MBニュース&トピック

 

2018年11月13日 

■東京モーターショーの開催スケジュールが決定

 2011年より会場を再び東京に戻し、開催されている「東京モーターショー」。第46回目となる次回は2019年10月24日(木)から11月4日(月・祝)まで(一般公開は10月25日から)、東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)の西/南/青海展示棟にて開催されることが決定した。

 同所での開催となった第42回ショー(2011年)以降における平日の一日当たり入場者数が過去最高を記録した前回(2017年)より一般公開が2日間長く、来場者がよりゆっくり観覧できる会期となった。また、10月25日(金)の9時から14時までの間、販売枚数限定の入場券で入場可能、な 一般公開に先駆けて実施する プレビューデー(14時以降も入場及び滞在可)も前回同様に設けられている。

 近隣の臨海副都心エリアやその他のエリアでの拡充開催も検討。乗用車、商用車、二輪車、カロッツェリア、車体、部品・機械器具、モビリティ関連サービスを始めとする各部門の出展者の募集も2019年1月18日(金)まで行われる。

2018年11月12日 

■スズキ・スウィッシュのリコール(平成30年11月9日届出)

 対象車両は型式2BJ-DV12B(通称名:スウィッシュ)の車台番号DV12B-100051~DV12B-102526(製作期間:平成 30 年 6 月 4 日~平成 30 年 9 月 13 日)の2,034台、計1型式、計1車種、計2,034台。

 不具合の部位(部品名)は「灯火装置(前照灯)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「前照灯制御基板の構成部品(素子)の製造管理及び選定が不適切なため、当該素子の耐久性が不足しているものがある。そのため、前照灯点灯時の電流により当該素子が損傷し、前照灯が不灯となり、最悪の場合、灯火器のヒューズが切れ、全ての灯火が不灯となるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、前照灯を対策品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253

2018年11月9日 

■KAWASKIが主な2019年海外モデルの写真を発表した

 KAWASAKIは、11月7日、報道向けに主な海外モデルの画像を発表した。
 内容は、Z250、Z400、W800 STREET、W800 CAFE、Ninja H2 SX SE+、VERSYS 1000、VERSYS 1000 SEの7機種の画像のみで、メカニズム等の詳細は同時発表とはならなかった。

 ちなみに、これらのモデルのうち、Z250、Z400、W800 CAFE、W800 STREET、VERSYS 1000 SEの5機種については「国内販売予定モデルで、2019年春以降の国内販売を予定している」と、別途発表されているのでこの5機種の写真を紹介する。

■Z250

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Z250。マレーシア仕様として発表されたモデル。 Z250。
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Z250。

■Z400

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Z400。タイ仕様として発表されたモデル。 Z400。
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Z400。 Z400。

■W800 CAFE

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W800 CAFE。欧州一般仕様として発表。 W800 CAFE。
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W800 CAFE。 W800 CAFE。

■W800 STREET

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W800 STREET。欧州一般仕様として発表。 W800 STREET。
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W800 STREET。 W800 STREET。

■VERSYS 1000 SE

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VERSYS 1000 SE。欧州一般仕様として発表。 VERSYS 1000 SE。
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VERSYS 1000 SE。 VERSYS 1000 SE。

■カワサキモータースジャパン http://www.kawasaki-motors.com/

2018年11月8日 

■ショップオープン情報「KUSHITANI PERFORMANCE STORE 横浜」



 バイク文化を日本に根付かせたいという理念で新東名高速道路NEOPASA清水や名阪国道の道の駅針テラスなどで展開中のパフォーマンスストアが、神奈川県横浜市みなとみらいのMARINE&WALK内に関東圏内で初のオープン。多くの一般の人やバイカーにクシタニを知ってもらい、バイクを知ってもらい、そこから広がるモーターサイクルライフを体感してもらいたいという。

神奈川県横浜市中区新港1-3-1 MARINE&WALK内
TEL:045-323-9682
営業時間:11時~20時
定休日:無休
http://www.kushitani.co.jp/

2018年11月7日 

■Hondaが“EICMA2018(ミラノショー)”出展モデルを発表

 Hondaは、イタリア・ミラノで開催されるEICMA2018(一般公開:11月8日~11日)に出展するヨーロッパ向け2019年モデルのラインアップを発表した。

 世界初公開モデルが、“CB650R”、“CBR650R”、“CB500F”、“CBR500R”、“CB500X”の5機種で、この他の主な出展モデルとして、“CBR1000RR Fireblade”、“CBR1000RR Fireblade SP”、“X-ADV”、“Gold Wingシリーズ”、“SH300i”が出展される。
 また、今回、ヨーロッパ地域の研究開発拠点であるHonda R&D Europe(ローマ)によるデザインスタディーモデルの“CB125M”と“CB125X”の2機種も出展される。

