2016年6月23日
■カワサキ、モーターサイクル販売網を再編
写真はイメージ |
日本でカワサキのバイクを販売するカワサキモータースジャパンは、販売網の再編を行うことを発表した(以下、プレスリリースより)。
株式会社カワサキモータースジャパンでは、2017年度より2019年度までの3年間で販売網の再編を行ないます。
近年、国内オートバイ市場は不振を続け、市場総数では年間40万台前後に留まっていますが、幸いなことに弊社が主力としてる軽・小型二輪車市場はその中では健闘していることから、今後も弊社にとっての需要創出は可能であると確信しています。
国内市場ピーク320万台の1/8時代を乗り切るため、またこれまでのプロダクトアウト型の弊社活動の軸足を”顧客創造“に転換し、モータサイクルライフがいかに素晴しいものであるかを訴求する為カワサキ専門店による新しい販売網を展開し、より高品質なサービスをお客様へ提供していく所存です。
伴い、新販売網の整備完了時点で、カワサキ国内販売モデルの総てを取り扱う専門店としての新販売店網と、カワサキ製品については排気量400ccまでのモデルを取り扱う販売店網の2系統で国内販売網をご用意させていただくことになります。
弊社製品のみ取り扱うカワサキ専門店販売網とすることで、カワサキ製品を愛していただけるお客様のため、“顧客創造”の取組みを弊社と販売店様とで一丸となり取り組みます。
(なお、このカワサキ専門店は弊社直営及び外部資本による運営を行ないます。)
【新カワサキ専門店販売網の理念】
・ひとりでも多くのお客様に“安心”“安全”で価値ある豊かなモーターサイクルライフをお届けする。
【理念を実現するために】
・新カワサキ専門店販売網を設立し、より質の高いサービスを提供する。
・それは、
①“ことつくり”活動を通して一人でも多くのお客様にコンタクトし、モーターサイクルのある生活を知り、送っていただくこと
②お客様の期待をはるかに上回る“おもてなし”をお届けし、生涯に渡りお付き合いさせていただくこと、であると考えています。
・その為に弊社としましてもお客様に積極的にコミュニケーションを取りながら、カワサキ新販売網のお店様と共にお客様のモーターサイクルライフのパートナーとしてご指名いただけるよう取り組んで参ります。
2016年6月23日
■ヤマハが“Refined Dynamism”に基づくコンセプトモデル「05GEN」「06GEN」を発表
ヤマハ発動機株式会社は、デザインフィロソフィー “Refined Dynamism(洗練された躍動感)”に基づくデザインコンセプト「GEN」の第5弾と第6弾となる「05GEN」「06GEN」を制作、このほど発表した。
これらのモデルは、建築家の伊東豊雄氏の大三島(愛媛県今治市)での“島づくり”の活動に賛同したヤマハが、これまで多くのモビリティが目指してきた、速さや走行距離を求めた効率的な移動からあえて一線を画し、生活圏内や旅先での短い距離をゆっくりと移動する「人と人、人と場所の縁を結ぶ」モビリティとしてデザインしたという。
「05GEN」(下写真左)は、体を優しくくるむ「衣」をイメージした電動アシスト技術搭載の3輪モビリティ。開放感のあるルーフとコンパクトなボディにより、周りの人と触れ合える距離感を保ちつつ、軽い雨や日差しから守り、ちょっとしたおでかけをサポートする。
「06GEN」(下写真右)は、内でもなければ外でもない曖昧な空間「縁側」をイメージした電動4輪モビリティ。走行スピードがゆっくりだからこそ実現できる開放的な構造と、曲線的かつ柔らかいデザインにより、周囲に馴染み、人々を温かく招き入れ、行き先へと運んでくれる。
なお、大三島の今治市伊東豊雄ミュージアムのリニューアルオープン内覧会(7月2日)と、トークイベント(7月3日)会場で「05GEN」「06GEN」を展示し、終了後も「05GEN」はミュージアムにて展示するという。
■05GEN・06GEN に関するウェブサイト http://global.yamaha-motor.com/jp/profile/design/features/concepts/0506gen/
2016年6月22日
■ナイトロ・ノリが加入! ヨシムラ、鈴鹿8耐の参戦体制を発表
1978年の第1回大会の覇者であり、数々の名勝負を生み、鈴鹿8耐には絶対欠かすことのできない名門チーム、ヨシムラ。今年で第39回となる鈴鹿8耐の歴史で唯一連続して出場している同チームが参戦体制を発表。決勝は7月31日(日) 。
