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2018年6月14日 

■トライアンフ東京の1周年記念パーティーと合わせて ニューモデル Speed Triple RSとラリーマシンTRAMONTANAを公開

 トライアンフモーターサイクルズジャパンは、トライアンフ東京がオープン1周年を迎えたのを記念してパーティーを開催したのに合わせて、ニューモデル、Speed Triple RS(スピードトリプルRS)の発表と、TIGER800をベースに開発した“パンアフリカンラリー”参戦マシン、TRAMONTANA(トラモンタナ)の公開、ラリーイベントでの試乗報告を行った。

 まずはトライアンフ東京オープン1周年の話題から。
 昨年春に東京都武蔵野市吉祥寺の五日市街道沿いに、国内最大規模のショールームを備えたフラッグシップストアとしてオープン。そしてめでたく1周年を迎えたトライアンフ東京の販売実績は、オープン時に計画した登録予想台数の150台を軽く突破する210台を記録。来場者数も約4,000人と順調に推移しているという。今後の更なる展開に注目だ。

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1周年の挨拶をする岩瀬利基代表取締役とトライアンフ東京のスタッフの皆さん。

 さて、トライアンフニューモデルの目玉、Speed Triple RSだが、すでに6月9日より全国トライアンフ正規販売店でデビューフェアが開催されているので、すでに購入を決めたなんて熱狂的なトライアンフファンの方もいるかもしれない。トライアンフファンならずとも注目のフラグシップスポーツ、最大のポイントは大幅に刷新された3気筒1050㏄エンジンだ。105ヵ所ものエンジンパーツを新しく生まれ変わらせ、その結果、出力は150PSへ、トルクも117N・mへとアップ。力強い回転と心地よい吹け上がりで3気筒らしい特性をより強調。新設計のArrow製サイレンサーの奏でるエキゾーストサウンドも新しい。

 この他、5インチフルカラーTFT液晶を採用したメーター周りやLED付きスイッチハウジングの採用、そしてコーナリングトラクションコントロールとコーナリングABS、ライディングモードは最大5種類。キーレスイグニッションも採用。これでメーカー希望小売価格は1,857,000円だからお買い得。

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2月にスペインで開催された特別試乗会に参加したジャーナリスト、佐川健太郎さんを迎えて“TRIUMPH Speed Triple RS”を紹介するトークショー。 TRIUMPH Speed Triple RSに跨るトライアンフモーターサイクルズジャパン野田一夫代表取締役社長。

 モロッコのアルジェリア国境近くのサハラ砂漠で行われる7日間、1,300kmの過酷なイベント「PAN AFRICAN RALLY RACE」に挑戦するために生まれた、TIGER800をベースにしたスペシャルマシンが“TIGER TRAMONTANA”だ。元々はトライアンフ社内の有志が参戦するためのマシンを独自開発していたのを会社公認のプロジェクトに格上げしたものと言われている。かつてのホンダ社内のエンジニアたちの“熱さ”を彷彿させる話題だ。

 エンジン周りではARROW製の特注フルエクゾーストの採用とセッティング変更くらいのもので、約30項目といわれるモディファイ個所は全て車体周りだ。主なものを紹介しておくと、オーリンズ製RXF48フルアジャスタブルフロントフォーク、TTX22カートリッジを装着して310mmのフロントフォークストロークを確保、オーリンズ製STX46フルアジャスタブルリアショックユニット、リアホイールストロークも310mmを確保、フロントシングルディスクにはブレンボ2ピストンキャリパーを組み合わせ、ABS解除、ブレーキライン強化、軽量リチウムイオンバッテリーとカスタムハーネスの採用などなど。

ちなみに“TIGER TRAMONTANA”が参戦する予定の「PAN AFRICAN RALLY RACE」は、9月23日から30日にかけて開催される。応援よろしく。

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“TIGER TRAMONTANA”を試乗した風間晋之介さんを迎えてトライアンフモーターサイクルズジャパンの野田一夫社長とトークショー。 “TIGER TRAMONTANA”
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■トライアンフコール TEL03-6809-5233 https://www.triumphmotorcycles.jp/