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CB650R CBR650R

 
■CB650R
『ミドルクラスに、新たな「ネオ・スポーツ・カフェ」スタイルの「CB650R」をラインアップ。カフェレーサーのデザインエッセンスと、凝縮した台形プロポーションを融合させた個性的なスタイリングを実現しました。直列4気筒エンジンは、より力強い出力特性を図るとともに、Hondaセレクタブルコントロールとアシストスリッパークラッチを採用することで、操る楽しさと上質なライディングフィールを追求しています』(Hondaのリリースより、以下同)

■CBR650R
『シャープでアグレッシブなラインを強調したフェアリングや、ショートタイプのリアデザインの採用によって、スーパースポーツモデル「CBR1000RR Fireblade」を彷彿させるスタイリングを実現しました。CBR650Rは、「CBR650F」の後継モデルとして、外観の一新を図るとともに、高回転域での出力を向上させるなど、スポーツモデルとしてのトータル性能の向上を図っています』

■CB500F、CBR500R、CB500X
『発売以来、軽快な走行フィーリングなどでご好評をいただいている直列2気筒エンジンは、常用域の3,000回転から7,000回転において、力強いトルク特性を実現するなど熟成を図っています。また、新タイプのリアサスペンションとアシストスリッパークラッチに加え、フルLEDの灯火器や新型のデュアルマフラーを採用するなど、3車種それぞれの個性を際立たせています。
 ・CB500Fは、フロントからリアまでシャープなラインで構成したスタイリングを実現。ロードスターモデルとして、さらにスポーティーな走りを追求しています。
 ・CBR500Rは、よりシャープなスタイリングを採用することで、CBR1000RR Firebladeのイメージを強調しています。また、スポーティーなライディングポジションとしています。
 ・CB500Xは、フロントに19インチタイヤを新たに採用するとともに、前後サスペンションのストロークを伸長するなど、アドベンチャーモデルのイメージを高めています』
 

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CB500F CBR500R
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CB500X

 

【その他の主な出展モデル】

■CBR1000RR Fireblade、CBR1000RR Fireblade SP
『“Next Stage Total Control”を開発コンセプトに、エンジンの出力制御については、HRCのワークスマシン「RC213V」の制御プログラムをベースとして熟成を図っています。また、HondaセレクタブルコントロールとABSのセッティングも変更するなど、サーキットでのスポーツライディングでは、力強く安定感のある走行フィーリングを追求しています』

■X-ADV
『カモフラージュグリーンなどのニューカラーを採用』

■Gold Wingシリーズ
『カラーバリエーションを変更』

■SH300i
『ミドルクラスのハイパフォーマンス・スクーターのSH300iには、Hondaセレクタブルコントロールとリモートキーシステム連動のスマートトップボックスを新たに装備し、安心感のある走りと使い勝手を高めています』。

■CB125M(EICMAに出展するデザインスタディーモデル)
『スーパーモタードを強調したネイキッドストリートモデルです。ボディーは、シャープなラインと最小限のサイズで構成しています。シートは、コンパクトでリアに高く跳ね上げた形状とし、超小型のLEDヘッドライトを採用するなど、未来的で躍動感にあふれたスタイリングを実現。ベースとなっているモデルは、水冷・4ストローク・単気筒エンジン搭載のCB125Rです』

■CB125X(EICMAに出展するデザインスタディーモデル)
『アドベンチャーイメージを強調したモデルです。ボディーカラーをホワイトで統一し、深みのあるラインとソリッドな面で構成したデザインは、クリーンでありながらアグレッシブなイメージを醸し出しています。ベースとなっているモデルは、CB125Rです』

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CB125M CB125X

 
 EICMA2018に出品した下記モデルは、日本での販売を予定している。
 ・CB650R、CBR650R
 ・CBR500R(日本ではCBR400Rとして販売予定)
 ・CB500X(日本では400Xとして販売予定)
 ・CBR1000RR Fireblade、CBR1000RR Fireblade SP
   (日本ではCBR1000RR、CBR1000RR SPとして販売予定)

