2014年9月1日
■伝説のアメリカンモーターサイクル“Indian SCOUT”の車名が、70年の封印を解き復活
ホワイトハウスが展開する“Indian Motorcycle”ブランドからこの秋に登場する新世代のIndian SCOUTは、全く新しい水冷4ストロークV型2気筒、1,130ccエンジンを鋳造アルミニュームフレームに搭載するニューモデルだ。
オリジナルのIndian SCOUTは、1920年の発表以降、インディアンのレーシングチーム「インディアンレッキングクルー 」のマシンとしても数々の栄冠をもたらし、さらに、かのバート・マンローが駆り“世界最速のインディアン”としてその名を馳せた、まさに伝説のマシン。
新世代のIndian SCOUTは、このレジェンド・マシンの名を現代に受け継ぐミドルウエイトクルーザーとして登場した。完全新設計の水冷エンジンを搭載する他、253kgと同カテゴリー中最軽量クラスの車両重量を誇っている。また、特徴的なレザーサドルシートはシート高635mmと良好な足着き性にも寄与している。
Indian SCOUT。カラーは4色設定。ベーシックカラーのサンダーブラックに、プラス32,400円でブラックスモークも選択可能。 | Indian SCOUT。シルバースモークはプラス32,400円。 |
Indian SCOUT。インディアンレッドもプラス32,400円。 |
最新テクノロジーによって開発された鋳造アルミ製フレームは、軽量化に貢献しているだけでなく、剛性が高く、初心者からエキスパートまで、あらゆるライダーを満足させる快適性と、操作性を追求しているという。サスペンションには、卓越した乗り心地とハンドリング、そして快適性を実現するモノチューブリアショック上に1組のプレミアムコイルを合体させた 「リジッドトライアングル」デザインを採用。これはレジェンド・スカウトが採用していたレイアウトを現代的にアップデートしたものだ。
国内販売価格は1,522,800円(税込)で、9月下旬より特設サイトにて先行予約受付を開始するという。また、期間中に予約すると全員に素敵なグッズがプレゼントされるキャンペーンも実施、納車時にはさらにダブルプレゼントも。
■Indian Motorcycle http://www.indianmotorcycle.co.jp/
●Indian SCOUT 主要諸元
エンジン:水冷4ストロークV型2気筒■総排気量:69ci(1,130cm3)■最大トルク:97.7Nm/5,900rpm■燃料供給システム:クローズドループ電子制御燃料噴射、60mmボア■クラッチ方式:湿式多板■トランスミッション:常噛式6段リターン■懸架方式(前×後):テレスコピックフォーク × 後デュアルショックアブソーバ■ブレーキ形式(前×後):φ298mmシングルディスク × φ298mmシングルディスク■タイヤ(前×後):130/90-16 72H × 150/80-16 71H■燃料タンク容量:14.2L■全長:2,311mm■ホイールベース:1,562mm■最低地上高:135mm■シート高:635mm■車両重量:253kg。