2018年6月14日 

■野外フェス「大海賊祭」 で免許を持っていない人もハーレーに触れるチャンス

 6月23日(土)・24日(日)、横浜赤レンガ倉庫イベント広場(神奈川県横浜市中区新港1-1)で開催される「大海賊祭」は、今年デビュー30周年を迎える横浜出身のプロレスラー・鈴木みのるが発起人となる屋外型スポーツカルチャーフェスティバル。会場では大海賊プロレス「鈴木みのるデビュー30周年記念試合 vsオカダ・カズチカ」ほか、実施される。時間は10時~19時(最終日は18時まで)。雨天決行、入場無料。


2018年モデル「FAT BOY」。

 そんな野外フェスにハーレーダビッドソン ジャパン(HDJ)が出展。ブースでは、子ども含め免許を持っていない人もハーレーダビッドソン(H-D)の人気車両に触れ・跨ることが出来る「ジャンプスタート」をはじめ、鈴木みのる3人分の重量級モデルの「引き起こし体験」、当日のステージ出演者が愛用するH-D 車両と同モデルの「車両展示」、HDJによるゲームステージ(23日14時15分頃~会場ステージにて)など、ふらっと立ち寄っても楽しめるコンテンツが多数用意される。

大海賊祭
http://www.piledriver.jp/event/gp/index.html

2018年6月13日 

■コマ図ツーリングラリー、運動会、キャンプもあり! 本場のプロが教えるオフロード初心者向けライディングスクール開催



 「MOTORADA ADVENTURE CAMP」は、本場ヨーロッパから招いた2名のBMW公認インストラクターから、オフロード走行の基本から学ぶことができる安全且つ楽しい1泊2日のライディングスクール。7月と8月に3回開催される。

 オフロード初心者~中級者を対象に、トレーニングメニューは●オフロードライディングのポジション●スロットル、ブレーキ、クラッチの基本操作●ダート、グラベルでのアクセルワーク●ヒルクライム、ダウンヒル●キャンバーターンなどを実施。夜はキャンプ場で“ちょっとだけ豪華”なディナーを用意、食事をしながら参加メンバーやインストラクターと語り合う時間に。

 2日目は前日にマスターしたオフロードスキルを試せるよう、ダート区間も含むコマ図ツーリングラリーに挑戦。サポート付きのグループ走行が基本だが、自信のある人は単独での走行も可能。そして締めくくりは一本橋やスラロームなど(当日まで内容は未定)の2日間で学んだスキルを活かせる“バイクを使った運動会”のようなスキルチャレンジが行われる。

 尚、二輪誌でもお馴染みのジャーナリスト、ノア・セレンさんが2日間の行程全てに通訳として同行、英語が話せなくても安心だ。参加車両はオートバイのメーカー、車種不問だが、公道が走れるナンバー付車両限定。

 参加費は50,000円(走行料、キャンプ施設使用料、朝1・昼2・夕1 の食事、お茶やスポーツドリンク等の飲料含む)。テントやシュラフなどのキャンプ用品は各自用意のこと。キャンプはちょっと……、という人には近隣のホテルなども案内可能。イーハトーブの森では宿泊用トレーラーハウスもあり(いずれも別途要宿泊費)。参加定員は各日程16名(第3回のみ女性限定)。

 開催スケジュール、会場、問い合わせは以下の通り。

第1回 7月21日(土)・22日(日) イーハトーブの森(山梨県富士河口湖町)
第2回 8月4日(土)・5日(日) チーズナッツパーク(福島県猪苗代町)
第3回 8月18日(土)・19日(日) イーハトーブの森  ※女性限定開催(山梨県富士河口湖町)

問:MOTORADA / モトラーダ
TEL:022-703-1038
https://motorada.com/

小柄で華奢なのにもかかわらず200kgオーバーのビッグオフロードマシンを自由自在に操る事ができる2名のBMW公認インストラクター

ヴィンセント・ボウ(フランス)
BMW 公認インストラクター、インターナショナルGSトロフィー2014カナダ大会にフランス代表として参戦し、大会3位。Ptit Mauriceの愛称で知られる彼は、5才からバイクに乗り始め、これまで20カ国、100,000km以上を旅しているベテランライダーで多くのラリーにも出場。

ステファニー・ロウ(イギリス)
BMW 公認インストラクター、One World One GSというYouTube で12万回の動画再生されているイベントのヨーロッパの主役、そして女性GSライダーの世界的主役。

2018年6月12日 

■TSR Honda Franceが世界耐久で優勝、ランキングトップで最終戦・鈴鹿へ!