ヨシムラから4回目の参戦であり、チームの中心的選手である津田拓也に加え、今年は海外から実力派ライダー2名がジョイント。2013年の鈴鹿8耐でヨシムラから参戦、2位表彰台を獲得している2015年BSBチャンピオンであるジョシュ・ブルックス、そしてナイトロ・ノリこと芳賀紀行がヨシムラ・チューンのGSX-R1000を駆ることとなった。
津田拓也のコメント
「早いものでヨシムラチームの一員として、4度目の鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦を迎える事となりました。まずはこのチームで今年も戦える事を嬉しく思っており、同時に応援して下さっている方々に心から感謝しています。2013年、2014年と悔しい2位を経験し、今度こそはと思った昨年は、良い流れの中で自分の空回りや不運もあり5位という不甲斐ない結果となってしまいました。
今年は今まで以上に自分の実績や経験をいかし、強力なライバルに対して勝負をかけていきたいと思います。もちろん勝つことしか考えていませんので、皆さんヨシムラスズキシェルアドバンス レーシングチームの応援をよろしくお願いします」
ジョシュ・ブルックスのコメント
「今年の鈴鹿8時間耐久レースにまたヨシムラチームから参戦できることになって、本当に嬉しいよ。2013年は2位という結果だったけれど、このレースで表彰台に立てたことは本当に素晴らしい経験だった。またこのチームから参戦できることは誇りに思っているし、今回はとにかく勝つためにベストを尽くすよ。自分はこの鈴鹿8耐での経験を積んできている中で、どれだけ難しいレースかっていうことも、マシンを作り上げるチームワークが難しいってことも理解している。だからこそ今年のヨシムラチームには『後は運がついて来れば勝てる』って自信を持って思えるんだ 」
芳賀紀行のコメント
「今年の鈴鹿8時間耐久レースは、ヨシムラスズキから参戦することが決まりました。まさか自分がオファーをもらうとは思っていなかったので、今でも信じられない気持ちで嬉しく思っています。ヨシムラは経験と実績が豊富なチームなので、今から凄く楽しみですし、マシンに関しては過去3年間チーム加賀山からの参戦でヨシムラチューンのGSX-R1000で戦ってきて特徴もわかっているので問題ありません。僕自身、1996年に優勝の経験をしていますが、ここ数年は後わずかのところで表彰台止まりでした。今年も優勝の文字だけを追ってレースに挑みたいので、津田選手とジョシュ選手と三人で最大限に力を引き出して頑張ります。自分としても一度はヨシムラのチームで8耐を戦ってみたいと思っていて、この様なチャンスは人生に一度有るか無いかだと思っています。とにかくこのチャンスを優勝という文字に変えられる様に頑張ります。皆さん、ヨシムラスズキの応援に鈴鹿まで来てください!」
2016年6月21日
■Team 38、Ninja H2Rと共に再びボンネビルへ
1975年に川崎重工の社員有志が集い、設立されたプライベートチーム「Team 38」。その名の由来は、カワサキのテストライダーが所属する実験技術部が明石工場内の第38工場を拠点としていることからだとか。Team 38にとってレースとは「自らが創った製品とあらためて向き合い見つめ直すことで、自らも成長することを目的」としている。レース活動で得たさまざまな経験は、次なるカワサキ製品に品質向上に活かされているという。
そんなTeam 38、昨年は異常気象によってコースが水没、中止となってしまった世界で最も有名な最高速競技「ボンネビル・スピードウィーク」(アメリカ・ユタ州)への再挑戦を発表。Ninja H2Rのポテンシャルを解放し、その真価をはかる。
昨年は代替レースとなった「モハヴェ・マイル」に参戦。Team 38のNinja H2Rは停止位置からフル加速を行い、1マイル(約1.6km)到達地点で348.2km/hをマークしている。ちなみにボンネビルのコースは全長5マイル(約8km)。長い加速区間により、Ninja H2Rの記録に期待がかかる。
尚、今年の鈴鹿8耐・決勝日のオープニングセレモニーでは、昨年モハヴェを走ったNinja H2Rがデモランを行なうことも決定した。
「ボンネビル・スピードウィーク」概要
●日程:2016年8月13日~19日
●場所:ボンネビル・ソルトフラッツ・インターナショナル スピードウェイ(アメリカ・ユタ州)
●主催:サザンカリフォルニア・タイミングアソシエーション
●出場クラス:1000MPS-BF (1,000cc以下、風防つき、改造可、過給可)
●マシン:Ninja H2R (ボンネビル・スピードウィーク仕様)
●エンジン:スタンダード
