MBニュース&トピック

 

2013年5月30日 

■今週末、いよいよ開催!「RED BULL X-FIGHTERS OSAKA 2013」

鈴木大助

 6月1日(土)、アジア初開催となるフリースタイル・モトクロスの世界最高峰「RED BULL X-FIGHTERS」が迫ってきた。これまでギザのピラミッドやモスクワの赤の広場など、世界中のアイコニックなロケーションで開催されてきた X-FIGHTERS、今回の舞台は「大阪城公園 西の丸庭園」。日本を代表する建造物を前に、様々の華麗なトリックが繰り広げられることになる。

ジョシュ・シーハン

 そんな戦いを前に、こちらも日本を代表する建造物とも言える大阪・万博記念公園「太陽の塔」の前で、ジョシュ・シーハン(オーストラリア)と鈴木大助がジャンプを披露。鈴木はドバイ大会に続き、日本人ワイルドカード予選への参戦が決定。二戦連続参戦を目指す。

 尚、決勝の模様は6月1日の19時より、http://www.redbull.com/jp/ja にてライブ・ストリーミングも行われる。

RED BULL X-FIGHTERSオフィシャルサイト
http://www.redbullxfighters.com/ja_JP

2013年5月30日 

■ヤマハSRは今年35周年! 

SR400 35th Anniversary Edition

 1978年の発売以来、シンプルなデザインと空冷単気筒エンジンの鼓動感溢れる走りで永きに渡って支持されている「SR」の誕生35周年を記念したイベントが「ヤマハコミュニケーションプラザ」と「ヤマルーブ・カフェ」で実施される。

  「ヤマハコミュニケーションプラザ」(静岡県磐田市新貝2500)では、特別展示として「SR35周年メモリアルウィーク ~おいでよ SR の聖地へ!~」と題し、6月17日(月)から28日(金)まで開催(6月23日は休館)。発売35周年を記念した特別仕様車「SR400 35th Anniversary Edition」や1977年のSR500の実車を展示するほか、歴代モデルのパネル展示が行われる。期間中はSRオーナー(SRで来場、あるいはSRの写真や車検証の提示などSRオーナーであることの証明が必要)先着800名に「SR35thメモリアルマネークリップ」をプレゼント!


SR35thメモリアルマネークリップ

 ワイズギアが全国各地で開催している、無料のコーヒーサービスとヤマハ純正オイル&ケミカルにタッチ&トライできるイベント「ヤマルーブ・カフェ」では、来場したSRオーナーに各会場50個限定で「SR35thメモリアルマネークリップ」をプレゼント! 

●今後の開催日程
6月2日(日)
道の駅・七城メロンドーム(熊本県菊池市七城町岡田306)
7月13日(土)
道の駅・飯高駅(三重県松阪市飯高町宮前177)
9月14日(土)
道の駅・鳳来三河三石(愛知県新城市下吉田字田中106-1)
11月9日(土)
箱根大観山(神奈川県湯河原町)

http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/event/

2013年5月30日 

■タンデムなら最大30名まで利用可能なライダーに嬉しいチケットも登場!「花火の祭典“夏”」

 森の中のモビリティテーマパーク・ツインリンクもてぎにて8月14日(水)の19時30分よりスタート(荒天予備日:8月15日)。大型の音響設備から流れる音楽とのシンクロを、グランドスタンドをはじめ、様々な観覧エリアから楽しむ、今や定着イベントとなった「劇場型花火」だ。

 もてぎの空を覆いつくすほどの超ワイドな花火の数々に加え、今回「真夏の夜の絢爛絵巻 元祖“菊屋”劇場」をテーマとした尺玉の競演、迫力ある2尺玉の打ち上げが楽しめる、6部構成のプログラムに。また、花火だけでなくツインリンクもてぎを満喫できるイベントも同日開催される。

 観覧チケットは、様々な角度から花火の祭典が楽しめるよう自由席の新設定に加え既存エリアが拡大され、指定席も新設定。6月8日(土)から発売されるおトクな前売券は、ツインリンクもてぎ世界グランプリ開催15回記念キャンペーンの一環としてライダーにうれしいチケットも用意。
「2輪 トクトクグループチケット〔新〕」(北エリア/南エリア 各5,000円)は何と、チケット1枚で最大15台まで入場・駐車(花火観覧)可能で、タンデムなら30名までOKだ!