 6月9日(土)、ドイツで開催された2017-2018FIM世界耐久選手権(EWC)の 第4戦・オッシャースレーベン8時間耐久レース。第2戦となるル・マン24時間で優勝、ニューマシンとなった第3戦スロバキア8時間で3位と、ポイントランキング首位のまま挑んだフレディ・フォレイ/ジョシュ・フック/アラン・テシェ組F.C.C. TSR Honda Franceは2番グリッドからスタート。レース序盤に2度セーフティカーが入る波乱、シリーズチャンピオンを争う直接のライバルとなるGMT94 YAMAHA含む2台のヤマハとのトップ争い、そしてライバルに対し1回ピットインが少ない作戦を擁し、ノーミスのパーフェクトな展開で優勝。これにより、F.C.C. TSR Honda Franceはランキングトップをキープしたまま世界タイトル獲得に向けて、最終戦となる7月29日決勝の鈴鹿8耐へ挑む。


F.C.C. TSR Honda France 藤井正和 総監督のコメント
「何と言っても勝ちたくて、優勝したくて、世界一になりたくて準備を進め、仕込んできた。これは誰もが同じだと思うけど、思っただけで実現できるわけじゃない。でも考えなかったり、やろうとしなきゃ、絶対に出来ない。その中で結果が出る、皆が喜んでくれる、君が代が流れる、まさに感無量の瞬間だ。ル・マンの優勝から新しいマシンの投入で3位、そして今回の優勝と、着実にポテンシャルは上回って来ているし、ようやくライバルに競り勝つことができたと感じている。この状態で我々のホームグラウンド、鈴鹿で世界一の決戦が出来る、文句無いね!」

2018年6月11日 

■ベスパ スプリントに最もスポーティな特別仕様車“ベスパ スプリント150 ABS カーボン”を導入

 ピアッジオグループジャパンは、ベスパ スプリント150 ABS にさらなるスポーティーな外観を与えた特別仕様車「ベスパ スプリント150 ABS カーボン」の販売を開始した。
 ベスパ スプリント150 ABS カーボンは、ベスパの新たなスポーツモデルを体現した特別仕様で、ベスパスプリントの持つ若くエネルギッシュな伝統のスタイルを継承している。スチールボディと革新的なカーボン・ルックのディテールと、ボディサイドやホイールの一部に配置された深紅のデカールがその名前にふさわしいスポーティーなスタイルを強調している。また、「I-get」エンジン、フロントホイールに有効なABS、イモビライザー、スマートフォンや電子機器の充電に便利なUSB給電ポートなどの最新機能を備え、高いレベルの安定性と快適性も備えたモデルだ。

 主な専用装備は、カーボン調ステアリングコラムカバーをはじめ、カーボン調コンビネーションスポーツシート(レッドパイピング、レッドステッチ、シングルシート風デザイン)、レッドサイドストライプ、ブラックペイントにレッドのストライプデカール入り前後ホイールなど。

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ベスパ スプリント150 ABS カーボン。カラーは1色。「バルカンブラック」。

●モデル名:ベスパ スプリント150 ABS カーボン、販売開始日:2018年5月28日、車両本体価格:498,000円(消費税8%込)、ボディカラー:バルカンブラック、入荷台数:20台。

■ピアッジオコール 03-3453-3903 http://vespa-japan.com/

2018年6月6日 

■ホンダジェット、いよいよ日本国内で販売を開始

ホンダジェット

クラス最高峰の性能を実現したホンダジェットエリート。最大定員は乗員を含め7名。

 日本でホンダジェットの販売が開始されると聞いても、ほとんどの方はピンとこないかもしれない。それもそのはず、ビジネスジェット機は北米では約2万機が就航しているが、日本ではわずか57機(2016年現在)というから当たり前かもしれない。

