MBニュース&トピック

 

2012年5月31日 

■ゆっきー、世界耐久参戦へ

 全日本の最高峰・JSB1000クラスを戦う“ゆっきー”こと加賀山就臣が世界耐久選手権で合流するのは「スズキ・エンデュランス・レーシング・チーム(S.E.R.T.)」。北川圭一や酒井大作が所属し、これまで11度の世界タイトルを獲得している、スズキ・フランスを母体とした名門チームである。

 加賀山が走るのは4大会のうちカタール(6月10日)、鈴鹿(7月29日)、ドイツ(8月12日)の3大会。マシンはダンロップタイヤを装着するヨシムラスズキGSX-R1000と、全日本JSBで戦うマシンと同じパッケージとなる。

 ゆっきーの活躍に期待!

http://www.suzuki-racing.com/

2012年5月31日 

■KTMが鈴鹿8耐で“READY TO RACE”

 7月29日に決勝が行われる“真夏のバイクの祭典”こと鈴鹿8時間耐久レースに参戦するのは「KTM HAMAGUCHI RACING TEAM」。第1ライダーに2010年の鈴鹿4耐ウィナーである宮嶋佳毅、第2ライダーはチーム監督兼任で、12年連続参戦となる浜口喜博が起用される。

 戦うマシンは、純正カスタムパーツであるPOWER PARTSを中心にレーシングモディファイを施した1190 RC8 R。オーナーが望むなら、すぐに同等のマシンが制作できるという“READY TO RACE”を謳うKTMならではの体制だ。

 尚、マシンの詳細仕様や今後の活動などは、KTM JAPANのサイトで報告される予定。

問:KTM JAPAN TEL 03-3527-8885
http://www.ktm-japan.co.jp/

2012年5月30日 

■カフェスペースがオープンするHondaウエルカムプラザ青山で「ワイルド7」劇用車特別展示&レア物を抽選でプレゼント!

 本田技研工業本社ビルの1Fショールーム「ウエルカムプラザ青山」では、各種ドリンクを注文できるカウンターとカフェスペースを設置。6月1日(金)よりサービスを開始する。6月3日(日)までの期間は、ドリンクを注文した人に「ASIMOオリジナルクッキー」を1枚プレゼント!

 また、6月4日(月)までは映画「ワイルド7」で使用したCB1100(主役「瑛太」使用車両)と衣装も展示される。「ワイルド7」のDVD発売を記念して行われるもので来場者プレゼントも実施。ワイルド7DVD(5枚)、特製Tシャツ(30枚)、瑛太&深田恭子サイン入りプレスキット(2個)、椎名桔平サイン入り使用済みヘルメット(1個)をその場で抽選プレゼントされる。

 詳細はコチラ にて。

Hondaウエルカムプラザ青山
http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/

椎名桔平が劇中で実際に被ったヘルメット(ベースはアライ・アップタウン)

そんなレア物を本人のサイン入りで抽選プレゼント!(当選者には展示期間後送付)

2012年5月30日 

■ハーレーダビッドソン20車種のリコール(平成24年5月29日届出)

 対象車両は輸入期間:平成11年11月26日~平成23年10月13日の計26型式(計20車種)、計200台。

 不具合の部位(部品名)は「 制動装置(ブレーキホース) 」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「ディーラーオプションのステンレスメッシュ製ブレーキホースにおいて、ホース内側に使用されているチューブの材質が不適切であったため、よじれや曲げにより亀裂が入り、ブレーキフルードが漏れ、制動力が低下する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキが効かなくなるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両確認後、該当のブレーキホースが取り付けられているものは対策品と交換する」という。

 詳細はハーレーダビッドソン ジャパンのWEBサイト「リコール・サービス キャンペーン情報」http://www.harley-davidson.co.jp/recall/ にて。

問:ハーレーダビッドソン ジャパン カスタマーサービス TEL 0800-080-8080

2012年5月30日 

■ヤマハ・ドラッグスター400のリコール(平成24年5月29日届出)

 対象車両は型式EBL-VH02J (通称名:XVS400ドラッグスター )の車台番号VH02J-000102~VH02J-002371 (製作期間:平成21年10月22日~平成24年4月27日) の960台 、型式EBL-VH02J (通称名:XVS400Cドラッグスタークラシック )の車台番号VH02J-000022~VH02J-002331 (製作期間:平成21年10月9日~平成24年3月29日 )の1,388台 、計1型式(計2車種)、計2,348台 。

 不具合の部位(部品名) は「電気配線(ジョイントコネクタ) 」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 は「電気装置において、電気配線(メインハーネス)のジョイントコネクタの防水構造が不適切なため、雨天走行等により、電気配線内に入った水がエンジンコントロールユニット(ECU)や一部のセンサー・アクチュエータの端子部にまで浸入するものがある。そのため、端子間にリーク電流が生じてECU・一部のセンサー・アクチュエータが誤作動し、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなる、または、速度計が誤った表示をしたり、排出ガス値が基準値を超えるおそれがある 」というもの。

 改善措置の内容 は「全車両、当該電気配線を対策品と交換するとともに、電気配線に接続されているECU・センサー・アクチュエータの端子を点検し、腐食しているものは新品と交換する 」という。

問:ヤマハ発動機販売 市場改修お客様相談窓口 TEL 0120-133-120

2012年5月29日 

■いよいよ今週末、世界最高峰の“技”を間近で! 