■Hondaお客様相談センター:0120-086819(オーハローバイク) http://www.honda.co.jp/motor/

2018年11月7日 

■清成が世界選手権にカムバック! ホンダが2019年の二輪モータースポーツ活動計画を発表

 現地時間の11月6日、イタリア・ミラノで開催中のEICMA2018(ミラノショー)で、ホンダは「FIMロードレース世界選手権シリーズ(MotoGP)」をはじめとする世界選手権や「ダカールラリー2019」などの参戦体制の発表を行った。

 「FIMロードレース世界選手権シリーズ」の MotoGPクラスには、今シーズン3年連続5度目のチャンピオンを獲得したマルク・マルケスと、過去3度のチャンピオンを獲得している新加入ホルヘ・ロレンソがワークスチーム「Repsol Honda Team」より参戦。また「LCR Honda CASTROL」よりカル・クラッチロー、「LCR Honda IDEMITSU」より中上貴晶が参戦。2019年シーズンは以上4名のライダーがRC213V を駆ることになる。一方Moto3クラスは7チーム14名のライダーがワークスマシンのNSF250RWで戦う。

 「FIM モトクロス世界選手権シリーズ」のMXGPクラスには「Team HRC」より2016年のチャンピオンであるティム・ガイザーとブライアン・ボジャーズがCRF450RWで引き続き参戦、MX2クラスにはカルバン・ブランドレンがCRF250RWで参戦。「FIM トライアル世界選手権シリーズ」のTrialGPクラスにはライダーズタイトル12連覇を達成したトニー・ボウ、参戦24年目の藤波貴久が「Repsol Honda Team」よりCOTA4RTで参戦する。

 復帰後の初優勝を目指す「ダカールラリー2019」にはケビン・ベナバイズ、ホアン・バレダ、パウロ・ゴンサルヴェス、リッキー・ブラベック、ホセ・イグナシオ・コルネホの5名が「Monster Energy Honda Team」より参戦。マシンはCRF450 RALLY。

 「FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ(WSBK)」には新たにモリワキエンジニアリングとアルティア・レーシングが運営するチームをHRCがサポートする体制で参戦。ライダーはレオン・キャミアと清成龍一を起用する。また 「FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)」には2017-2018シーズンのチャンピオンチームである「F.C.C. TSR Honda France」がフレディ・フォレイ、ジョシュ・フックと新たにマイク・ディ・メリオを起用して参戦。昨シーズン総合3位の「Honda Endurance Racing」も引き続き参戦する。マシンはCBR1000RR SP2 。

 北米を中心に開催されている「AMAスーパークロス世界選手権シリーズ」は450SXクラスにアメリカン・ホンダ・モーターのワークスチームである「Team Honda HRC」からケン・ロクスンとコール・シーリーが引き続き参戦。マシンはCRF450R。

 ミラノに集結したホンダ・ライダーの来シーズンに向け語った抱負はコチラから。

2019年Honda二輪モータースポーツ活動計画
https://www.honda.co.jp/news/2018/c181107a.html

2018年11月7日 

■首都高速、阪神高速、名古屋高速が先着順で1万円を補助する二輪車 ETC キャンペーンを実施

 二輪車ETCの車載器購入キャンペーンが、都市高速会社の主催で実施される。中でも名古屋高速道路公社では、二輪車ETCサービスが2008年に開始されて以来初めてのキャンペーンとなる。

 首都高速、阪神高速、名古屋高速道路公社の3社でそれぞれ5000台分、あわせて1万5000台分を用意する。ETCが搭載されていないバイクで、新規に車載器を取り付けた場合に、1台1万円を補助する。

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県(首都高速)、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県(阪神高速)、愛知県(名古屋高速)の2府9件で営業する二輪車ETCキャンペーン取扱店であるバイクショップや二輪用品店が実施する。

 車載器は、旧来のETCとETC2.0のどちらも補助の対象で、車載器の種類を問わず同額の1万円。二輪車ETCキャンペーン取扱店で申込書に必要事項を記入、アンケートに回答するすることが条件だ。1万円の補助は車載器購入時に本体価格から割り引くので、ライダーがその後に必要な作業はない。適応は各高速会社別で先着順だ。

 キャンペーン中の注意事項が2つある。四輪車ETCと違って、二輪車車載器の取付は時間がかかるため、来店したその日に取り付けることは困難だ。通常は取付日を予約して、別の日に車載器取付を行う。希望者が桁違いに増えるキャンペーン中は、そのため希望の予約日をとれないことも多く、取付までに日数が必要になるかもしれない。高速道路や公社は、補助の前提として、セットアップ(車載器に車両情報などを登録すること)と取付を完了することを掲げているため、この機会に取り付けを考えるライダーは、早めに行動を起こしたほうがいい。