●シャーシ: アッパーウイング&ロアウイング取り外し フロントカウル・フラットサーフェス化 フロントフェンダー大型化 チェーンカバー・レギュレーション対応 リアスプロケット変更 タイヤ変更(ダンロップGP-Aプロ)
●ライダー:山下 繁(カワサキテストライダー)
2016年6月21日
■求人情報「ハーレーダビッドソン相模原」
「ハーレーダビッドソンの正規販売店で神奈川県相模原市に店舗を構える『ハーレーダビッドソン相模原』にてスタッフを募集中。ハーレーダビッドソンが好き、オートバイが好きという方なら未経験者もOK! 女性も活躍できる職場です。正社員とアルバイトを同時募集」
●募集職種:①車両販売員(正社員)②メカニック(正社員)③事務スタッフ(正社員・アルバイト)
●業務内容:①ハーレーダビッドソン新車・中古車の販売、それに伴う部品・ウェア類の販売②ハーレーダビッドソンの修理全般③車両販売帳票・修理帳票の作成他
●条件:①高卒以上 要普通免許、二輪免許②高卒以上 要整備士資格、普通免許、二輪免許③高卒以上 要普通免許 ①③は経験不問 男女不問 明るくお客様とお話しできる方歓迎 異業種からの転職や第二新卒も歓迎
●応募方法:電話連絡の上、履歴書送付・持参にて面接 その他詳細は、お問い合わせください 担当: 樋口
神奈川県相模原市中央区東淵野辺4-1-22
TEL:042‐751-2121
http://hd-sagamihara.jp
2016年6月20日
■那須高原「ツーリングコテージ330」にオフ走行体験場がオープン
“バイクと泊まれる宿”として那須高原に昨年オープン「ツーリングコテージ330」。その名の通り、部屋の前が駐輪スペースになっており、外のバイクを眺めながらくつろげるというのが特徴で、部屋もリビングと寝室が分かれているなど、“大人の宿”としても好評だ。東京からの1泊ツーリングにもぴったり、周囲には観光ポイントも多くおしゃれな立地となっている。
そんな ツーリングコテージ330の敷地内に6月、「オフロード走行体験場」がオープン。ロードバイクでツーリング、オプションで気軽にオフ体験できるようになった。
参考までに、平日1泊2食付大人3名+レンタルバイク2台、または大人5名+レンタルバイク3台の場合の1名当たりの概算料金は15,000円となっている。
問:ツーリングコテージ330
TEL:0287-74-3690
http://shet-land.wix.com/cottage330#!home/mainPage
2016年6月20日
■南極点に到達した“ウィスパーダンサー”他展示中!
パリダカへの参戦やエベレスト登攀、北南極点到達といった偉業を達成、最近では「SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)」 の企画などでお馴染み、ラリーストであり冒険家である風間深志氏。山梨県観光大使である風間氏のキャラクターを活かし、観光振興の一助を担うことを目的とし、同時に「オートバイの魅力と可能性を伝え、さらには人々に夢と勇気を与えることができれば」 と、山梨県と埼玉県の県境を走る雁坂トンネル近く「道の駅みとみ」で、氏が冒険で使用した歴代バイクの展示が昨年より行われている。
現在、1991年のプレランで使用した「SEROW」と、翌1992年に南極点に到達した「OU07」の2台を展示中。使用したヘルメットやブーツなどの装備、遠征の様子を伝える写真や説明パネルなど立体的な展示内容となっている。
TWをベースとする OU07はエンジンをTY用の2ストロークに換装。とても静かなことから“ウィスパーダンサー”と呼ばれるマシンだ。
道の駅みとみ
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-Eki/station/yama_mitomi/
2016年6月15日
■ヤマハYZF-R3A、YZF-R25、YZF-R25A、MT320、MT250 のリコール(平成28年6月14日届出)
対象車両は型式EBL-RH07J(通称名:YZF-R3A)の車台番号RH07J-001001~RH07J-003436(製作期間:平成27年3月19日~平成28年5月19日)の1,458台(①②)、型式EBL-RH07J(通称名:MT320)の車台番号RH07J-001641~RH07J-003400(製作期間:平成27年8月31日~平成28年5月23日)の780台(①②③)、型式JBK-RG10J(通称名:YZF-R25)の車台番号RG10J-001001~RG10J-015324(製作期間:平成26年10月6日~平成28年4月22日)の8,614台(①②)、型式JBK-RG10J(通称名:YZF-R25A)の車台番号RG10J-006561~RG10J-015277(製作期間:平成27年2月12日~平成28年4月1日)の1,993台(①②)、型式JBK-RG10J(通称名:MT250)の車台番号RG10J-008962~RG10J-014161(製作期間:平成27年6月22日~平成28年2月14日)の2,226台(①②③)、型式JBK-RG10J(通称名:MT250)の車台番号RG10J-015297(製作期間:平成28年4月1日)の1台(①②)、計2型式、計5車種、計15,072台(①15,072台②15,072台③3,006台)。
