシュを追加する。なお、インナーチューブを点検し、隙間が生じている場合は、ブッシュ付インナーチューブと交換する。また、取扱い説明書にインナーチューブの点検に関する項目を追加する」という。
改善箇所説明図はコチラ
問:BMW カスタマー・インタラクションセンター
TEL:0120-269-437
2017年8月1日
■第5回バイク ラブ フォーラム、群馬・前橋で9月16日開催
これまで三重県鈴鹿市(2013年9月)、静岡県浜松市(2014年8月)、熊本県熊本市(2015年9月)、兵庫県神戸市(2016年9月)と開催されてきた「バイク ラブ フォーラム」(BLF)は、世界に通用する素晴らしいバイク文化の創造を目指すとともにバイク産業の振興、市場の発展等を図ることを目的とし、バイクに関わる企業・団体・地方自治体等が核となり、利用者等も交え、関係者間で社会におけるバイクへの認知と受容、共存のあり方や、バイクの将来像等に関して真摯に議論し活動する取り組み。
その第5回「BIKE LOVE FORUM in 群馬・前橋」が9月16日(土)、前橋テルサ2階ホール(群馬県前橋市千代田町2-5-1)にて開催される。群馬県は2014 年に交通安全条例が制定されたこともあって今回の舞台に選ばれた。今後の二輪車交通安全活動のあり方、二輪車市場活性化、地域振興との関わりなどについて議論が行われる。一般ライダーや、そうでない人も気軽に参加可能だ。
開催プログラム(予定)
12:00 開場
13:00 開会挨拶(経済産業省自動車課課長、群馬県、前橋市)
13:15 群馬県の観光について(群馬県、前橋市)
13:45 講演会「三ない運動から群馬県交通安全条例に向けた取り組み」(群馬県議会 須藤昭男 議員)
14:15 二輪車産業政策ロードマップの進捗状況(経済産業省自動車課)
14:35 パネルディスカッション「高校生等に対する交通安全教育の推進」(モデレーター 日本大学 交通工学 稲垣俱志 助教)(群馬県教育委員会、群馬県警察本部、埼玉県教育委員会、横須賀二輪車安全普及協会、日本二輪車普及安全協会)
16:00 講演会「日常の“体感”がファンを生む」(㈱リサーチ・アンド・ディベロプメント 堀好伸 氏)
17:00 総括(日本自動車工業会 二輪車特別委員会委員長)
閉会挨拶(全国オートバイ協同組合連合会会長)
また、今年は二輪車ユーザーはもちろん、広く一般の人も楽しむことができるイベントとして「BIKE LOVE FESTA in 群馬・前橋」をフォーラムの翌日となる9月17日(日)、前橋公園(群馬県前橋市大手町3-16-1)にて開催。ステージイベントとして地元・群馬の英雄、元世界GPライダーの青木宣篤やバイク番組・MOTORISEなどのトークショーが行われる他、国内外の二輪車展示、地元名産品・飲食販売、トライアルイベントなどが行われる予定だ。入場無料となっている。
2017年7月31日
■鈴鹿8耐、ヤマハ3連覇・7度目の優勝達成
40周年の記念大会となった真夏の祭典・鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝が7月30日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。11時30分にスタート、8時間後の19時30分時点で最も多くの周回数で最初にチェッカーフラッグを受けたのは♯21「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク組) だった。周回数は216。同チームは鈴鹿8耐・3連覇を達成。ヤマハにとって通算7回目の優勝となった。
2位は♯11「Kawasaki Team GREEN 」(渡辺一馬/レオン・ハスラム/アズラン・シャー・カマルザマン組)。3位は今シーズンより世界耐久選手権シリーズ(EWC)へフル参戦を始めた♯5「F.C.C. TSR Honda」(ドミニク・エガーター/ランディ・ドゥ・プニエ/ジョシュ・フック組)だった。
レースはブリヂストン(BS)・タイヤを装着したチームが表彰台を独占。BSにとって6回目の快挙だが、今回はさらに10位までがBSタイヤ装着チームであった。
第1回大会を優勝以降、40回全てのレースに参戦している名門であり優勝候補の一角、♯12「YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING」はレース序盤の転倒によって大きく順位を落とすものの、最終的には7位でフィニッシュ。ホンダのエース・チームである♯634「MuSASHi RT HARC-PRO. Honda」はヤマハ・ファクトリーと激しいトップ争いを演じてレースを盛り上げるが、転倒とトラブルによって4位に。また、9年振りに鈴鹿8耐に帰ってきた♯19「MORIWAKI MOTUL RACING」は10位走行中に転倒、その後の追い上げで27位だった。
鈴鹿8耐は2016‐2017 EWCの最終戦でもあり、シリーズ争いの行方にも注目が集まったが、こちらの戦いは総合11位の♯94「GMT94 Yamaha Official EWC Team」 (デビット・チェカ/ニッコロ・カネパ/マイク・ディ・メリオ組)が逆転タイトル獲得となった。