 また現在、二輪車ETC車載器は2社が製造する。旧来のETC1.0(2.0と分けるためにあえて呼ぶ)車載器の購入価格は2.0車載器と比較すると、GPS装置が付いていない分だけ割安だ。一体型を選択すれば車載器代金もほぼ0円になる。ただ、日本無線は1.0を収束する方向だ。ミツバサンコーワは生産販売を継続するが、1.0はモデルによっては入手に時間がかかる可能性がある。また、2.0は今後も新たな割引の施策が打ち出される可能性がある。より長く使うことを見込むなら2.0ともいえる。2.0は情報表示のためのモニターが必要なので、二輪車の場合は2.0でも料金決済だけしかできない。従来型と車載器機能はほぼ同じだが、その将来性をどう考えるかだ。

 二輪車ETCは四輪車に比べて、料金支払いの利用率でも数ポイント低い傾向にある。名古屋高速などは各社は、利用率是正を目指してキャンペーンを開始する。期間は11月30日~来年3月31日まで。補助の受付が先着のため、予定数を超えた場合は、そのことを公表後に期限内でも打ち切る。

 保有台数全体からみたバイク車載器の普及率は、ITSサービス高度化機構の各種データ集計によると25.1%。料金所での車載器利用率でも、首都高速全体98%に対して92%、阪神高速94%に対して85.5%など数ポイント低い傾向にある。初めてキャンペーンを行う名古屋高速は「バイクの車載器利用率を上げるためにキャンペーンを決めた」と話す。キャンペーンによる利用率上昇が期待されるところだ。

問:平成 30 年度 首都高 二輪車 ETC キャンペーン
TEL:03-6262-5235  受付時間:9時30分~17時(土日祝日及び 12/29~1/3 を除く)
http://www.shutoko.jp/ss/etc2portal/index.html

問:平成 30 年度 阪神高速 二輪車 ETC キャンペーン
TEL:06-6448-1105  受付時間:9時30分~17時30分(土日祝日及び 12/29~1/3 を除く)
http://hankou-serv.jp/etccp2018/

問:平成 30 年度 名古屋高速 二輪車 ETC キャンペーン
TEL:0570-017-758(ナビダイヤル。利用できないは場合 03-6262-7127)受付時間:9時30分~17時(土日祝日及び 12/29~1/3 を除く)
http://www.nagoya-expressway.or.jp/news/detail/918

(取材・文:中島みなみ)

2018年11月6日 

■60周年のお祝いに全国から集結! 「第22回カフェカブミーティングin青山」

※以下、写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます。写真はすべて11月3日・土曜日に行われたミーティングの模様です。

 東京・青山一丁目周辺の秋の風物詩「カフェカブミーティングin青山」が、本田技研工業本社ビル1階・ウェルカムプラザ青山にて11月3日と4日の2日間、開催された。1年に1度、スーパーカブのオーナーが参加し、交流を深めることを目的とするイベントは今回で22回目。

 参加車両はスーパーカブに限らず、スポーツカブやスクーターにカブのエンジンをドッキングしたジョルカブでもOK。昨年、再び日本で生産されることとなった丸型ヘッドライトを採用する新型スーパーカブ50/110や、春に発売となった2代目クロスカブの姿を多く見かけることができたが、9月に発売されたスーパーカブC125の姿もあちこちで見かけることができた。



 トークショー「バイクフォーラム」ではスーパーカブC125の完成まとめ役を務めた二輪R&Dセンターの松本安弘氏、カフェカブなどのミーティングではすっかりお馴染み、女優・ヨガ講師の下舘あいさん、そしてBS11のバイク番組・MOTORISE他で活躍中、先日の「Honda エコマイレッジチャレンジ」にスーパーカブで参加したタレント・下川原利紗さんをゲストに、知られざれるハナシが披露されたり、“カブ愛”も語られる。

 1958年にC100が誕生して今年で生誕60周年を迎えたスーパーカブだが、特にサプライズ的な催しはなく、例年通りのミーティングに終始した今回の催し。いつ来ても変わらないところが、カブ・オーナーにとって居心地の良い場所となっているようだ。