問:ツインリンクもてぎ TEL 0285-64-0001

http://www.twinring.jp/

2013年5月29日 

■200台の“カモシカ”が集結、何だかオフロードって楽しそう!

 5月25日(土)、奈良トライアルマウンテンで開催された「セローミーティング」 は、オフロードの楽しさを手軽に体験できる初心者向けイベント「~走ってみよう土の上~YAMAHA Off-Road World RIDE on DIRT」の特別版として“マウンテン・トレール”ことセローに特化。より多くの人々にオフの魅力に触れてもらおうと催されたものだ。

 当日は朝から好天。様々なイベントで来場者はセローと遊ぶ楽しさを満喫したようだ。


セロー・オーナーが愛車でダート体験できる「ミニトレッキング」は1回約30分の林間コースを走行。コース内で難しそうな場所はインストラクターが攻略法を説明してくれる。※写真をクリックすると違う写真が見られます(以下同)

1回約30分の「ミニオフロード体感試乗」はセローをはじめ、プロテクターなどの装具もレンタルで用意されているので、手ぶらでも参加OK。初めての人や女性でも、オフロードの楽しさを気楽に体感できる絶好の機会だ。

「親子バイクスクール」もあり。1回約60分。キッズ達もオフの楽しさに開眼!? 曲がる先を見つめた真剣な目線が素晴らしい! また、モーターサイクルジャーナリスト・柏秀樹さんによるオートバイ操作の基本講座も開講された。

初代モデル(1985年)、25周年記念モデル(2010年)、ツーリングセロー、消防活動用モデル他、歴代セローを展示。ワイズギアのブースではドレスアップされたセローが展示され、来場者から大きな関心を集めていた。




































 自身のセローを使ってショートコースを先導付でトレッキングできるメニューは、セローを所有しながらもオフロード走行する機会に恵まれないオーナーを対象としたもの。「改めてセローの魅力、懐の深さを実感。この楽しさにもっと早く出会いたかった」といった、セローの高いポテンシャルをオフロードを通じて発見したというオーナーの声が多かったとか。


今回、セローだけで200台が参集。オーナーの交流の場となった。尚、ヤマハのイベントでは、ライダーのマナー向上と道路交通の安全確保および地球環境保全の一環として「ライダーマナーアップ宣言!」を呼びかけている。

 今回のミーティングは関西・中部圏を中心に、都内や九州からも集まったセローの数は何と200台! さらにその他バイク100台、総勢350人が来場している。尚、今回のようなオフロードの魅力を手軽に体験できる場として開催される「RIDE on DIRT」の情報はホームページで随時更新されているので要チェック!

http://www.yamaha-motor.jp/mc/event/

2013年5月28日 

■KTM 200EXC 、250EXC 、250EXC SIX DAYS のリコール(平成25年5月24日届出)

 対象車両は型式200EXC (通称名:200EXC )の車台番号 VBKGSA201DM193591~VBKGSA205DM195537(製作期間:平成24年9月17日~平成24年10月18日) 、型式 250EXC(通称名:250EXC)の車台番号VBKGSA20XDM277411~VBKGSA204DM283592 (製作期間:平成24年6月27日~平成24年9月18日)、型式250EXC(通称名:250EXC SIX DAYS)の車台番号VBKGSA203DM278707~VBKGSA20XDM286965 (製作期間:平成24年7月5日~平成24年10月15日)。

 内容は「スロットルグリップ上部ハウジングの成形が不適切なため、当該ハウジング内部において、まれにスロットルケーブルワイヤーがローラーからはずれ、ハウジングとローラーの間に挟まることがあるため、スロットルグリップを戻してもエンジンの回転がすぐに下がらず、最悪の場合、エンジン回転が固定されたままになります 」というもの。

 対策作業内容は「全車両、スロットルグリップ上部ハウジングを良品に、ローラーとブッシュを対策品に交換いたます」という。

問:KTM JAPAN TEL 03-3527-8885

2013年5月28日 

■ヤマハBJ、ジョグ、ジョグポシェ、グランドアクシスの改善対策(平成25年5月9日届出)