2004年世界チャンピオン“フジガス”こと藤波貴久

 6月2日(土)・3日(日)の2日間、ツインリンクもてぎで「2012 FIM トライアル世界選手権シリーズ 第3戦 日本グランプリ」が開催される。今年で13回目を迎える日本グランプリは、自然との共存をテーマに誕生したTRもてぎだからこそ実現した大会である。

TOP(トップ)クラスを維持して(進行形ing)走り続ける藤波選手の今年の応援メニュー「フジガスTOPPing勝カレー」。3種類のフライをセクションに見立て、森の中をかけ上がる藤波選手をイメージ。900円。6月2日(土)・3日(日)の9時30分から17時30分、カフェレストラン オーク(各日100食)、グランツーリスモ カフェ(各日50食)にて販売( グランツーリスモ カフェへの入場はパドックエリアとなるため観戦券が必要)。

 セクションは全部で15設けられ、競技はこれを2ラップして行われる。今年は100%ハローウッズの森が舞台だ。日本グランプリは2日制のため、トータル60セクションにトライしDay1、Day2で優勝者が誕生する。

 注目はREPSOL MONTESA HONDAの二人。昨年まで5連覇を達成し、圧倒的強さを誇るトニー・ボウと、母国では負けられない2004年の世界チャンピオンである“フジガス”こと藤波貴久の戦いだろう。また、世界トップライダーたちが繰り出す、人間技とは思えないテクニックも見逃せない!

 グランプリ開催期間中は下の写真にあるような1990年代を中心としたトライアル・マシンの展示(Honda Collection Hall3階中央エリア)といったファンに向けたイベントの他、ファミリー向けイベントも多数用意。また、毎年恒例となっている藤波選手応援メニュー「フジガス勝カレー」(各日食数限定)もアリ!

 その他詳細はトライアル世界選手権日本グランプリ のWEBサイト にて

 尚、今年のTRもてぎは開業15周年記念として、全レースイベントの子ども観戦料金(3歳~中学生)が無料に。さらにバイクで来場した人は駐車料金が無料となる。

ツインリンクもてぎ
http://www.twinring.jp/

エディ・ルジャーンが世界チャンピオンとなったホンダRTL360(1982)

ルジャーンが3年連続世界チャンピオンとなったRS360T(1984年)

2ストローク時代の市販トライアル競技車、ホンダTLM260R(1990年)

藤波が世界ランキング2位となったホンダRTL(1999年)

2012年5月29日 

■五輪・銀メダリストが今年も「日本を旅する。」

 アーチェリーのオリンピック日本代表メダリスト・山本博氏はオフの時、一(いち)ライダーとしての側面をもつことでもお馴染み。

 “山本先生”という呼び名の方がしっくりとくる彼、CB1100で四国を旅した 昨年に続き、ホンダのホームページ内「ウイングライフ」 で日本を旅する模様を連載中。今回はNC700Xを駆り、南伊豆を走る。先生のバイク観や気さくな人柄、そしてツーリングの魅力が伝わってくるコンテンツだ。

 現在、第1回を公開中。下田の先にある弓ヶ浜は“アーチェリー人生の大切な想い出の場所”だとか。“ワカメ御飯”との再開など、NC700Xで向った南伊豆での“心のストレッチ”とは?

Wing Life
http://www.honda.co.jp/wing-life/

2012年5月28日 

■6月の“大人のバイク時間”は梅雨時期のバイクライフを紹介

京商R/Cバイクの新製品、ミニッツモトレーサー。

 ハードからソフトまで様々なモーターサイクルシーンを紹介する、BS11(日本BS放送)で毎週火曜日23時から放送中、“大人のバイク時間”ことMOTORISE。

 6月の放送は、雨が降ってもバイクに接することができる、インドアでも楽しめる「バイクホビー」を特集。

 第1弾のVol.33は京商R/Cバイクの新製品、ミニッツモトレーサーを紹介。新技術でさらに実車に近いコントロールが可能となったマシンを、番組ナビゲーターの中野真矢、
ゲストアシスタントの古澤恵がレポートする。

 第2弾Vol.34では世界のプラモデルブランド、タミヤを訪問。さらにタミヤプラモデルファクトリー横浜では、マスターからバイクプラモ製作のテクニックが伝授される。

タミヤプラモデルファクトリー横浜では、マスターが“技”を伝授

【6月の放送スケジュール】
Vol.33 「バイクホビー R/Cバイク」6月5日(本放送)、19日(再放送)
Vol.34 「バイクホビー バイクプラモデルの世界」6月12日(本放送)、26日(再放送)