2018年11月5日 

■中須賀、自身8度目の最高峰クラスチャンピオンに

 11月4日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレース選手権の第9戦(最終戦)「MFJグランプリ50回記念大会」。最高峰クラス・JSB1000は例年通り2ヒート制で行われる。ウェットコンディションのレース1は、シリーズランキング2位の高橋 巧(Team HRC)が優勝。これまで10のレースで8勝を挙げている今季も絶好調、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM )は2位でチェッカー。2008-2009年の2連覇、2012-2016年の5連覇を含む自身8度目となるJSB1000クラス・チャンピオンを獲得した。続くレース2もウエット宣言で行われ、清成龍一 (MORIWAKI MOTUL RACING)が今季初優勝を果たす。

中須賀克行のコメント
「2006年に現チームの前身であるヤマハトップチームで走るようになり、12年間で8回のチャンピオンを獲得してきました。自分ひとりではレースを戦うことはできず、ましてチャンピオンは全員の想いが一つにまとまらないと獲れないもの。だからこそ、ヤマハはもちろんスポンサーの方々、チームスタッフ、そしてファンの皆さんには心から感謝しています。今シーズンを振り返ると、今回のように勝つことができない悔しいレースもありましたが、勝てたレースはすべてがよい思い出です。特に鈴鹿8耐で怪我をし、完治していない状態で勝つことができたツインリンクもてぎのレースが印象深く、あの勝利がなければまた違う展開になっていたかもしれません。また今年はホンダファクトリーが復活し、タフなシーズンになると覚悟していましたが、ライバル勢が足踏みをしている間に勝ち星を積み上げられたのもチャンピオンを獲得できた要因です。今年で37歳になりましたが、現役の間はタイトルを獲り続けられるようがんばりますので、今後とも応援をお願いします。本当にありがとうございました」

吉川和多留 監督のコメント
「今年のYAMAHA FACTORY RACING TEAMは、鈴鹿8耐で4連覇を達成して、全日本のJSB1000では中須賀選手がチャンピオンを取り戻してくれました。今シーズンの中須賀選手は、これまで以上の強さと速さを発揮していましたが、それを側で見ている野左根選手のパフォーマンスも確実に上がりました。チームの総合力は確実に高まっていますが、もちろん反省点もあるので、今後はそれをしっかりクリアして、総合力に磨きをかけ、2人でタイトル争いができるようなチームにしていきたいと思っています。最後に、応援していただいたファンの方々、レース活動を支えていただいたスポンサーの皆さま、チームスタッフに心から感謝しています。ありがとうございました」



 尚、J-GP2クラスは岩戸亮介(Team 髙武 RSC) 、J-GP3クラスは中島元気(TEAM SRS-Moto) 、ST600クラスは岡本裕生(51ガレージチームイワキ)がそれぞれシリーズチャンピオンを獲得した。

2018年11月1日 

■ヤマハがインドネシアでファミリー向けスクーター“Free Go”を発売

 ヤマハは、125cm3“BLUE CORE”エンジン搭載のスクーター“Free Go”を2018年11月からインドネシア市場で発売すると発表した。この“Free Go”は、「家族の快適をのせたファミリーコンパクト」をコンセプトに、エレガントなスタイリングと、使い勝手の良い実用機能をバランスさせたファミリー向けスクーターとしている。

 主な特徴は、1)軽量・低振動で快適な走りに貢献する“BLUE CORE”(高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るという設計思想)エンジン、2)始動用動力と発電を兼ね、静かな始動性を実現するとともに発電ロスを低減するスマート・モーター・ジェネレーター、3)ゆとりのある長さ720mm の居住性の高いシート、4)シート開閉の手間を省くフロント給油口、5)積載性に優れた大容量(約25L)のシート下収納ボックス、6)上質感と先進性を合わせもつ液晶メーター、など。

 なお、標準モデルに加え、ストップ&スタートシステム(アイドリングストップ機能)やスマートキーを採用した「Iバージョン」、ABSを搭載した「Aバージョン」を設定。

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Free Go S(LTX125-I)。メーカー希望小売価格は、19,700,00ルピア~(約14万6千円)。 Free Go(LTX125)。18,500,000ルピア(約13万7千円)。

 ヤマハのデータによれば、インドネシアの二輪車市場は年間580万台規模で推移しており、そのうちスクーター市場は年間480万台規模にもおよぶという。市場価格帯によりベーシック、スタンダード、プレミアムと3 つのセグメントに大別され、この“Free Go”はベーシックからステップアップを図るお父さん世代をターゲットに開発している。

 なお、製造・販売はグループ会社のYIMM(PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が担当する。

■ヤマハ発動機 https://global.yamaha-motor.com/jp/