 対象車両は型式BB-SA24J(通称名:BJ YL50)の車台番号SA24J-610387~SA24J-630109(製作期間:平成19年3月1日~平成19年8月31日)の19,722台、車台番号SA24J-103591(製作期間:平成15年9月26日)の1台(補用品装着)、車台番号SA24J-200483~SA24J-229795(製作期間:平成16年3月3日~平成16年12月25日)の359台(補用品装着)、車台番号SA24J-300236~SA24J-326288(製作期間:平成17年3月29日~平成17年9月30日)の348台(補用品装着)、車台番号SA24J-405375~SA24J-410727(製作期間:平成18年1月5日~平成18年2月22日)の3台(補用品装着)、車台番号SA24J-503876(製作期間:平成18年8月21日)の1台(補用品装着)、型式BB-SA16J(通称名:ジョグCV50)の車台番号SA16J-654581~SA16J-662981(製作期間:平成19年3月1日~平成19年8月31日)の8,400台、車台番号SA16J-861361~SA16J-862550(製作期間:平成19年3月15日~平成19年6月26日)の1,190台、車台番号SA16J-510409~SA16J-515186(製作期間:平成15年3月24日~平成15年6月10日)の2台(補用品装着)、車台番号SA16J-703282(製作期間:平成16年1月16日)の1台(補用品装着)、車台番号SA16J-550209~SA16J-586130(製作期間:平成16年5月10日~平成17年8月31日)の536台(補用品装着)、車台番号SA16J-450109~SA16J-457874(製作期間:平成16年5月25日~平成17年8月29日)の162台(補用品装着)、車台番号SA16J-709858~SA16J-720803(製作期間:平成18年1月6日~平成18年7月13日)の2台(補用品装着)、車台番号SA16J-654156(製作期間:平成19年2月10日)の1台(補用品装着)、型式BB-SA16J(通称名:ジョグCV50ZR)の車台番号SA16J-763111~SA16J-772840(製作期間:平成19年3月1日~平成19年8月31日)の9,730台、車台番号SA16J-900192~SA16J-912704(製作期間:平成16年5月12日~平成17年8月31日)の61台(補用品装着)、型式BB-SA16J(通称名:ジョグCV50ZⅡ)の車台番号SA16J-930521~SA16J-931570(製作期間:平成19年3月17日~平成19年8月31日)の1,050台、車台番号SA16J-350153~SA16J-352691(製作期間:平成16年6月3日~平成17年8月30日)の35台(補用品装着)、型式BB-SA08J(通称名:ジョグポシェYV50H)の車台番号SA08J-093943~SA08J-101722(製作期間:平成19年2月2日~平成19年8月28日)の7,780台、型式BD-SB06J(通称名:グランドアクシスYA100W)の車台番号SB06J-503269~SB06J-508359(製作期間:平成19年3月7日~平成19年11月6日)の5,090台、計4型式(計6車種)、計54,474台。

 不具合の部位(部品名)は「燃料装置(キャブレター)」。

 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「キャブレターの製造工程において、スロットルケーブルを取り付けるプーリーの材料に規格を超える鉛が誤って混入したものがある。そのため、使用過程において、当該プーリーが腐食して強度が低下し、そのまま使用を続けると、プーリーが破損して、アイドリング不安定やエンストを起こすことがあり、最悪の場合、スロットルを戻してもエンジン回転が下がらなくなるおそれがある」というもの。

 改善対策の内容は「全車両、キャブレターを良品と交換する」という。補修用部品として出荷し、車両が特定できないものについては、同日、自主改善を行う。

問:ヤマハ発動機販売  市場改修お客様相談窓口  TEL 0120-133-120

2013年5月28日 

■“技術は人のために”の精神で歩行訓練者のリハビリをアシスト

 “より多くの人に移動する喜びを提案”するため、1999年から「歩行アシスト」の研究を始めたホンダ。ASIMOと同様に進化を重ね、現在はより楽な歩行が可能に。また、独自開発の薄型モーターと制御システム、シンプルなベルト着用式の採用などによって、小型・軽量化(2.6kg以下)を達成。装着時の負担を軽減し、様々な体格の人が使えるようになっているという。

 そこでホンダは実用性の検証を目的に、歩行リハビリテーションに取り組む病院を対象に、歩行アシスト100台(Mサイズ1台、Lサイズ1台の50セット)をモニター使用として有償で貸し出すこととなった。広くモニターを募り、100台を貸し出すことで実務の現場から様々な意見を集約し、さらなる製品の使いやすさや機能の強化を図っていく。