MOTORISE
http://www.bs11.jp/entertainment/917/

2012年5月28日 

■ハーレーダビッドソン48車種のリコール(平成24年5月25日届出)

 対象車両は輸入期間:平成18年1月5日~平成24年3月30日の計65型式(計48車種)、計14,651台。

 不具合の部位(部品名)は「電装装置(前部霧灯用ハーネス)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「前部霧灯用ハーネスにおいて、設計過程における配線方法が、走行用前照灯点灯時に前部霧灯を点灯できない仕様になっている」というもの。

 改善措置の内容は「全車両確認後、該当するものは前部霧灯の配線に、対策ハーネスの追加、もしくは配線加工を行う」という。

 詳細はハーレーダビッドソン ジャパンのWEBサイト「リコール・サービス キャンペーン情報」http://www.harley-davidson.co.jp/recall/ にて。

問:ハーレーダビッドソン ジャパン カスタマーサービス TEL 0800-080-8080

2012年5月25日 

■カナダに漂着したハーレー、その後は?

 ニュースでお知りになった方もいらっしゃるだろう。東日本大震災の津波被害で、カナダ沿岸に漂着したハーレーダビッドソンについて、ハーレーダビッドソン ジャパンよりプレスリリースが出された(以下リリースより)。

津波被害でカナダ沿岸に漂着したハーレーダビッドソンについて

2012年5月25日
ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社
マーケティング&コミュニケーションズ
広報

 ハーレーダビッドソン社(本社:米国ウィスコンシン州ミルウォーキーNYSE:HOG)は、カナダのブリティッシュコロンビア州グレアム島の沿岸に漂着したハーレーダビッドソンを、当該車両のオーナーである横山育生氏と協議の結果、多くの尊い人命を奪った東日本大震災の追悼品として、ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソンミュージアムに寄贈いただき、保存することを決定いたしました。

 当該車両を発見したブリティッシュコロンビア州グレアム島在住のピーター・マーク氏と地元カナダの販売店であるディーリー・ハーレーダビッドソン カナダ、ハーレーダビッドソン ジャパンの協力のもと、当該車両の所有者である宮城県在住の横山氏と直接コンタクトを取ることに成功しました。ハーレーダビッドソン社は、当該車両をご本人の元にお戻しすることができないか等々、横山氏と協議を重ねましたが、未曾有の大震災から復興に向け苦闘している被災地の現状や横山氏の意思を尊重し、この大災害で失われたたくさんの命と、人生が大きく変わってしまった方々への追悼の意を込めて、当該車両をハーレーダビッドソンミュージアムへご寄贈いただき、保存されることとなりました。

 ハーレーダビッドソン社は、車両をご寄贈いただいた感謝の意を表して当該車両のオーナーである横山氏と発見者ピーター・マイク氏をハーレーダビッドソンミュージアムにご招待する予定です。今後、当該車両はカナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリアにある販売店スティーヴドレイン・ハーレーダビッドソンへ移送され、その後、ハーレーダビッドソンミュージアムへ移送される予定です。

 「ハーレーダビッドソンミュージアムは、この日本で起きた大震災の追悼品として漂着した状態のまま車両を保存できることを誇りに思います。」とハーレーダビッドソンミュージアム担当副社長であるビル・ダビッドソンはコメントしております。

~ハーレーダビッドソンオーナーの横山育生氏のコメント~

 東日本大震災により流失した私のハーレーダビッドソンが、被災から約1年の時を経過して約6,500kmも離れたカナダで発見されたことについては、驚きの一言に尽きます。また、発見いただきましたマークさんに対しましては、本来、カナダを訪れ、直接御礼を申し上げるべきところでありますが、未だ震災の影響等もありますことから、この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。
 遠く離れたカナダにバイクが漂着し、私の所有物であることが判明以来、多くの方々にご注目いただきましたが、未曾有の惨事となった東日本大震災が風化することのないよう、現状のまましかるべき場所に展示いただき、多くの方々に見ていただけるようハーレーダビッドソンミュージアムでの展示を希望したところであります。
 ミュージアムへの招待というありがたいお話も頂戴しましたが、震災の影響残る日々を過ごしておりますことから、ある程度落ち着いたころにお伺いしたいと考えており、その際には、是非とも発見いただいたマークさんとお会いし、直接御礼を申し上げたいと切に願います。
 最後になりますが、この度の一件も含め、震災以降、全世界の皆様から多大なる心温まるご支援を頂戴しましたことに対し、改めて御礼申し上げますとともに、東日本大震災という世界の歴史に残る大惨事を後世に伝えていただきますようよろしくお願いいたします。