 それはさておき、主翼上面にエンジンを配置するという世界でも類を見ないホンダ独自のテクノロジーによって開発されたホンダジェット。1986年に研究開発を開始し、2003年には実験機を開発、2006年北米で受注を開始、2012年量産機の生産を開始、2015年には引渡しを開始し、すでに6地域67カ国で販売されている。航空機としては新参ながら、空の上でもホンダクオリティは高い評価を得ており、昨年は同クラスでの受注数が世界第一位になるほど好評をもって受け入れられている。

 今回日本で販売される「HondaJet Elite」は、約17パーセントの航続距離延長(+396km)、新インレット構造による静粛性の向上、安全性制御をさらに進化させたコクピットなど従来型に改良を加えた最新型。燃費(同クラス比で年間平均で208リットルのドラム缶150本分節約)、最高速度(782km/h)、最大運用高度(13106m)、上昇性能(1250m/min)、航続距離(2661km)というハイスペックに加え、静粛性や室内サイズなど全ての主要性能項目で小型ビジネスジェット機でクラス最高水準を実現した。

 実は日本でも小型ジェット機の潜在的購買能力は高いそうなのだが、活用するためのインフラが欧米のように整備されていないことが普及を阻む原因のひとつである。そのような点の改善を含めてビジネスジェット市場の拡大を目指し、今後4〜5年で現在の2倍程度の市場開拓を目指す。国内の販売は、丸紅エアロスペースが行い、2019年前半の搬入開始を予定している。

 また前記のように一般的にはあまり縁のなさそうなホンダジェットだが、例えば最近よく見かけるオンデマンドバスのように、小さな地方空港へのエアリムジン的な使われ方にも適している。日本国内には84の空港が存在しているが、ホンダジェットならば日本国内の空港間をノンストップで結ぶことが可能。さらに北京、上海、台北などへも無給油で飛べる能力を持っているので、エアコミューターとしての高いポテンシャルも秘めている。

 かつて、スーパーカブが、それまでの常識をことごとく覆し、パーソナルモビリティの世界観を大きく変えたように、ホンダジェットも日本の空の常識を大きく変えていくかもしれない。ちなみに一番気になる価格は約5250000ドル。日本円にして約5億7750万円。性能や装備を考慮すれば、同クラスのビジネスジェット機と比較して、かなりお買い得だそうだ。

ホンダジェット ホンダジェット
パイロットの負担を減らし、安全性も高めたヒューマンインターフェイス設計のコクピット。 スピーカーを使わない業界初のBongioviオーディオシステム(オプション)やギャレー、安全ベルト付きの化粧室など高品質なキャビン。
ホンダジェット
ホンダジェットの生みの親であり、現在HACI(Honda Aircraft Company LLC)の社長を務める藤野道格氏と、Hondaの八郷社長、丸紅航空機グループCEOの氏家氏、丸紅エアロスペースの遠矢社長。各社がタッグを組んでホンダジェットの新たな可能性を拓く。 こちらの動画が見られない方、大きな画面で見たい方はYOU TUBEのWEBサイトで直接ご覧下さい。https://youtu.be/CL_3DggcfGI

2015年ホンダジェット日本初公開へ

2018年6月6日 

■トライアルGPもてぎ、フジガス3位表彰台を獲得!

 今年で19回目を数えるトライアル世界選手権第2戦は6月2、3日、ツインリンクもてぎにて開催され、レプソルホンダの藤波貴久選手がDay1で3位表彰台を獲得、Day2では今シーズンGASGASにスイッチしたハイメ・ブスト選手が強豪を抑えてGPクラス初優勝を飾りました。

 スペイン選手権でのアクシデントで肩を負傷、直後の開幕戦を8位で終え、第2戦もてぎでは「回復7割」と語っていた藤波選手。金曜の予選は10位で通過しました。翌日のDay1では、第10セクションまでクリーンを連発し、1ラップ目を8点におさめ、2位のポジションにつけました。続く2ラップ目には岩盤の5セクションと13セクションで5点をたたいてしまったのですが、後続とのポイント差によって、最終セクションを前に藤波選手の3位が決定しました。藤波選手はもてぎでは 2011年から連続の表彰台を獲得しています。