「歩行アシスト」 重量:2.6kg以下(バッテリー含む)  一充電稼働時間 :60分以上  バッテリー:リチウムイオン電池、22.2V-1Ah  使用場所:屋内または屋外(雨天を除く)の平地

 また、“技術は人のために”という創業の精神に基づき、人に役立つ製品の実用化に向けて積極的に取り組んでいくという。

http://www.honda.co.jp/

2013年5月28日 

■126cc以上のオンロードモデルなら誰でも参加OK!「Kawasaki NET彩サーキット走行会」

 埼玉県内でカワサキのバイクに情熱を注ぐショップの集合体「カワサキNET彩」が7月10日(水)、筑波サーキット コース2000にて開催。

 プロライダーによるアドバイスもあるサーキット走行会で、走行枠は20分×3セット。初心者には嬉しい、レーシングスーツの無料貸し出しもあり。参加車両は126cc以上のオンロードモデルで、当日は走行前に車検や装具類のチェックが行われる。

 参加費(昼食、保険代込み)は一般17,000円、ネット彩ユーザー15,000円。申込はKawasaki NET彩 加盟店にて。

Kawasaki NET彩
http://www.kawasakinet-sai.com/

2013年5月27日 

■国内外スズキ・バイクの新しい魅力を発見できる試乗会「スズキ ファンRIDEフェスタ」

※写真をクリックすると違う写真が見られます(以下同)

 スズキ・バイクのファンな乗り味を多くの人に味わってもらうべく展開中の「ファンRIDEフェスタ」は、楽しいイベントやプレゼントも用意された大試乗会。バイクに乗るには最高のシーズンとも言える初夏、全国で実施中だ。5月25日(土)・26日(日)にはモーターサイクルショーの会場などとしてお馴染み、東京ビッグサイトと目と鼻の先であり、観光地として多くの人々が訪れるお台場のJ街区にて開催された。


関東エリアの会場となった「お台場J街区」。最寄りはゆりかもめ・青海駅や水上バス・パレットタウン乗船場で、ヴィーナスフォートもすぐそば。

試乗車は国内主力スポーツモデル、そして海外モデルもラインナップ。 試乗受付は午前と午後の2回。希望多数の人気車は早期受付終了なんてことも……。
















 会場では、超ホットな走りとスタイルで話題のストリート・ファイター“750 ABS”を筆頭とする人気ネイキッド「GSRシリーズ」(400 ABS、250)をはじめ、「V-Strom 650 ABS」「グラディウス400 ABS」「バンディット1250F ABS」といったスズキ主力スポーツモデルを試乗車としてラインナップ。試乗車に該当する免許をもち、誓約書に記入すればクローズド・コースの中で存分に味わうことが可能だ。


ファンRIDEを提供するスズキ・バイク達。メガ・スポーツからストリート・ファイター、アドベンチャー・ツアラー、そしてビッグ・スクーターまで、一度にすべて味わうことができてしまう!

スズキ ファンRIDEフェスタ来場者は約7割が大型二輪免許所持者だとか。中々体感できる機会の少ないハヤブサが人気だが、最新のGSR750もやはり注目高し!


















 他にも試乗車は、中々体感できる機会の少ないメガ&スーパースポーツ「GSX1300R隼」「GSX-R1000」「GSX-R750」といった海外モデルを用意、人気を博していた。また、今年モデルチェンジされた国産最大スクーター「スカイウェイブ650 ABS」も注目を集める。尚、試乗はタンデムも可能だ。


世界チャンピオン・北川圭一さんのライディングレッスンも同時開催。初心者にも優しいスクールで、 ライディングの基礎を身体で覚える絶好のチャンス!