不具合の部位(部品名)は「①原動機(オイルポンプ) ②動力伝達装置(プレッシャープレート) ③制動装置(ブレーキホース)」。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①原動機のオイルポンプのプランジャ(オイルポンプ内の圧力を調整する弁)において、設計が不適切なため、原動機が高回転時にオイルポンプ内の圧力調整ができないことがある。そのため、油圧が周期的に変動してオイルポンプを駆動させるギヤ(樹脂製)に過大な力が加わり、最悪の場合、当該ギヤが壊れ、エンジンが焼きつくおそれがある ②動力伝達装置において、クラッチプレッシャープレートのベアリングの強度が不足しているため、クラッチ操作を繰り返すと、当該ベアリングが破損することがある。そのため、クラッチが切れず変速ができなくなり、走行不能となるおそれがある ③前輪のブレーキにおいて、ブレーキホースがねじれて組みつけられたものがある。そのため、走行中に当該ホースがラジエタと接触して、最悪の場合、当該ホースが損傷してブレーキ液が漏れ、制動力が低下するおそれがある」というもの。
改善措置の内容は「①全車両、オイルポンプを対策品と交換するとともに、アイドルギヤを新品と交換する ②全車両、クラッチのプレッシャープレートを対策品と交換する ③全車両、前輪用制動装置のブレーキホースの取りまわしを点検して、適切な場合、当該ホースを固定するクランプを追加する。不適切な場合、当該ホースを新品と交換するとともに、固定するクランプを追加する」という。
問:ヤマハ発動機販売 市場改修お客様相談窓口
TEL:0120-133-120
2016年6月14日
■ホンダ「熊本製作所における生産状況について」
平成28年熊本地震の影響により稼働が4月28日まで休止、5月6日より一部再開したホンダの二輪車を生産する熊本製作所。その最新の状況が発表された(以下、プレスリリースより)。
Hondaは平成28年熊本地震の影響により、熊本製作所(熊本県菊池郡大津町)の生産活動について、4月14日夜から一旦休止し、5月6日より海外生産拠点向けの部品供給を再開してまいりました。
このたび、深刻な被害を受けた完成車工場などのガレキの撤去や設備の被害状況の確認を完了し、6月6日より二輪車の主要機種の組み立てを一部再開いたしました。まずは少量生産から開始し、8月中旬の完全復旧に向けて、設備の状況にあわせて段階的に生産量を増やしてまいります。
Hondaは引き続き、一日も早い復旧に向けて全力で取り組んでまいります。お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2016年6月14日
■ドゥカティ ジャパン「All Ducati Scrambler READY Fair」
6月18日(土)・19日(日)の2日間、全国統一ショールームイベントとして開催。
2015年5月に800cc の「Icon」「Classic」「Urban Enduro」「Full Throttle」 を発売、約1年後の2016年4月には普通二輪免許で乗れる400ccの「Sixty2」、5月には「Flat Track Pro」が登場したドゥカティのスクランブラー・シリーズ。そして6月、世界限定1077台の「Italia Independent」がデビューすることで、2016年モデル全てのスクランブラーが出揃うことになる。
フェアは、オールラインナップをドゥカティネットワーク各店で確かめることができるというもの。期間中は来場記念品として「スクランブラーオリジナルコインケース」を用意。「Scrambler Italia Independent」を予約、または成約した人には「Scrambler x Italia Independent ステッカー」をプレゼント!
All Ducati Scrambler READY Fair
http://www.ducati.co.jp/news/scr_ready_fair.do