「2週間前の開幕戦では、出場できるかどうかといったコンディションでした。もてぎに来るまでにはかなり快方に向かってはいたものの、表彰台を狙える位置にくるのは難しいと思っていました。1ラップ目に凄くいい走りができ、2ラップ目は崩れてしまったのだけど最終的には表彰台に上がることができました。応援してくれたファンの皆さんと、ホンダのサポートに感謝しています」


 レースは、予選でGPクラス最下位となってしまったジェロニ・ファハルド選手(GASGAS)。1番手スタートから1ラップ目をオールクリーンで回り、2ラップ目も勢いを落とすことなく最終セクションを前に2位以下に大量の差をつけて、2009年以来2度目の優勝! 2位に入ったアダム・ラガ(TRRS)選手は、2ラップ目に最終以外をクリーンで回る猛烈な追い上げを見せました。

予選の不調を巻き返し、2度目の優勝を飾ったジェロニ・ファハルド選手。 アダム・ラガ選手は、Day1・2位、Day2・3位。

 いくつかのセクションがDay1よりも難易度をあげて行われたDay2。トニー・ボウ選手(Montesa)とラガ、ハイメ・ブスト選手(GASGAS)がクリーンを重ね、1ラップ目を終えてラガ選手が8点、ボウ選手11点、ブスト選手12点で折り返します。集中力を切らすことなく、2ラップ目を7点で終えたブスト選手がGPクラス初優勝。藤波選手は1ラップ目にミスが目立ち、2ラップ目で挽回したもののトータル51ポイントで9位にとどまりました。

トニー・ボウ選手はDay1・4位、Day2・2位。 Day2を征したのはハイメ・ブスト選手。

 日本人勢は、全日本チャンピオンの小川友幸選手(Honda)がDay1・14位、Day2・13位 、黒山健一選手(YAMAHA)Day1・9位、Day2・15位、野崎史孝選手(YAMAHA)Day1・15位、Day2位・14。
 小川選手のDay1は、クリーンか5点か?! といった攻めのレースでしたが、2ラップ目の13セクションで右足を負傷。それでもDay2はひとつポジションをUPしました。野崎選手は、朝のウォームアップでぎっくり腰になってしまい、全般において痛みに耐えながらのレースとなりました。黒山選手は、Day1を9位で終わらせたのですが、Day2は前半のミスから気持ちを切り替え、世界選手権のルールに忠実な走りを心掛けたとのこと。黒山選手は、7月に開催されるトライアルGPフランス大会とベルギー大会のトライアルEクラスにヤマハのTY-Eで出場することが決定しています。


ガッチこと全日本チャンプの小川選手、果敢な攻めの走り。 黒山選手はフランス、ベルギーに電動トライアラーで出場予定。

 今大会からスタートしたウーマンクラスには、全日本チャンピオンの西村亜弥選手が出場しました。序盤のセクションで頭からクラッシュするハプニングもあり、成績は最下位となったのですが、世界の強豪相手に奮闘しました。

ウーマンGPはDay1、Day2ともに2017年チャンピオン、エマ・ブリスト選手(Sherco)が優勝。 ウーマンGPには、全日本チャンピオンの西村亜弥選手が出場。

(写真・レポート楠堂亜希)

2018年6月2〜3日 ツインリンクもてぎ
天気 晴れ
観客数 土曜日 8600人 日曜日 9800人

リザルトはこちらで(外部サイトにジャンプします)