約1時間のレッスンで、参加者のテクニックも上達。スズキ車ユーザーなら僅か500円のワンコインで参加できてしまうのだ。
















 今回のお台場会場では人気イベント「スズキ北川圭一ライディングレッスン」も同時開催。世界耐久選手権チャンピオン(2005・2006年)であり、スズキレーシング・アドバイザーでもある北川圭一氏を講師に迎え、1回定員20名まで、プロのアドバイスによって約1時間みっちり走りこめるスクールだ。北川氏の優しく的確なレクチャーで、初心者でも参加しやすい雰囲気も特徴。また、スズキ車なら僅か500円(スズキ車以外でも1,000円)というお手軽な参加費もうれしい。レッスンは1日2回行われるが、その両方参加する人もおり、開場と同時に受付に並ぶ熱心なライダーもいた。


スズキ・グッズが当たるじゃんけん大会。今回、じゃんけんボーイを務めた「ビッグダディ・もどき」が 放つ“寒い空気”が可笑しかった。

アンケートに回答するとプレゼントも! 写真は「スズキ“二大ブランド”ステッカー」と、スマホに使える「ボールペン付タッチペン」。
















 イベントと言えばお約束、レアなスズキグッズも当たる「じゃんけん大会」も実施(1日2回)。イベント参加プレゼントも用意されているので友達を誘って、また家族一緒に参加してみてはいかが? 最新スズキ車に触れて、是非ともその魅力を発見してほしい!


●今後の開催日程
6月8日(土)・9日(日)    
四国エリア 「愛媛県二輪車交通公園」(愛媛県伊予郡松前町徳丸932-3)
北川ライディングレッスン同時開催

6月23日(日)         
広島エリア 「広島モータースクール」(広島県広島市西区山田町30)

6月23日(日)
東北エリア「仙台ハイランド」(宮城県仙台市青葉区新川早坂12)
北川ライディングレッスン同時開催


問: スズキ お客様相談室 TEL 0120-402-253
http://www1.suzuki.co.jp/motor/funride_festa2013/(スズキ ファンRIDEフェスタ)

2013年5月27日 

■ヤマハがインド向けスクーター第2弾「CYGNUS RAY Z」を発売

 ヤマハ発動機は、インド向けスクーターの第2弾となる新製品「CYGNUS RAY Z(シグナスレイズィー)」を、2013年5月より同市場にて発売すると発表した。製造・販売はグループ会社のIYM(IndiaYamaha MotorPvt.Ltd.)で行う。

 このCYGNUS RAY Zは、「Aggressive Sporty Design!」をコンセプトに10代後半~20代前半の若い男性向けの製品として開発したモデルで、2012年9月に導入した「CYGNUS RAY」をベースに、1)モーターサイクルをイメージさせるスモークのバイザー、2)アルミ製のリアウイング風タンデムグラブバー、3)カーボン柄メーターパネル、4)カーボン柄表皮シート、5)躍動感あるカラー&グラフィック、などを採用したスポーティなモデル。エンジンは、滑らかな発進と力強い加速を兼ね備えた「CYGNUS RAY」と同じ115cc空冷エンジンを採用している。

 ちなみに、インドの二輪車市場は2012年に約1,400万台中国を抜いて世界第1位になったという(ヤマハ調べ)。なかでもスクーターカテゴリーが近年急速に拡大しており、“女性の社会進出に伴うスクーターユーザーの増加”が要因のひとつにあることから、ヤマハでは、若い女性をターゲットに「CYGNUS RAY」を開発。昨年の発売以降、コンパクトで扱い易い特徴などにより女性だけでなく男性からも好評を博し、2013年4月末までに約7万台を販売したという。

 今回、男性をターゲットに開発した「CYGNUS RAY Z」の導入により、ヤマハのスクーターラインナップがさらに拡充され、今後も伸張が見込まれるインド市場での販売強化に努めていく計画だ。

 また、ヤマハでは、続く6月よりスポーツモデルSZシリーズの新製品「SZ-RR(エスズィー・ダブルアール)」と「SZ-S(エスズィー・エス)」の2バリエーションモデルを同市場で発売する。「SZ-RR」は、スモークスクリーン、アルミ製グラブバー、“SZ”の立体エンブレムなどを採用したスポーティで高級感漂う外観が特徴。「SZ-S」はシンプルなタンクまわりのデザインなど、ファミリー層にも受け入れられやすい落ち着いた装いとしている。

「CYGNUS RAY Z」は現地価格で48,555インドルピー(5月27日現在のレートで約8万8千円)、「SZ-RR」が62,500インドルピー(同約11万3千円)、「SZ-S」は59,500インドルピー(同約10万8千円)でデリー店頭で販売される。販売計画はそれぞれ「CYGNUS RAY Z」5万台、「SZ-RR」「SZ-S」5万台(シリーズ合算。発売から1年間、インド国内)。