トライアルGP Day1
トライアルGP Day2
トライアルGP ウーマン Day1
トライアルGP ウーマン Day2

2018年6月6日 

■ショップオープン情報「ハーレーダビッドソン グッドウッド」


 グローバル基準に適合した最新のストアデザインプログラムを採用した次世代型店舗として6月9日(土)に移転、リニューアルオープン。1階はコンクリート床でガレージ感の強いショールーム、床や天井がウッドベースとなったくつろげる空間のラウンジスペースが特徴。サービススペースは2階となる。大型バイクを所有する女性スタッフも在籍、女性ならではの目線で車種選定からウェアーのコーディネートまで多様なアドバイスを提供。リニューアルオープン当日は様々なゲームを用意したパーティータイム(12時から14時限定)や、限定Tシャツの販売、来店記念品、家族でも楽しめる豪華賞品が当たるゲームなども用意したオープニングフェアを開催。店舗は京葉道路・市川IC より7分、首都高速湾岸線・千鳥町出口より8分、県道6号 市川浦安線沿い。

千葉県市川市欠真間 2-1-22
TEL:047-358-8403
営業時間:10時~19時、10時~17時30分(日祝)
定休日:毎週月曜日
http://www.harley-buell-goodwood.com/

2018年6月4日 

■SHOWA、二輪車用電子制御技術シリーズ他出展

 5月25日から28日まで、パシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」。自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展としてスタートしたこの催しに、二輪のサスペンションなどでお馴染みのショーワも出展、EICMA(ミラノショー)で話題となった独自の機構をもつハイパフォーマンス製品が出品された。

 会場ではカワサキNinja ZX-10R SEに採用される「SHOWA EERA Balance Free Damping Force」を展示。二輪車用に最適化した特性をもつ独自に開発した電子制御式油圧バルブを採用したもので、優れた操縦安定性と乗り心地を実現したもの。また、ホンダのモトクロッサー・CRF250R/450Rの2019年モデルにも採用された「GPシリーズA-Kit」はフロントフォークのインナーチューブにフリクション低減を実現したエメラルドコーティングなどが施される。

SHOWA EERA Balance Free Damping Force GPシリーズA-Kit


 また、二輪車用電子制御技術シリーズ「SHOWA EERA(イーラ)」の最新技術として速度に応じて減衰が変わるステアリングダンパーや、リアショックアブソーバーのライドハイトも参考出品。いずれメーカー標準装備、またはアフターマーケットパーツとしてリリースに向けて開発中という。

ショーワ
http://www.showa1.com/jp/


「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」には二輪車メーカーも話題のモデルを展示。(写真左より)第3世代Dual Clutch Transmission(DCT)やダブルウィッシュボーンフロントサスペンションなどを採用したホンダ・ゴールドウイング ツアー、ロボティクス技術を象徴するヤマハ・MOTOROiD(モトロイド)の試作モデル、スーパースポーツ・GSX-Rシリーズの技術を投入した原付二種スポーツバイクのスズキGSX-R125 ABS。

2018年6月1日 

■世界最高峰の“技”が繰り広げられる戦い、いよいよ明日!




(左より)藤波貴久、小川友幸、黒山健一、野崎史高の日本グランプリに挑む4選手。

 6月2日(土)・3日(日)の2日間、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で「2018 FIMトライアル世界選手権 第2戦 ストライダー 日本グランプリ」 が開催される。5月27日にはウエルカムプラザ青山に参戦する4名のライダーを迎え「日本人ライダー壮行会&トライアルパフォーマンス」 が行なわれ、世界最高峰の“技”が繰り広げられる戦いを目前に控えた束の間の時間、選手とファンは触れ合いを楽しんだ。

 壮行会では藤波貴久(Repsol Honda Team)、小川友幸(HRC CLUB MITANI )、黒山健一(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、野崎史高(YSP京葉×KEN OKUYAMA RACING)の4選手によるトークショーを実施。選手の活躍を間近で観ることができるなど、トライアルの魅力がアピールされた他、自転車でジャックナイフなどの技を披露。また本戦への意気込みが語られる。

 さらに、屋外の特設会場では世界レベルの技を実際のマシンで披露。その神業と迫力で来場者を喜ばせた他、サイン会も行われる。日本グランプリでは4選手による活躍に要注目だ!

 「2018 FIMトライアル世界選手権 第2戦 ストライダー 日本グランプリ」の詳細はコチラ(http://www.twinring.jp/wctrial/)へ。

(撮影:徳永 茂)